「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

汚染を免れた仙台平野の謎-あまりにもお粗末な宮城県内の放射能測定器「院長の独り言」転載

院長の独り言
2012年09月17日
汚染を免れた仙台平野の謎-あまりにもお粗末な宮城県内の放射能測定器
http://onodekita.sblo.jp/article/58306738.html
★全文転載
★読みにくい場合は、上記URL からご覧下さい。

 

石巻から、北九州で焼却処理をする木質系ガレキ 九州ひまわりプロジェクトから
2012091701.jpg
ゴミそのものです。放射能のみならず、アスベスト、ヒ素などの有害物質がたっぷり含まれているような気がするのは、たぶん部外者のみなんでしょうね。北九州市役所の役人は、非常に丁寧に分別されており、何らの危険性も感じていないのでしょう。
このようなスクープ映像を発信されておられる「ひまわりプロジェクト」の方々、ありがとうございます。

 さて、この石巻から運ばれてくる木質ガレキ。まず、地理を確認しておきましょう。(九州人の私は、石巻、釜石でさえ、ごちゃごちゃになります・・以前間違えて指摘を受けました。)
2012091702.jpg
 今見て、びっくり。なんとあの汚染された牡鹿半島がほとんどすべて含まれています。私はこの半島はすべて、女川だとばかり思っていました。女川は周囲を石巻と海に囲まれた非常にいびつな町だったのですね・・・知らなかった。。。

では、この地域の汚染程度はどのくらいか。
文部科学省(米国エネルギー省との共同を含む)による航空機モニタリング結果から2011年7月20日発表
2012091703.jpg
 仙台平野全域が汚染を免れたように見えます。(牡鹿半島は別です。ここはこのモニタリングでもかなり汚染されている)

 一方、シミュレーション結果では、
福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算
- 世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション -平成23年9月6日(独)日本原子力研究開発機構から
2012091704.jpg
 この部分の汚染がいつ生じたのか。

2012091705.jpg

  降雨があり、ドライベントの時刻に重なっていますから、仙台平野にそれなりの降下があったのはまず間違いないと思われます。この、仙台平野の3D動画がこ ちらに公開されています。見る限り、この仙台平野が汚染されない理由はありません。なぜ、シミュレーション結果とこれほどまでに異なるのでしょうか。
東日本におけるCs-137の広域拡散と大気降下量(3D-動画)の結果(重いので、最初の地形図と結果のみを示します)アニメーションなので、全体をお知りになりたいときはリンク先をご覧ください。
2012091706.jpg
2012091707.jpg
 汚染されやすい平野が、降雨もありながらなぜ汚染されていないのか。広域のマップを発表されている早川先生の地図から、仙台平野のみ拡大。
2012091708.jpg

この時の早川先生の分析から
2012091709.jpg
 なぜ、文科省発表のシミュレーションと異なるのか・・・このような場合の判断基準として、都道府県が発表している降下量を見るといいのです。実際文科省のシミュレーション結果をよく見ますと、実測値もきちんと書いてあります。-岩手県 1100 など-

文科省 定時降下物測定結果(非常にわかりにくいページにあります)
2012091710.jpg
  なんと、1年間も宮城県は、降下量を欠測し続けていたのです。この降下量測定値は、仙台市と書いてありますから、100万都市の測定機器を1年間も故障の まま放置し続けた。いくら震災の復興が忙しかったからといっても、どうしても解せません。昨年3月の降下量は、福島県(福島市)も発表しているにもかかわ らず、宮城は未だに出していません。こちら
2012091711.jpg

では、宮城県発表の放射能降下物ホームページ これもわかりにくいところにあります。最初の計測は、平成23年8月9日~10日の1日のみ
2012091712.jpg
  しかも、検出限界をみてください。たの都道府県は、月間であっても 小数点3桁(例えば、富山県 0.061MBq/km2.月)であるのに対して、1日 足らずの宮城県の降下量の測定限界値は、10MBq/km2 となんと、4桁も測定感度が悪い装置を使っています。この年の測定装置の感度がこれほどまで に悪い理由は何でしょうか。

そして、この後毎週結果を発表するようにはなっているのですが・・・
2012091713.jpg
最初の測定限界値は、5.0MBq/km2 で、結果はN.D.

2012091714.jpg
その後も検出されることもありますが、しかしながら、検出限界値が恣意的に変化します。なぜ、このように検出限界値がふらつくのでしょう。

現在までの最新版
2012091715.jpg

 検出限界がこれほどまでにばらつく理由はなんでしょう。そもそも、宮城県は、数値を表に出さないことが非常にお好きなようで、肉牛に対する検査値の説明を見てもそれは非常によくわかります。-今年の3月時点の検査結果
2012091716.jpg
 暫定基準値以下としか書かれていません。これが、情報公開なのでしょうか。風評被害をふせぐためですか。そして、徐々に下がってくると・・・

2012091717.jpg
と、具体的な数値を出すようになってきました。明らかに国民を愚弄する発表だと思います。宮城県の目的は一体なんでしょうか。そして、石巻のガレキを北九州で燃やす理由は?

関連ブログ
お子さんの甲状腺機能検査を2011年10月18日
前もって保健の先生に相談を(北九州ガレキ焼却)2012年09月12日
女川原発 1メートルの地盤沈下と5メートルの東方移動2012年06月14日