YAHOO! ニュース>から全文引用
田原総一朗が驚いた「アメリカは原発に興味がない」
週刊朝日 7月27日(金)7時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120727-00000003-sasahi-soci
ジャーナリストの田原総一朗氏は、ニューヨークを訪ね、アメリカの原発政策について話を聞いた。すると、日本人にとっては衝撃的な事実が明らかになった。
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アメリカの原発政策はどうなるのか、と問うた。相手はエネルギー専門の人物である。
「アメリカの企業は、実は原発にはほとんど興味がない。原発を今後造ることはないですよ」
こともなげに、そう答えた。そこで、福島原発の事故で原発の怖さを感じたからか、と開いた。
「そんなことで騒いでいるのは日本だけ。関係ない。実はシェールガスとシェールオイルを合わせた埋蔵量は、確実に百数十年分はある。それに安い。高くて、問題になりがちな原発の時代は終わりです。ロシアや中国のように造りたい国に、無理にやめよとは言いませんがね」
衝撃的な話であった。私は帰国して、何人ものエネルギー専門家に確かめてみた。専門家たちの間では、そのことが話題になりつつあるということであった。
日本での原発とエネルギー問題の扱われ方は、どうも的を外しているのではないかという気がする。
※週刊朝日 2012年8月3日号