「北の山 じろう」日記               (その心は?明日、天気にな~~れ!)

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日本の巨大メディアを考える(その4)「オラさん」の日記

★マスメデイア問題を考える上で参考になると思いましたので、ご本人の承諾を得て転載します。著者は、趣味人倶楽部の「オラさん」です。この日記には、転載・引用の制限は、ありません。利用する場合は、ご自由にどうぞ。

★私は、特定の政党や個人を応援するものでは、ありません。その人や団体の意見・主張が妥当であるか??聞くべきものがあるか??正しいか(部分的に)??を、基準に記事を、引用したり転載したりしています。この点、誤解のないようにお願い致します。

日本の巨大メディアを考える(その1)「オラさん」の日記
2012-05-30 19:30:20
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11264309005.html

日本の巨大メディアを考える(その2)「オラさん」の日記
2012-05-30 21:02:51
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11264765503.html

日本の巨大メディアを考える(その3)「オラさん」の日記
2012年05月30日 22時25分
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11265102750.html



趣味人倶楽部「オラさん」の日記から全文転載
日本の巨大メディアを考える(その4)
2012年05月31日 20時52分 
http://smcb.jp/_ps01?post_id=4262008&oid=269022&tr=pr_8(会員限定)

5.イギリスのBBC
  ─イラク戦争で英政府による情報のねつ造を報道

 イギリスはどうか? イギリスのメディアで記憶に新しいのは、イラク戦争の報道、時のブレア政権と真っ向から対立した、BBCの報道です。

 BBCといえば、日本のNHKにあたる放送局です。そういう放送局が、イラク開戦後、ブレア首相が、「イラクは45分以内に、大量破壊兵器を実戦配備できる態勢にある」という報告書を、ねつ造したと報道するのです。

 BBCの報道は、「英政府は、情報部の意向に反し、イラクの大量破壊兵器について、誇張する表現を書き加えた。それは首相官邸の指示である。また官邸は、それが間違いであると知っていて行った」というものでした。

 これに対して、ブレア首相は、BBCに抗議して、訂正を求めますが、BBCの当時の会長グレッグ・ダイク氏は、これを突っぱねます。さらには、議会がこの問題での調査委員会を設置するまでに、事態は発展します。

 議会が設置したハットン委員会は、政府の情報操作について指摘しつつも、「45分問題を不問にし、BBCの落ち度のみを攻撃する報告書を発表し、ダイク会長は辞任します。

 これに対して、数千人のBBC職員が全国で街頭デモを行い、デーリー・テレグラフ紙の1ページを買って、ダイク前会長支持、BBCの独立性を守れと前面広告を載せます。

 グレッグ・ダイク元会長は、回想録で次のように述べています。
「BBCの会長としての私の役割は、イラク戦争に対する私の個人的な感情とは別のものだった。戦争に発展していく過程での出来事と、戦争そのものを、できるだけ公正に伝えていくことが、我々の仕事であった。政府の宣伝機関になることがBBCの仕事ではない、というのは当然のことであったし、また、戦争に反対している人たちの意見を、誇張して伝えるというのも、我々の仕事ではなかった。我々の仕事は、誰の肩も持つことなく、ニュースをできるだけ公正に伝えるというものだった」

「民主主義社会では、メディアと政府とは、決定的に違う役割を担っており、放送メディアが中心に持つ役割の一つが、時の政府に対して疑問を投げかけ、彼らが掛けて来る如何なる圧力に対しても、抵抗して立ち上がるというものである」(『真相 イラク報道とBBC』、NHK出版、2006年6月)

 ここにもジャーナリストの気骨を感じます。自分の国の政府が、戦争に突っ込んで行くときに、BBCが断固たる批判の論陣を張るわけですから、それは、たいへんな覚悟がいったと思います。(つづく)


 今日の「私の俳句」

 ・石の堰消へて蛍も消へにけり

2012年05月31日 20時52分 

以上、「オラさん」の日記から全文転載