【原発事故作業に17歳少年】東電、本人確認せず/「あってはならない」と藤村官房長官
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(共同通信)2012/05/09 15:04
【原発事故作業に17歳少年】東電、本人確認せず/「あってはならない」と藤村官房長官
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東京電力は8日、福島第1原発事故の収束作業で昨年4月に働いた下請け企業の作業員の中に、当時17歳の少年がいたことが分かったと発表した。労 働基準法では原発作業など危険な業務への18歳未満の就労を禁じており、松本純一(まつもと・じゅんいち)原子力立地本部長代理は「法的には雇用主に責任 があるが、東電も本人確認が不十分だった」と謝罪した。
東電によると、少年は昨年4月6〜11日、鹿島(東京)の下請け企業の作業員として登録。2、4号機のタービン建屋に穴を開ける作業に従事した。この間の累積被ばく線量は1・92ミリシーベルトだった。その後、収束作業には従事しておらず、健康上の問題もないという。
少年は鹿島に提出した 住民基本台帳カードの写しの生年月日を改ざん、18歳と偽っていたとみられる。東電は当時、緊急時対応として下請け企業が提出した名簿に従い、本人確認せずに作業員登録していた。
東電が今月7日、少年の作業員登録を解除する際、放射線管理手帳を調べたところ、実際の年齢が分かったという。
事故収束作業で、本人確認をせずに登録した作業員は約6千人おり、東電は他に18歳未満がいなかったか調べている。
「あってはならない」 17歳原発作業で藤村氏
藤村修官房長官は9日午前の記者会見で、東京電力福島第1原発事故の収束作業に従事した作業員に当時17歳の少年がいたことについて「労働基準法できちっと決められていることだ。あってはならない」として、再発防止と改善を求めた。
労基法は原発作業などの危険な業務に18歳未満が就労するのを禁止している。
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