小出裕章5/24核燃料サイクル勉強会 推進側だけに原案示す・もんじゅ廃炉4つの選択肢・汚染水処理
YouTubeから
20120524 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=kxKOchC20LM
tacc77 さんが 2012/05/24 に公開
核燃料サイクル勉強会 推進側だけに原案・もんじゅ廃炉4つの選択肢・汚染水処理
ゴミ・WHOの内部外部被曝推計について
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/05/25/tanemaki_2012may24/
「ざまあみやがれい!」から全文転載(文字起こし)
核燃料サイクル勉強会 推進側だけに原案示す・もんじゅ廃炉4つの選択肢・汚染水処理ゴミ・WHOの内部外部被曝推計について 小出裕章5/24
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65807204.html
2012年5月24日(木)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。原子力委員会の核燃料サイクル検討委員会が勉強会を開いて推進側だけに原案を示していたこと、もんじゅ廃炉の4つの選択肢、汚染水処理ゴミ、WHOの内部外部被曝推計について言及しています。
▼日本のエネルギー、これからどうすればいいの? (中学生の質問箱)
▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html
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千葉「京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんです。小出さん、きょうもどうぞよろしくお願い申し上げます」
小出「よろしくお願いします」
千葉「え…きょうは毎日新聞論説委員の池田昭さんと一緒にお話を伺いします」
池田「小出さん、こんばんは」
小出「はい」
池田「よろしくお願いします」
小出「こんばんは、よろしくお願いします」
千葉「え…まず最初の質問なんですけれども。さっきニュースでお伝えしましたが。核燃料サイクル政策の今後のあり方を検討している、内閣府の原子力委員会の小委員会というところが、使用済み核燃料の処理方法を議論する中で、全量再処理など3つの選択肢を作ったんですけれども。それが電力会社など核燃料サイクルの推進側に有利になるように選択肢の案の総合評価を書き換えていた事がわかったということなんですね。小委員会に提出する前に実は核燃料サイクルの推進側だけで、事前に非公開で集まって勉強会と称して資料を検討していたらしいんですけれども。」
▼東京新聞:核燃サイクル 推進側だけに原案示す 原子力委が事前勉強会:社会(TOKYO Web)
千葉「小出さん、政府の会議というものはこういうもんなんですかねえ」
小出「まあ昔からそういうものでした…し、まあ、未だにやってるんだなあというのが私の正直な感想です。」
千葉「ああ…」
池田「まさに原子力村の談合(苦笑)…ですよね、これ」
小出「そうですね」
池田「ああ」
小出「まったく変わっていないのですね」
池田「変わってないですね」
小出「はい」
池田「ほんとにね、結論ありきと思われても仕方ないなあという感じ…がするんですけれども」
小出「はい」
千葉「そんな中ですね。高速増殖炉原型炉「もんじゅ」について、文部科学省が廃炉を含めた、4つの選択肢を示したというニュースも入っております。」
▼東京新聞:もんじゅ廃炉 選択肢 文科省4案 初の提示:社会(TOKYO Web)
千葉「で、その中の1つにですね、実用化を断念し、国際的な増殖炉研究施設として活用、という選択肢があるんですけれども。これよく読んでみると実用化できない高速増殖炉をこれから研究する意義っていうのはあるんでしょうか。」
小出「不思議ですね(苦笑)。はい。どういう日本語なのか私には理解できませんでした。」
千葉「ははい(苦笑)ね。で、あのもう1つの選択肢としましてですね、廃炉にして基礎研究のみ継続というものもあるんですけども、ま、研究し続ける限りは施設はあり続けるということかなあと思うんですが」
小出「しかし廃炉にしたらばもう動かないじゃないですか(苦笑)。それもどうするんですかね(苦笑)」
千葉「ですよ