「北の山・じろう」時事問題などの日記

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マクドナルドが、ロシア事業の撤退を決定

と、書くとたんなる一企業がロシアから撤退するように見えます。

マクドナルド、ロシアから撤退 冷戦終結の象徴30年で幕
2022年05月16日21時35分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600950&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

しかし、マクドナルドはある意味で東西冷戦終結の象徴とも言えるべき企業です。単なるファーストフード・チェーンの撤退では、ありません。
米ロ融和の象徴が、マクドナルドです。
マクドナルドの撤退は、米ロ完全手切れを意味します。

マクドナルドは、世界中大抵どこの国にもあります。
ないのは、北朝鮮位でしょう。
つまり、マクドナルドの撤退から見えてくることは?
ロシアは、北朝鮮並みと言うことです。

マクドナルドは、ロシアのウクライナ進攻が後営業を停止していました。今回の決定は、もう米ロ関係が元には戻ることがなく、またロシアにマクドナルドがあることは、世界的に見てマクドナルドのブランドに悪影響があるとの判断だと思います。

ドイツのシーメンスも踏ん切り悪く、ロシアに拠点を残していましたが、ロシア事業の撤退を決定しました。
ロシアにとって長年の盟友ドイツ企業からも、見放されつつあります。

フィンランドノキア、スウエーデンのエリクソン
北欧の企業もロシアから撤退しました。この両企業は、ロシアの通信インフラを支えていました。中国からも2社参加していましたが、大手の1社は事業を停止しています。残った一番技術力に劣る中国企業が、それを全部引き受ける方向です。通信インフラすら、ロシアは自国の技術で整備することは出来ません。ノキアエリクソンの代わりを中国の技術力に劣る企業が代替することは出来ません。
ロシアは、国内の通信網の維持すら出来なくなると思います。

既に、ロシアはウクライナとの戦争で負けつつあります。
【ロシア、投入軍3分の1失うと英分析 NATO総長「ウクライナ勝利可能」】
2022年05月16日05時56分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600109&g=int
【対ロシア国境に到達と主張 北東部で反攻のウクライナ軍】2022年05月16日21時10分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600989&g=int

外交面でも、大敗北しました。西側諸国の結束のみならず
スウェーデンNATO加盟方針決定 フィンランドと同時申請へ】2022年05月17日00時09分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022051600902&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

中立であった北欧の2か国の軍事大国を、NATOの側に追いやりました。スウエーデンもフィンランドも中立を国是としてきましたから、国防軍は強力です。

ロシアの同盟国は、ベラルーシだけになりました。

ウクライナの制圧に失敗し、北欧2か国をNATOの側に追いやるようでは、何のためにウクライナに軍事侵攻したのか、結果として意味不明であり、ロシアにとって最悪の状況を生み出しました。

今回のウクライナ軍事侵攻の結果として、ロシアの金儲けを求める西側企業は、なくなるでしょう。つまり、進出する企業がなくなると言うことです。

軍事的にも外交的にも経済的にも、全てにおいて大失敗をしました。ロシアは、再起不能です。内部的に分裂するか、中国の属国的立場に追いやられるか?
道は、二つのどちらかです。

ウクライナは、勝利するでしょう。
ロシアの遠征軍がウクライナにとどまれば、全滅すると思います。すでに3分の1は戦闘不能状態になっているようです。ウクライナ軍は、数で劣るから一気には無理ですが?順番にロシア軍を撃破していくと思います。
北東部は、大体国境付近までロシア軍を追い払いました。
次は、東部でしょう。
東部が済んだら、南部です。
クリミアまで回復するかもしれません。
その間、ロシア経済は壊滅的な打撃を受けます。

しかも、それだけでは終わりません。
ロシア軍は、ウクライナを徹底的に破壊し乱暴狼藉の限りを尽くしました。戦後のウクライナの復興問題があります。現在は、敗戦国に賠償を求めないことになっています。敗戦国の経済が破綻して、賠償金の負担などできないからです。
しかし?
ロシアは違います。まず、凍結されている海外資産があります。当然にこれは、ウクライナの復興資金に充当されます。それだけでは足りないでしょう。
ロシアには、エネルギー・資源・食料の輸出があります。
当然に、ここにも税金が課せられるでしょう。
輸出金額の一定割合を、ウクライナ復興資金に充当するよう強制されると思います。
なまじ日銭を稼げる分だけ、むしりようがあります。

戦争は勝てば「官軍」!
負ければ、「賊軍」!
ロシアには、このような未来が待ち受けています。
何の根拠もない、侵略戦争の跳ね返りは大きいです。
よくロシア人が、プーチンを放置しておくものだと?
変に感心します。

 

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