「北の山・じろう」時事問題などの日記

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ロシアに侵攻されたウクライナの歴史を考える

2022年03月13日(日)02:20

ロシアとウクライナの関係は、長い歴史があります。
ウクライナの起源は、「キエフ公国」が歴史の記録に見えます。
キエフ公国 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%A8%E3%83%95%E5%85%AC%E5%9B%BD
12世紀から15世紀の話です。
その当時、ロシアと言う国はまだ存在しません。
ロシア帝国 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%B8%9D%E5%9B%BD

ロシア帝国が、歴史上に現れるのはその後です。

ここで、支配と被支配の関係が徐々に出来上がってきます。ロシアがウクライナを支配する構図です。
ウクライナの歴史」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

幾度となくウクライナの独立闘争は、繰り返されました。
有名なのは、「ステンカ・ラージン」の反乱でしょう。
「スチェパン・ラージン - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%B3

近年では、「ナチス・ドイツ」がロシアに侵攻した時、ウクライナの独立派は、ナチス・ドイツとともに自分たちの独立を賭けて、旧ソ連と戦いました。

結論は、旧ソ連の勝利に終わりウクライナの独立は成功せず、ロシアの共和国のままでした。当然、ソ連に反逆したのですからスターリンウクライナへの報復は苛烈なものであったと思われます。

それを緩和するために、次のフルシュチョフは「クリミア半島」を、ウクライナ編入しました。
ロシアにとっては、2度にわたるトルコとの戦争で得た「ロシア人の血」で獲得した領土です。つまり、この時点では、ウクライナが将来、分離独立するなど当時の旧ソ連では考えられないことだったのであろうと思います。

ロシア帝国が勢力や領土を拡大していく中では、旧ソ連の最大領土の中で、それを納得しない地域は多数あったと言うことです。

旧ソ連が政治的に崩壊した後は、多くの旧ソ連の共和国が分離独立しました。

それを象徴する「歌」があります。
「百万本のバラ」
これは、実は旧ソ連がぱくったものです。
それを、日本のインテリ某歌手が翻訳してリリースしました。だから、日本人の多くはこの歌を完全に「誤解!」しているでしょう。

原曲は、「マーラが与えた人生」 (百万本のバラ)のラトビアオリジナル訳詩
URLは、記載しません。
歌詞の意味は、全く違います。
旧ソ連に軍事的に支配されていた「ラトビア」の歌です。
歌詞に込められた意味を、インテリジェンスのある人は理解できると思います。

日本人は、全く知らない。
でも、知る人は知る世界の歴史と政治の常識です。

簡単に考えるなら?
「百万本のバラ」と「マーラが与えた人生」 を両方聞いて意味を考えるなら?
旧ソ連に軍事的占領された国の意識が理解できると思います。ウクライナは、ロシア帝国が勃興する過程で軍事的に支配下に置かれ、その後何度も独立を求めて反乱を繰り返してきた国です。

ウクライナ人のDNAには、その歴史が刷り込まれています。ウクライナ独立は、ウクライナの先祖代々の民族的悲願です。それが旧ソ連の政治的崩壊により、やっと達成されました。

一方の、ロシアからすると?
ウクライナは、自分たちの領土だと考えます。
プーチンは、大ロシアの復活を夢想しているのだと思います。クリミアは、上手くいった。次は、ウクライナだ!
その次は?

プーチンは、「裸の王様」になり今や、スターリン以上の独裁者でしょう。ナチス・ドイツヒットラーと似ていてそのミニサイズです。今のロシアにドイツ第三帝国ほどの軍事力があるとは、個人的には思いません。

アメリカ合衆国のやることは、常に遅いです。
しかし、ロシアのウクライナ進攻が現在の世界秩序を破壊するものだと、アメリカが判断したならば、アメリカはNATOとは別に単独でも参戦すると思います。

ウクライナを、いつまでも放置すればやがては、それ以外の東ヨーロッパの国々も「ロシアの牙」の餌食となるでしょう。

それは、第三次世界大戦の始まりです。
それを、防ごうとするなら?
今の段階で、アメリカがウクライナに正規軍を派遣し軍事援助をしなければなりません。直接に戦闘に参加する必要はありません。
バイデン大統領は、はなから腰が引けていますが?
アメリカが世界の中心であるのならば?
アフガンやイラクなど、小物を相手にするのではなく?

NATOに依存せず、アメリカ単独でやるしかないでしょう。アメリカの覇権を維持しようとするなら・・・

なんだか?
第二次世界大戦の始まり方と、よく似ているんですね?
ナチス・ドイツ旧ソ連ポーランド分割に対して、イギリスもフランスも見て見ぬふりをしました。
結果として、それがナチス・ドイツの西ヨーロッパへの進攻作戦を招きました。
幸いにして、ヨーロッパ以外では軍事的な火種はありません。
ロシアのウクライナへの軍事作戦は、上手くいっているとは、言えない状況です。
軍事の素人から見ても、作戦・補給・制空権の面でほとんど素人みたいなことを、やっています。理由は、今のロシア軍に戦争経験のある軍事参謀や指揮官がいないからでしょう。旧ソ連のアフガン侵攻からは随分、年月が経ちました。また、プーチンが軍事顧問の意見を無視するからだと思います。

ほら!やれよ!ア◎リカ!!!
弱い相手としか?やれなければ?
舐められるよ!!!

☆歴史は、繰り返す
ナチス・ドイツがしたことを、プーチンがしない保証は、全くありません。ヒットラーみたいなのが、また出てきたんですから・・・

もっとも?ドイツ第三帝国の軍事力とは?
現在のロシアの軍事力は、比較にもなりませんが?
単に膨大な核兵器保有しているだけです。
全部の核兵器を、お互いに打ち合うのも?
地球環境には、良いことかもしれません。

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社

www.jrc.or.jp