「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

暇つぶし(NYで起きていること)

暇だと、退屈だから日記を書きます。
文章を書くのが好きなんでしょうね?

今日、ブルームバーグの記事を読んでいて気になることがありました。
株が売られたのは、知っています。
問題は、アメリカ国債の利回りが上昇している点です。
利回りが上昇するのは、売る人が多いからです。
買う人が多ければ、利回りは低下します。

つまり?
NY市場の投資家は、リスクを避け現金ポジションを増やしていることを暗示しています。株もアメリカ国債も売られていると言うことになります。

リスク・オフの状態になりつつあることを暗示しているように思えます。
近い将来にリスクがある場合、このような行動を取ります。当然に大口の機関投資家やファンドは、多くの情報を持っていますし、それを日々分析しています。
その結果として、リスク・オフの動きをしているとしたら?

アメリカの中央銀行は、今後も利上げを続けることが、既定路線のようです。アメリカでもインフレが進行しており中央銀行の許容範囲を超えています。
ヨーロッパでも他の地域の国々でもインフレは同じです。
既に、ウクライナ紛争の前から、資源・エネルギー価格や食料品価格は高騰しています。紛争がそれに拍車をかけました。世界的に、各国の中央銀行は利上げに動かざるを得ません。

日本だけが、その流れに逆らうことは出来ません。
もし、今のゼロ金利政策を続ければ更なる円安の進行を招き、結果として輸入物価が上昇し企業収益を圧迫します。そしてGDPの大きな部分を占める個人消費は、物価高騰により支出を減らすようになると思います。既に輸出入の部分では、赤字になっています。輸出より輸入代金の方が多い状態です。

アメリカが金利の段階的な引き上げに踏み切ったのは、株価を犠牲にしてアメリカ経済の安定を優先したと言うことです。今までのアメリカ政府の株高政策が、経済安定優先に変化したと思うべきだと推測します。

以上から、導かれる事は?
やはり、リスク・オフの可能性です。

☆追記
アメリカも日本と同じで内需国です。
個人消費GDPに占める割合は、日本以上に高いと思います。旺盛な個人消費の増加がアメリカ経済を支えてきた部分が大きいと思います。
西ヨーロッパはもっとひどいですが、アメリカでもインフレが急速に進行しつつあります。
以下のロイターの記事にその内容が書いてあります。
ロイター
コラム:サブスクに陰り、ネトフリ会員減
が暗示する経済の行方
2022年4月29日7:58 午前1日前更新
https://jp.reuters.com/article/peak-subscription-idJPKCN2MK08N

記事から引用(ただし、これには29日の下落分は含まれていません)>
高値から見て
S&P総合500種も13%下がった。
ナスダック総合指数23%下落。

投資家心理の変化する下落率は、以前に書きました。
ごく大雑把に、-20%です。
ナスダックは、それを超えて下落しています。
S&P総合500種も、徐々にそのレベルに近付きつつあります。
日経平均は、ごく大雑把に24000円付近です。

☆ご参考
ブルームバーグ
S&P500種は4000割れが「臨界点」、大量脱出の引き金に-BofA
2022年4月30日 6:13 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-29/RB4114DWRGG201?srnd=cojp-v2

4月29日(金)NY市場
S&P500 引け値 4131・93
-3・36%(-155・57)

ちなみに最高値は、約4750
20%押しは?4750×0・8=3800

ナスダックは、既に20%をかなり下回っています。

東京市場は?(終値を四捨五入で概算)
N225
高値9月13日30500
直近安値3月7日26468円
高値からの20%押し→24400円

トピックス
高値9月13日2100
安値3月7日1755
高値からの20%押し→1680

特にN225 は、3月安値が丁度20%押しの付近です。

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社

 

www.jrc.or.jp