「北の山・じろう」時事問題などの日記

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10・7解散総選挙に向けて準備は着々と進んでいる!民主党・自民党国会議員 これが橋下新党「合流予定議員リスト」だ!

★仮に、失敗や間違いがあるにせよ、日本を改革するためには、新しい人間やグループが必要です。それが、誰なのか??どのグループなのか??あるいは、総選挙を繰り返して、全員が学習しなければならない事なのかもしれません。既存の人間やグループでは、「ダメ」なのは誰の目にも明らかだと思います。


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経済の死角
2012年09月04日(火) 週刊現代
10・7解散総選挙に向けて準備は着々と進んでいる!民主党・自民党国会議員 これが橋下新党「合流予定議員リスト」だ!
(1)〜(5)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33415
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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33415?page=5
(全文引用)

(1)

 夏の終わりが近づくとともに、永田町には政変の風が吹き始める。互いに都合のいい解散時期を狙って泥仕合を続ける民主・自民の既成政党。今度こそ、この見飽きた構図を根底から覆さねばならない。
谷垣、前原に刺客を送る

 いよいよ永田町が震撼し、激震する時が来た。

大阪維新の会は、国政に打って出る。やる以上は、最初から衆院の過半数(241議席)を狙う。無謀だと笑われるだろうが、穏当に50議席とか70議席を目指せばそれでいい、と言って総選挙は勝てるものじゃないと思っている。

 民主・自民両党の幹部には、こちらから〝刺客〟を送り込む方針だ。近畿地区の有力者、谷垣禎一自民党総裁、前原誠司民主党政調会長、樽床伸二同幹事長代行、平野博文元官房長官。彼らがまずターゲットだ」

 そう話すのは、大阪維新の会幹部の一人だ。

 国政の場では、民主党野田佳彦首相と、自民党・谷垣総裁の駆け引きが続く。

 野田首相は、赤字国債の発行に必要な特例公債法案などの審議を盾に、解散総選挙の時期を先延ばしすべく画策しているが、これに自民党が反発。自民党は首相の問責決議案や審議拒否をチラつかせ、野田政権を追い込もうとしている。

 早ければ国会会期末の9月8日までに解散が行われる可能性もあるが、そうでなくとも、民主・自民がそれぞれ代表選・総裁選を行った直後の10月7日頃には、特例公債法案などの懸案を片付けた上で、解散に至るとの観測が強い。

 もはや、〝賽は投げられた〟のだ。3年間、期待を裏切り続けてきた民主党政権が、国民の審判を受ける日はすぐそこに来ている。

 その次期総選挙において、もっとも脚光を浴びる存在といえば、言うまでもなく「大阪維新の会」と「橋下徹市長」だ。大阪を中心とした地域政党に過ぎない維新の会だが、解散総選挙の直前、一挙に国政政党化を果たし、永田町への進撃を開始すると見られる。

 冒頭の証言は、まさにそのための〝宣戦布告〟だと言えるだろう。

「近畿地区の大政党の幹部から潰す」

 と戦略の一端を明らかにした維新の会幹部だが、それにはまず、現職の国会議員5人以上を陣営に引き入れ、国政政党へと進化しなければならない。いったい誰が、維新の会に合流してその尖兵となるのか。

(2)
「嘘つき政党に明日はない」

 維新の会関係者の一人は、作成中の「合流予定者リスト」についてこう話す。

「政党要件を満たすのが第一の目的なので、そのための現職国会議員5 人をコアメンバーに、多くても10人程度で十分。現在、候補を厳しく審査している。次の総選挙では、維新の会から大量の当選者が出るが、〝ハシモト・ベイ ビーズ〟などと舐められない人選にするのがいちばん重要だ」

 8月22日、永田町の参議院議員会館で、松野頼久衆院議員を中心とする「道州制型統治機構研究会」の会合が開かれた。地方の自治独立を推し進める 道州制実現は、大阪維新の会が掲げる目標のひとつ。この研究会のメンバーは、維新の会への〝合流予備軍〟との見方がなされている。

 メンバーは松野氏のほか、自民党の松浪健太民主党石関貴史両衆院議員。さらに、みんなの党の上野宏史、小熊慎司、桜内文城の各参院議員が加わっている。

 彼らのうち、桜内氏を除く5人は8月11日に大阪で橋下氏と面会したメンバー。研究会にはさらに、自民党の西村康稔、平井卓也、河井克行各衆院議員らも参加していると報じられているが、表向き、彼らは維新の会合流や「新党」への参加は否定している。

 表面上、〝合流予備軍〟であると明言する議員は誰もいないが、一方で研究会メンバーの一人は、実情をこう説明する。

「我々は、霞が関を飛び出した〝脱藩官僚〟が作ったシンクタンク・青 山社中などと協力して、統治機構のあり方や、民主党がなぜ失敗したのか、政党におけるガバナンスや意思決定のあり方を議論しています。維新の会と、この勉 強会を通じて意見交換をしていく可能性はありますね」

 彼ら〝予備軍〟に共通しているのは、橋下・維新の会への賛同もさることながら、民主党政権に対し、強い不満を抱いているということだ。別のメンバーは、維新の会合流については口を濁しながらも、強い口調でこう語った。

「国民をバカにした、こんな変節政党はない。増税の実現と政権維持の ため、野田首相は野党の靴を舐めんばかり。自民党内で何と言われているか分かりますか。『野田さんは今後、ウチに入って頑張るんだ』『野田君はなかなかだ ね。我が党の財務金融部会長にピッタリだ』と。こんな恥ずかしい話はない。大阪維新の会がどうこう言う前に、野田首相自身が離党して、〝自民党野田派〟を 作ればいいんじゃないですか」

 また、7月に民主党を離党した議員らによって結成された「改革無所属の会」も、大阪維新の会との合流を目指すとされている。所属するのは、木内孝胤中島政希、横粂勝仁、中津川博郷各衆院議員らだ。

 彼らが口にするのも、民主党政権への不満と、橋下氏への期待感。本誌の取材に木内氏はこう語る。

(3)

民主党を出てよかったと思っています。やると言ったことをやらずに、やらないと言ったことをやる。こんな嘘つき政党に未来はない。次の選挙で民主党は惨敗しますよ。残るのはせいぜい60~80議席。100議席は割るでしょう」
渡り鳥議員はお断り

 また、同じ無所属の会の中津川氏や横粂氏も、橋下氏への期待を隠さない。

「大阪での教育条例への取り組みなど、橋下さんの実行力と決断力は素晴らしい。国政では未知数と言われますが、100年に一度の逸材かもしれない。我々は松野さんのところとも連絡を取り合っていますし、維新の会とも、積極的に意見交換をしたいと思っています」(中津川氏)

「個人的には維新の会に合流したいという気持ちはあります。望んで入れてもらえるわけではありませんが、公募や公開討論で候補を決めるとなったら、私は自分から選考に参加したいと思っています」(横粂氏)

 前出・大阪維新の会関係者によれば、これら〝志願部隊〟や水面下で交渉中の国会議員らの中から、

「関東・関西・四国・中国・九州などブロックごとに、責任者を選んで擁立する」

 のが基本戦略だという。

「各ブロックの責任者は、その地域に根を張って実力がある議員でないと務まらない。したがって、やたらと党を移り歩いているような渡り鳥議員は、この時点で脱落する」(同関係者)

 となると、実際にはどういう候補が望ましいのか。別の維新の会関係者は、本誌にこう語った。

「たとえば九州ブロック責任者の筆頭候補は、保守系で選挙にも強い松野さん。四国であれば、維新の会の賛同者で、橋下氏とは刎頸の友である中村時広愛媛県知事がいるので、中村知事と親しい国会議員の中から適任者を探しています」

 一方で、河村たかし名古屋市長(減税日本)と、大村秀章愛知県知事(中京維新の会)が対立している東海ブロックは、事態が落ち着くまで様子見という。

「とはいえ減税日本には、民主党を離党した小林興起小泉俊明両衆院議員が合流を表明している。彼らも河村氏経由で、維新に接触を図っている可能性があります」(全国紙政治部記者)

 中国ブロックでは本来、自民党の安倍晋三元首相が有力候補とされていたが、「安倍氏は自民党総裁への返り咲き狙い。維新合流の可能性はなくなった」(同記者)とされている。

 ただし、大阪維新の会所属府議の一人はこう話す。

(4)

「安倍さん本人の合流は消えましたが、関係は非常に良好です。安倍さ んと、その側近の菅義偉元総務相は、水面下で頻繁に橋下さんらと接触して連絡を取り合っています。選挙の際は、安倍さんの影響下にある自民党議員、元議員 らが、〝同盟勢力〟として維新の会に合流する可能性は逆に高くなっています」
ガラクタ議員を排除せよ

 また、維新の会にとっては馴染みの薄い関東地区では、中田宏横浜市長や、山田宏元杉並区長らの名前も挙がっている。

「関東にはみんなの党の議員や候補者が多数います。橋下さんはみんな の党の渡辺喜美代表と会談し、党の合流自体は否定しましたが、関係が悪くなったわけではありません。選挙区調整の結果、中田氏や山田氏は、南関東ブロック か東京ブロックの比例代表に回ってもらう可能性が高いでしょう」(同)

 その他にも、総選挙では既成政党の壊滅・惨敗と戦後の大混乱が予想される中、維新の会へ合流、もしくは連携を深めることにより、サバイバルを図ろうとする人々もいる。全国紙政治部デスクがこう語る。

民主党に残る意味がほとんどなくなった鳩山由紀夫元首相とそのグ ループの議員らは、維新の会と連携の可能性があります。反執行部を鮮明に打ち出している『消費税研究会』の面々、小沢鋭仁環境相原口一博元総務相、山 田正彦元農水相、川内博史元衆院国交委員長らがその中心です。

 また、由紀夫氏の弟の鳩山邦夫元総務相も、盟友の舛添要一元厚労相と手を組んで復活を期している。維新の会では、自力で選挙を戦える資金力と、選挙の顔になり得るビッグネームを期待しているようですが、舛添氏や邦夫氏は適任のように思えます」

 名前の大きさだけで言えば、7月に民主党を離れ「国民の生活が第一」を結党した小沢一郎氏もいる。ただ、大阪維新の会では、小沢一派との合流には冷めた意見が多く、こちらは実現の可能性が低そうだ。

「小沢氏の側近・山岡賢次民主党副代表などは、いざ選挙の前に自分 の身が危ういと感じたら、理屈をつけて維新に合流を図るのでは・・・・・・と疑われていますが、たぶん誰も相手にしない。ただでさえ、変な色がつくことが 維新の会にとって大きなマイナスになるので、小沢新党との連携は考えられません」(大阪維新の会所属の市議)

 冒頭で紹介したとおり、大阪維新の会は、次期総選挙ではこれまでの常識を覆す〝大勝利〟を目指しているが、選挙である以上、その顔となるビッグネームはどうしても必要だ。

 かといって、鳩山氏やら小沢氏、安倍氏ら「昔の名前」に頼っても、国民の支持を得られないことは、維新の会メンバーがいちばんよく分かっている。

 では、どうしたらその難関をクリアできるのか。そこで、いよいよ注目されるのが勝利を決定付ける最後にして最高の手段=「橋下徹」本人の出馬である。

(5)
切り札は東京1区から出馬

 維新の会の選挙戦略に携わる別の関係者の一人は、こう本誌に語った。

「最後の切り札、ロイヤル・ストレート・フラッシュとなるのは、橋下本人が『東京1区』に出馬することです。首都の1区は東京の、そして日本のシンボルといえます。東京ブロックは大票田でもありますから、橋下自身の出馬により、巨大な比例票の掘り起こしにも繋がります」

 橋下氏自身は公の場で、次回の総選挙への出馬を否定している。だが、逆にいざ衆院解散となった際、突如として出馬を宣言すれば、そのサプライズ効果は凄まじいものになるだろう。

 しかも東京1区は、長く海江田万里元経産相と与謝野馨財務相が鎬を削ってきたが、海江田氏は原発再稼働への対応で評価を下げ、与謝野氏は体調不良で療養中。言ってみれば〝空白地帯〟であり、橋下氏が直接出馬をすれば、圧勝する可能性も高い。

 何より、実はこのシナリオをもっとも恐れているのが、霞が関の官僚ら橋下・維新の会の抵抗勢力だ。

「かつて大阪府知事選で、『(出馬は)2万%ない』と言って出てきた 過去がありますから。財務省などでは、『女性スキャンダルがあったが、逆に〝責任を取って大阪市長を辞任し、有権者に信を問い直す〟などという理屈で堂々 と総選挙に出てくるのではないか』という見方もしています。

 解散が10月以降にずれ込み、総選挙がそれより後ということになれば、ますます橋下氏は出馬しやすくなる。野田首相は、保身第一でグズグズしているうちに、虎に爪を研ぐ時間を与えているようなものです」(首相官邸スタッフ)

 延命・保身・惰性の政治。民主党政権の命運は、もはやとっくに尽きている。数々の常識を覆してきた男が、新しい時代を切り開くことができるのか。

「週刊現代」2012年9月8日号より



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