原発地下の亀裂 全国で再点検(NHK NEWS WEB)〜ほか
「NHK NEWS WEB」から全文引用
原発地下の亀裂 全国で再点検
7月3日 22時48分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120703/k10013312181000.html
福井県にある敦賀原子力発電所などで原発の敷地の地下を走る亀裂が活断層の可能性があるという指摘を受けて、国の原子力安全・保安院は、全国のほかの原発でも、亀裂を再点検することを決めました。
福井県の敦賀原発では、2号機の近くの地中にある「破砕帯」と呼ばれる亀裂が、活断層の可能性があるなどと専門家から指摘され、日本原子力発電が現地調査を始めたほか、青森県にある東通原発でも東北電力が再調査の実施を決めています。
原子力安全・保安院は、3日午後から開かれた専門家の会議で、全国のほかの原発でも、地下を走る亀裂が活断層の可能性を完全には否定できないとして亀裂を再点検すると説明しました。
このうち福井県にある▽美浜原発と▽高浜原発、それに▽高速増殖炉もんじゅについては、すでに亀裂があることがわかっているうえに、活動性を否定できないとして、保安院は、追加の調査が必要だとしています。
国の耐震設計の指針では、活断層の真上に原発の重要な設備の設置を認めていないことから、亀裂が活断層だった場合、運転ができなくなる可能性もあります。
保安院は「亀裂の連動を否定するにはさらなる調査や検討が必要で、専門家の意見を参考に判断したい」としています。
「デーリー東北新聞社 Online Service」から全文引用
東北電が東通原発の3断層を追加調査へ
(2012/07/04 08:48)
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/07/04/new1207040802.htm
東北電力は3日、経済産業省原子力安全・保安院に対し、東通村の東通原発の敷地内にある3カ所の断層について、追加調査することを報告した。地中の掘削 や電波を使った解析などにより断層の活動性をさらに詳しく調べる。7〜10月にかけて調査、解析を行い、11月に結果を取りまとめて保安院に報告する方 針。