「北の山・じろう」時事問題などの日記

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ウクライナ紛争その後・2022年06月06日(月)19:17

東部戦線は、激戦です。
激戦になっている理由は、ロシア軍が弱体化してここを攻める以外に方法がないからです。
北東部と南部では、ウクライナ軍が優勢になりました。
ロシアとしては、東部で成果を上げないとそれこそロシア国内の強硬派が、プーチン排除に動く気配があります。

東部セベロドネツクを巡る激戦が続いています。
市街戦になっています。市内に残る民間人は戦闘が激しく避難することも出来ません。

一時は、ロシア軍が市の大部分を占拠しウクライナ軍後退の気配が濃厚でした。
もちろん、ウクライナ軍は後方に塹壕を用意していて後退後、徹底抗戦の準備をしています。

ところが?ウクライナ軍が市の半分を奪還しました。

その理由がお粗末・・
ロイターから引用>
国防省は同日、セベロドネツクにおけるウクライナ軍の過去24時間の反撃により、ロシア軍の作戦の勢いが鈍る可能性が高いと分析した。ロシアは自国部隊へのリスクを抑えるため、装備の乏しい親ロ派武装勢力を同市に展開しているという。
<引用終わり

親ロ派武装勢力は、単なる武装した市民であり軍隊ではありません。当たり前ですが、戦闘に慣れたウクライナ軍と戦えば、負けるに決まっています。
膨大な損害を出してせっかく占拠した市街地の約半分を失いました。

ここら辺が、ロシア軍の良く分からないところです。
理由は、武器と言う意味でも人員と言う意味でも損害が甚大だからです。増援部隊は来ません。
そのため、親ロ派武装勢力を動員する。
そして、占領地を失う。
このような悪循環に陥っています。

キーウにミサイル攻撃、東部セベロドネツクウクライナが5割奪還
2022年6月6日7:22 午前Updated 3時間前
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-idJPKBN2NM0KF

ここで、競り負けるとロシア軍が部分的にも勝利する可能性は、少なくなります。
一方で、ウクライナ軍には距離の長い攻撃兵器がやがて届きます。ロケット弾や射程の長い自走砲などです。
そうなると、火力の点では互角になるので、ウクライナ軍は攻勢に出ると思います。
ウクライナ軍には、時間が有利に働きます。

タリバンの捕虜がアメリカ軍に言ったそうです。

アメリカには、時計があるだろう。(時間が限られている)
自分たちには、時間がある。

そして、結果はNATOのアフガン全面撤退となりました。
全く同じことがロシアにも言えます。

時間の経過とともにロシア軍は、不利になります。
ウクライナ軍は、今持ちこたえれば時が味方します。

もう、ロシア軍には増援部隊は来ません。
ロシア国内の物流は、ずたずたです。生産力は元からありません。
兵器の生産にしても、砲弾や弾丸を作るくらいしか出来ません。旧ソ連時代の在庫を使い切ると兵器の補充すら困難になります。

ロシア国内では、プーチンとその一派は強硬派から、突き上げられています。
「やり方が!手ぬるい!」

一方で、兵員の募集は出来ていません。
兵役拒否や徴募妨害の動きが出ています。
全面戦時体制に移行するしかない状態です。
でも、それも難しいことです。
「特別軍事作戦」であり、戦争ではないからです。
ロシア国民とは、無関係だから今までロシア国民はプーチンプロパガンダを信じて、支持してきました。
戦争になれば、ロシア国民の反応は全然違うでしょう。
今までは?「ひとごと」でした。
戦争になれば、さすがのロシア国民も黙ってはいないでしょう。

何より?
BBC(イギリス)の電波は、ロシアにも届きます。
英語を理解するロシア人は、既にウクライナの真実を知っていると思います。

もう、プーチン一派に出来ることは、何もありません。
ロシア国外に逃亡した方が、いいでしょう。
中国なら受け入れてくれるかもしれません。それとも北朝鮮かな?身代金付きで行けば、受け入れてくれると思います。

裸の王様プーチンには、それを言ってくれる人すらいないようです。もっとも病状が重いようですから、そんなにプーチンの命自体が長くないかもしれません。

ウクライナのロシア兵の運命は、皆殺しです。
それは、当然とも言えますが責任はプーチン一派にあります。ウクライナ方面軍の司令官は、クーデターを起こしてモスクワを攻めるべきだと思います。
ウクライナ方面軍の兵士は、全員その命令に従うと思います。多分、ウクライナで戦う意欲のあるロシア兵は皆無だと思います。プーチンを殺すのなら、全員賛成でしょう。