「北の山・じろう」時事問題などの日記

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ウクライナ紛争の今(5月24日)

どうやら、キーウ方面の北部ではロシア軍が撤退し北東部のハルキウでは、ロシア軍の排除に成功し国境付近までロシア軍を押し戻しつつあるようです。

南部では、完全にロシア軍の進撃を食い止め目標であるオデーサには全然届かず、その手前の要衝で進撃を防いでいます。一部ではウクライナ軍が領土を奪還しているようです。

問題は、東部でここは、元々親ロシア勢力がウクライナ軍と武力闘争を繰り広げており、ロシア軍が優勢に戦線を維持しています。ウクライナ軍・ロシア軍ともにこのエリアに最大兵力を集中しています。
今のところ、ロシア軍の西進の動きは阻止されています。
しかし、戦線をかろうじてウクライナ軍が維持しているのが現状だと思います。

ウクライナ軍・ロシア軍ともに兵員には甚大な被害が出ている模様です。イギリス国防省の見解では、ロシア軍は投入兵力の3分の1を失っているとの推測です。
ウクライナ侵攻に動員されたロシア軍は約19万人とされています。概算62700人の死傷者が出ていることになります。ウクライナ軍も同程度の損害が推測されます。

ロシア軍が現在の占領地域から前進できない最大の理由は兵力の不足です。
ウクライナ軍がロシア軍に攻勢をかけられない理由も同じです。
ただし、違いはあります。
ロシア軍の方は、増援部隊を送るのは難しいと思います。
もう、ロシア国内からは首都・大都市を防衛する部隊を派遣するしかないでしょう。それが難しい理由があります。それは後述します。
一方、ウクライナ軍は志願者を中心として新規の部隊を訓練中だと思います。それが前線に配備できるようになれば増援部隊が来ます。装備はアメリカ・NATOから毎日送られて来ます。日がたつにつれ、ウクライナ軍は強化されるでしょう。
一見泥沼のように見える東部戦線も日が経過すれば、ウクライナ優位に形勢が変化します。ウクライナは、それまで前線を維持し持ちこたえれば、反撃の可能性が出てきます。

現状は、東部・南部とも戦線は膠着し持久戦になっていると言うのが正解のようです。少なくともロシア軍の西進の試みは、阻止されています。

何故?大軍を擁しながらロシア軍は勝てないのか?
下記の記事を読むと内容が説明されています。
ウクライナで苦戦するロシア軍、その失敗の本質】
2022年05月21日(土)15時00分
https://www.newsweekjapan.jp/glenn/2022/05/post-81_1.php

そして、独裁者の健康不安説があります。元MI6長官のコメントですから、単なる希望的観測ではないと思います。
「MI6」は、イギリスの対外情報部です。
【「プーチンは来年引退、政権も瓦解か」──元MI6長官】
Putin Will 'Be Gone by 2023,' Likely to Sanatorium, Predicts Ex-MI6 Chief
2022年5月23日(月)17時22分
ファトマ・ハレド
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/mi6-1_1.php

そして、ロシア軍が弱い理由にロシア軍の主力は貧しい地方の少数民族の貧困家庭の若者が多いことも理由です。
戦死者を見ても、この地域の出身者がほとんどで、モスクワやペテルスブルグの兵士は、数人だそうです。ロシアで公式に発表されている約2000人のうちの数人です。
貧しい異民族の貧困家庭から若者をかき集めてロシア軍を編成している実態が見えてきます。そして危険な前線や戦闘地帯に送り込まれるのも、こうした若者です。

【ロシアの戦死者、若年・貧困地出身・少数民族が大半】
2022年5月24日 12:00 発信地:パリ/フランス
[ フランス ヨーロッパ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3405461?cx_part=top_category&cx_position=4

そして、この地域には「棺桶」や戦傷者が多数送り帰されているでしょう。

ウクライナはロシア国内で妨害工作を行っているのか?】
2022年5月14日 9:00 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3403975

【ロシアで爆発や火災相次ぐ 19件、ウクライナの破壊工作か】
2022年05月03日06時51分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050300153&g=int

ロシア全土で広域に発生しています。
その背景が、見えるような気がします。