原発事故で飛散した放射性セシウムが花粉でどれだけ運ばれてくるのか初の大規模調査
花粉の季節が、やってきます。今年の花粉は、たっぷりとセシウムを含んでいると思われます。内部被曝を避けるには、花粉用のマスクの着用と、ゴーグルは必需品です。
以外に知られていないのが、「目」の被爆です。被曝に対して一番弱いのは、目です。
これを、保護しないと眼系疾患の原因となります。目に放射能が入れば、そのまま被曝してしまいます。
Yahoo!ニュース から引用
(Yahoo! JAPAN )
原発事故で飛散した放射性セシウムが花粉でどれだけ運ばれてくるのか初の大規模調査
フジテレビ系(FNN) 1月25日(水)0時52分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120125-00000932-fnn-soci
(URL内に、動画あり)
シーズンが目前に迫ってきたスギ花粉。
2012年、放射能に汚染された花粉の飛散が懸念されている。
セシウムが花粉に乗って、どれだけ運ばれてくるのか、初めての大規模調査が始まっている。
多くの人を悩ませる花粉症。
東急ハンズ・新宿店では、先週、花粉症特設コーナーを用意し、さまざまな種類のマスクを用意している。
水玉や色鮮やかなマスクなどがずらりと並び、早くも花粉症グッズ商戦が始まっている。
しかし、2012年に飛散するのは、ただのスギ花粉ではない。
茨城大学水戸キャンパスの屋上では、講義が行われていた。
自らも花粉症に悩まされている茨城大学・理学部の北 和之教授ら共同チームは、原発事故で飛散した放射性セシウムが、スギ花粉に乗って、どの程度飛散するか調査を始めた。
突如、うなりを上げる機器。
茨城大学理学部の北教授は「上の少し一回り小さい部分が、粒径ごとに粒子を分けて、その大きさごとに分けてとらえるフィルターで、スギ花粉は多分この1番上か2番目に捕らえられることになります」と話した。
空気を吸引し、大気中に含まれる微粒子を装置で集め、フィルターに付着したスギ花粉から、放射性物質の量を計測する。
北教授は、セシウム花粉が大量に飛んだ場合、原発事故から1カ月後ほどの濃度までに高まる可能性を指摘する。
茨城大学理学部の北教授は「どの場所に生えてるスギから飛んできた花粉なのか、それからどれほどの量の花粉が飛んでくるのかということで、非常に大きく変わります」と話した。
測定は福島県内など11地点で行い、2月上旬ごろには結果が出るという。
林野庁が2011年12月実施した福島県内のスギ林での調査によると、雄花に含まれるセシウム濃度の最大値は、浪江町で1kgあたり25万3,000ベクレル(Bq)だった。
東京大学アイソトープ総合センターの桧垣正吾助教は、原発事故の4日後の3月15日、花粉症のため東京でマスクを着用していた。
桧垣助教は「花粉を防ぐことができれば、セシウムからも防ぐことができるということになります」と話した。
そのマスクに付着した放射性物質の量を調べた結果、花粉用のマスクでは、セシウムのほぼ全てを吸い込まずに済むことが確認された。
桧垣助教は「花粉に含まれてるセシウムを仮に人間が吸い込んだとしても、1シーズン吸い込んだとしても、人体に健康の被害が出るような線量にはならない」と話した。
まもなく花粉は、春風によって運ばれてくる。
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