「北の山・じろう」時事問題などの日記

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チェルノブイリ原発事故の推定犠牲者98万5千人の衝撃!!!

★台風情報にご注意下さい!!!

最近、政府の達観的な原発沈静化への見通しや御用マスコミの能天気な報道を見ている。
秋の日は、ユルユルとのどかに流れていく。

自分は間違っているんじゃないか???
必要の無い事を、しているんじゃないか???
こんな気になる事も有ります。

しかし、原発に関する東電と政府の広報は、ウソに決まっているし、各地の放射線計測数値は
放射能汚染の現実を示しています。食品の汚染数字も現実を示しています。

何より、チェルノブイリの放射能による死亡者推計98万5千人と言う重い数字が存在します。
健康被害の発病者に至っては、数字すらありません。汚染の範囲が広大すぎて、推計すら出来ないためと思われます。死亡者数についてだって、IAEAの妨害を受けながら、苦労して科学者たちが推計したと思われます。原子力利権が強力なのは日本だけでは、ありません。
何処の国でも同じなのです。

チェルノブイリ原発事故の汚染は広大な土地に広がり、東はウラル山脈の西まで、西はイギリスまで地図で見ると実に広い土地が放射能に汚染されています。

海洋汚染の汚染物質の流出を東電は、3分の1に誤魔化していました。
全放出量についても、東電の発表より保安院の推測のほうが、かなり多かったこともあります。

まるで、原発事故は沈静化しつつあるようなことを最近、政府は言っています。
来年くらいには、何とかなりそうな印象を受けます。

しかし、思い出してください。
米スリーマイルズ島原発事故では、核燃料が半分近くメルト・ダウンして圧力容器の中に留まったにも関わらず、核燃料の取出しが出来たのは、事故から10年後(?)だったはずです。

日本と同様、核燃料がメルト・アウトしたチェルノブイリでは、「石棺方式」を採るしか方法が無く
今も放射線と放射能を出し続けています。石棺が経年劣化し外側を再度覆う計画が立てられていますが、完成までには時間がかかりそうです。

これらを考えるなら、来年どうにかなる、と言うのは気休め・人気取りの「大ウソ」に決まっています。
この雰囲気を作り出す、マスコミには本当に腹が立ちます。いくら金を貰っているとは言え、余りに
良心に欠けえいると思います。

「政府が、事故を小さく見せようとする」
これは、アメリカ・ソ連、そして周辺国でも同じでした。政府とは、そのような性質があるのです。
シカシ、マスコミは違うでしょう???
政府ノウソを追及して、事実を自分で調査して公表するのがマスコミの仕事であるはずです。
政府・行政・東電と一緒に、事実隠しに熱心な、日本のマスコミに、最早存在価値はゼロです。


我々国民の心構えとしては、このようなウソに騙されない!!!
これが、大切かと思います。
もし、政府・行政・東電の「大ウソ」を信じて、普通の生活をしていたら将来の健康被害続出
なのは、間違いありません。既に、それは大体、確定的と言っていいほど確率の高い事だと
思います。
これから出来る事は、まだ内部被曝量の少ない人達をいかにして救うか???
これだけです。

200万人の健康被害を、100万人に減らすと言うような話です。
このままでは、一体何百万人の人達に健康被害が発症するか見当もつきません。
汚染地域に4000万人以上の人々が暮らしているのです。
汚染の少ない地域の人々には、放射能に対して無警戒な人が沢山いると思います。
マスコミから情報を得ている人ほどそうだと思います。
オマケに、政府は「直ちに被害はありません」と「ウソ」をつき続けてきたのですから、これを
真に受けている人達は、まず健康被害を免れる事は出来ないと思います。

事実が分かるのは、チェルノブイリの例を見るなら、4年後です。4年後から小児甲状腺ガンが急増し始めます。そうなれば真剣に健康被害について考え始めると思いますが、その時は
手遅れです。食品を通じて内部被爆が「蓄積」しているでしょう。

放射能は、目に見えるものでは無く、臭いもありません。五感に感じるものでは、無いのです。
放射線計測器の数字でしか確認できません。
しかし、もう一つ確認する方法があり、それは土壌の汚染検査と食品の汚染検査です。
又、下水道処理施設の焼却灰や家庭ゴミ焼却場の焼却灰の検査からも知ることが出来ます。
これらは、全て放射能汚染を示しています。
焼却灰は、200km以上離れた東京でも少なからず汚染されている事を示しています。

「数字は、嘘をつかない」
昔の大物相場師の言葉です。城山三郎の「百戦百勝」のモデルになった人です。
目に見えない以上、数字を信じて行動の目安とするしか方法は、ありません。