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食品中の放射性物 質の新たな基準値
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/leaflet_120329.pdf
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品中の放射性物質の 準値 新たな基準値について(資料2)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/120117-1-03-01.pdf
これを、見ると対象核種は
セシウム134、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム、ルテニウム106
になります。これらの影響を、合わせてトータルの数字を表記しています。
ここに微妙な問題があります。
ストロンチウム90とプルトニウムは、計測に時間がかかると思います。
また放射線の性質が違い、セシウムよりはるかに危険です。それを混ぜてしまってよいのか??と言うのが一つ。
2年で、元の放射線の強さの50%に減少する
4年で、元の放射線の強さの25%に減少する
6年で、元の放射線の強さの12・5%に減少する
8年で、元の放射線の強さの6.25%に減少する
10年で、元の放射線の強さの3.125%に減少する
10年少々したら、セシウム2核種に占める割合は、「3.125%」しかない事になります。
仮に100ベクレル{1kgのうち}の汚染が検出された場合、100ベクレルのうち、97ベクレル弱が、セシウム137になります。時間がたてば経つほど、セシウム137単体(半減期約30年)の基準になって行きます。
そうなっていくことを考えると
ベラルーシやウクライナの基準値と、単純に比較できることになります。
食品の放射性セシウムの新基準値について考える
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2013/11/03/200456
比較して考えるなら、いかにも大雑把で、しかも緩い事が分かります。
しかも、日本の基準値には「ストロンチウム90とプルトニウム」が含まれています。
日本の現行の基準値には、このような問題があることを知った上で、それをそのまま受け入れて大丈夫なのか?自分なりの基準値を考えるべきなのか?考えるべきだと思います。
更に検査方法や、検査の頻度、つまり流通してる食品や食材のうちどれだけ調査しているかの問題もあります。
※参考記事
放射性物質検査 日本の監視員はEUの10分の1<dot.(AERA×週刊朝日)
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2013/11/04/191117
食品安全検査は機材も人も足りずにお手上げ~じわじわ広がる土壌・海水の放射能汚染(週刊朝日2011年6月10日号)<サラリーマン活力再生>
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2013/10/07/205157
東電「高線量」発表に批判 ベータ、ガンマ線区別せず<47トピックス
2013-10-28 22:34:32
http://blog.goo.ne.jp/kg7n-oka6re4bl_kd6b-ra6bi_4eg/e/eeebfaff36c6d96586a3d614a3e5d6dc
体重5kgの赤ちゃんは毎日0.32ベクレル セシウム137 を摂取し続けると体内10ベクレル/㎏になる(2012.04.02 )内部被ばくを考える市民研究会
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2013/10/20/210234
ベルトコンベア方式による福島産コメの全袋検査の信頼性<アーバンプレッパー>
2012-10-09
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/20121009/1349739247
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