「北の山・じろう」時事問題などの日記

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アメリカNY市場、主要指標の見かた

アメリカの指標で私が、観察をするのは3つです。
ダウ工業30種
S&P500種
ナスダック

それぞれ特徴があります。
ダウ30は、アメリカ最強(=NYの飾り窓)の指数です。アメリカ最強の巨大企業30社を指数化したものです。アメリカ市場の宣伝的指数であり、アメリカマーケットの実態を表しては、いません。

ナスダックは、将来の夢を買う指標です。アメリカの夢を追うときは、極端に買われます。夢が覚めた時は、極端に売られます。

S&P500は、一番アメリカのマーケットを反映していると言われています。アメリカの優良企業500社が採用され指数化されたものです。

NYマーケットを判断するメジャーは、S&P500であることになります。上場投資信託もS&P500を基準にしたものが多いと思います。

一方で、ナスダック銘柄に基準を置く上場投資信託もあります。(ナスダック銘柄を中心に運用します)

それを踏まえて、NY市場を見ると?
ナスダックは、ほぼ暴落の過程にあります。
すでに、ピークから20%以上下落しどこで一旦目先底を付けるかが問題です。

S&P500は、際どく首の皮一枚残っている状況です。
4000割れからリスクが急拡大し、3800ポイントが20%押しの水準です。ここら辺から、売り物が急増するリスクがあります。何しろ値段の高い水準で流入した資金が日本円で1兆3千億円くらいあるそうです。
4000ポイント割れから、その資金が流出するリスクがあります。

チャートを見る限り、それは時間の問題のように思えます。余程、奇跡的にインパクトのある好材料が出ない限り3800ポイントに到達すると推測します。

NYマーケットの状況は、東京マーケットの状況より、はるかに危機的です。要は、巨額のバブルマネーを呼び込みながら株価上昇を続けてきただけに、それが一旦流出し始めると、暴落に繋がります。

これは、すぐ近い将来に起こりうるリスクです。
S&P500だけで、1兆3千億円の資金が流出(=投げ売り)するのは、大きなリスクと言わざるを得ません。

ナスダックからは、もう資金の流出が始まっていると思います。

一旦、アメリカの10数年に及ぶ巨大バブルが弾けたなら?その影響は、世界の株式市場に波及します。
それは、世界同時株価暴落の形で現れます。

5月2日のNYマーケットを見て、その認識が強まりました。そんなに遠くない日に、1回目の暴落が起きるリスクを、指摘しておきます。
もちろん、それは可能性の一つにすぎません。

 

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