「北の山・じろう」時事問題などの日記

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被曝の健康基準について、是非、知っておきたい事(これは、とても重要です)・・その1  2011年07月28日 13時

健康基準について、是非、知っておきたい事(これは、とても重要です)・・その1    2011年07月28日 13時


欧米にも、原発利権が存在し、やはり放射能について安全基準を誤魔化している現状があるようです。これを、日本の原発利権組が利用して国民を誤魔化していると言う現実が、あるようです。
クリス・バズビー博士は、「遠くへ逃げよ」と警告しています。果たして、どちらが正しいのか???


週刊現代8月6日号から、全文引用
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欧州放射線リスク委員会・・クリス・バズビー科学委員長が日本人への警告
「ICRPの健康基準なんか、信用してはいけない」
(かれらは、放射能利権を守りたいだけ)

氏のコメント
日本政府がICRP(国際放射線防護委員会)の基準を盾にとって、「年間20mSv(ミリ・シーベルト)までの被曝は安全」と主張しているのは、言語に絶するほど間違っている。ICRPのリスク・モデルは元々1952年に作られたもので、その基準は軍需産業が核実験を正当化するためのものです」

こう話すのは、欧州放射線リスク委員会(ECRR)の科学委員長、クリシ・バズビー博士である。
ECRRは、各国が各国が放射線被曝の際の基準としているICRPのリスク・モデルを批判している科学者の団体で、両者の主張のもとも大きな相違点は、内部被曝を、どの程度リスクに織り込むかという点だ。
<日本政府が錦の御旗にするICRPのモデルには、どんな問題が、あるのか。>
一つは、やはり内部被曝の危険性を過小評価している点です。
外部被曝と内部被曝の違いは、こうイメージして下さい。石炭がくべられている暖炉の前に私が座ると、身体を暖めることができます。
しかし、その赤熱した石炭を食べて体内に取り込もうとすれば、どうなるでしょうか?
私は、すぐに死んでしまいます。
それが、外部被曝と内部被曝の危険度の違いです。
 
我々は現在、フクシマから100kmの地点で採取した自動車のエア・フィルターを調べていますが、ストロンチウムやウランが検出されている。これらは内部被曝するとDNAと結合し、非常に危険です。

それにICRPを信用してはいけない理由があります。2009年4月、私はスウエーデンのストックホルムでICRPの最高責任者の一人であるジャック・ヴァレンテイン博士に会いました。

彼こそがICRPのリスク・モデルを書いた張本人ですが、彼は私に、「ICRPの内部被曝についてのリスク・モデツは間違っている」と認めたのです。
彼はその際、内部被曝について「最大900倍ものエラー(過小評価)がある」と証言しています。
彼がそうした発言を始めたのは、ICRPを辞任したから。それで、ようやく、「自分達は間違っていた」と証言し始めたわけです。


{欧州にも原子力村はある}

<ICRPや原発推進派の学者による学説を根拠に、日本でも「チェルノブイリでも大きな健康被害はほとんど無かった」と主張する専門家がいる。>

そうした人々は、刑務所に送られるべきです。
私は個人的に、「科学的不誠実」(scientific dishonesty)という犯罪があるべきだと思っています。
該当する学者は、津上の刑事裁判と同じように法廷で裁かれるべきだと思う。

以下、次号へ

<参考資料>

1ミリと20ミリ・・・ICRPは何を言っているのか?
http://takedanet.com/2011/05/post_4165.html
国・東電・全てのマスコミが口を揃える理由 - ICRPの欠陥
http://blog.livedoor.jp/jazzim/archives/2728921.html
国際放射線防護委員会(ウイキペデイア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

薔薇、または陽だまりの猫(個人ブログ)
ECRRクリス・バズビー論文「福島の破局的事故の健康影響」日本語訳/Peace Philosophy
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/d4decb5c2c894e7f2bc57c888244e7d4
欧州放射線リスク委員会(市民団体、欧州緑の党が母体)ウイキペデイア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

2011年3月19日 ECRRアドバイス・ノート
ECRR リスクモデルと福島からの放射線
クリス・バスビー
欧州放射線リスク委員会 科学委員長
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nuclear/articles/110319_ECRR_Risk_Model.html

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Aコメント

外部被爆線量ばかりがクロズアップされてる感は否めません。

平行して内部被爆についても正確な情報を公開すべきです。

北の山じろうコメント・・・・・

Aさん、コメントありがとうございます。
正しく、その通りだと思います。今回、内部被曝の恐ろしさを
申し上げるために、この日記を書きました。
(正確には、コピーしました、手書きでですよ!!)