金正恩“最側近”解任の真相…北朝鮮で権力闘争か「zakzak」
★良くも悪くも、北朝鮮は「隣国」です。隣国の政治的安定は、日本の国益にかないます。そして、現在の北朝鮮の指導者は、スイスに留学したと聞いています。当然、西側の民主主義を知っているでしょう。北朝鮮(自国)の貧しさ、後進性も知っているでしょう。少なくても、その点においては、前二代の指導者より、ましであろうと思います。
★前回の人工衛星(ミサイル?)の発射強行のことを、覚えておられるでしょうか??推測、軍部の強硬派の意見が通り、人工衛星発射が、強行されました。しかし、その時、これまでと違うことがありました。人工衛星の発射ルートです。日本では、首都に迎撃ミサイル部隊を配置するような動きがあったと思います。実際には、発射ルートは事前に公表されていました。そのルートは、仮に失敗しても、他国に被害・迷惑がかからないように配慮されていました。
★南ルートが、選択され、これは、北朝鮮の人工衛星打ち上げに「不利」なルートです。(東京は、全然関係の無いルートです)ジェット気流を利用できないため、燃料を20%多く積載しなければならなかったそうです。打ち上げ失敗も、その当たりに原因が、あったのかもしれません。その可能性は、北朝鮮にも当然、分かっていたはずです。それにもかかわらず、あえて不利な南ルートを選択したところに、北朝鮮の「変化」を感じます。
★今回、解任された、「朝鮮人民軍の李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長」は、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の軍関係の教師役であると言われていました。別の見方では、コントロール下にあるとも言われていました。「朝鮮人民軍の李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長」は、守旧派の代表的存在でもあったと思います。(もう一人、そのような人物がいます)
★これらを考え合わせるなら、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が北朝鮮での政権内の実権を掌握しつつあるのかもしれません。あくまで、私の個人的見解に過ぎません。外の世界を、よく知る「金正恩(キム・ジョンウン)第1書記」が権力基盤を固め、実権を掌握した後には、北朝鮮の変化が、現れるかもしれません。注意深く、見守りたいと思います。
「zakzak」 から全文引用
金正恩“最側近”解任の真相…北朝鮮で権力闘争か
2012.07.17
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20120717/frn1207171129000-n1.htm
北朝鮮で権力闘争が勃発した可能性がある。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の最側近の1人、朝鮮人民軍の李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長が、「病気」 を理由に、朝鮮労働党政治局常務委員など、党のすべての役職から解任されたのだ。金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去から7カ月、北の権力構造に異変 が起きているのか。
注目の人事は、朝鮮中央通信が16日報じた。17日にも、党中央軍事委員会と国防委員会が、玄永哲人民軍大将に次帥の称号を授与することを決めたと伝えた。李氏の後任の可能性もある。
李氏は2009年2月、軍総参謀長に就任。北朝鮮が、金正日体制から金正恩体制に移行する際の「軍掌握」のため、正恩氏の後見人として登用された。正恩体制は「先軍政治」継承を宣言したが、その強力な推進者とみられた。
ところが、北朝鮮の政策に変化が見られる。
北朝鮮は今年2月、ウラン濃縮や核実験の一時凍結で米国と合意した。正恩氏は今月6日、「朝鮮民族固有の偉大な業績を創造すると同時に、大胆に国外から良 いものを導入し、自分のものとして発展させる」と発言。中国や韓国のメディアは「開放政策の可能性を示唆した」と報じた。
元公安調査庁第2部長の菅沼光弘氏は「注目すべきは、李氏が軍総参謀長に残っているかだ」といい、こう続ける。
「李氏が兼務していた党政治局常務委員と軍総参謀長は、日本でいえば統幕議長と与党幹事長。体制が安定したため、一方だけ外れたとも考えられる。ただ、軍 総参謀長も解任されたとすれば、大変動が起こっている可能性がある。4月のミサイル発射実験失敗も影響しているかもしれない」
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