「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

爆発前から放射能漏れ? 双葉の上羽鳥毎時1590マイクロシーベルト<福島民報

福島民報
爆発前から放射能漏れ? 双葉の上羽鳥毎時1590マイクロシーベルト
2012/09/22 09:57
http://www.minpo.jp/news/detail/201209223793
▼全文引用

東京電力福島第一原発事故で1号機が水素爆発を起こす直前の昨年3月12日午後3時に、福島県双葉町上羽鳥で空間放射線量が毎時1590マイクロシーベルトだったことが20日、分かった。県によると、原発敷地外では過去最大値。当時、現地にはまだ住民が残っていた可能性もあり、県は福島医大などと連携し健康への影響などを調べる参考にする。
 県が20日、東日本大震災が発生した昨年3月11日から31日までの間に東京電力福島第一原発、第二原発周辺のモニタリングポストなどで測定した結果を公表した。
 双葉町上羽鳥は第一原発から北西に5.6キロの地点。毎時1590マイクロシーベルトは一般人の被ばく線量限度である年間1ミリシーベルト(1000マイクロシーベルト)を超える数値。上羽鳥のモニタリングポストは停電で14日正午で計測が途絶えた。この期間の平均値は毎時58.5マイクロシーベルトだった。
 政府は12日午前に第一、第二原発から半径10キロ圏の避難指示を出した。

★参考
★阿修羅♪ >
福島・双葉町で震災翌日に放射線量最大 (とある原発の溶融貫通(メルトスルー)) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/500.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 9 月 22 日 10:49:31: igsppGRN/E9PQ

福島・双葉町で震災翌日に放射線量最大
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6624187.html
2012年09月22日10:13 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)

東京電力福島第1原発事故が起きた昨年3月11日から3月31日までの空間放射線量の最大値は、原発から北西に約5.6キロの双葉町上羽鳥で、12日午後3時に毎時1590マイクロシーベルトを記録した。

福島県が21日公表した、放射性物質の飛散状況モニタリングポスト観測結果で判明した。県によると、原発の敷地外ではこれまでで最も高い。

一般の人の年間被ばく線量限度を1時間で超える数値。

(共同通信)
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2012092101001930/1.htm

==================================================

すごい情報が出てきました。

この情報は以前記事にした槌田敦さんの説
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6367130.html

                                                                                                    • -

1号機は地震で配管の破断があり,そこから水が抜けた。

配管破断の警報が鳴っていたが,吉田所長はそれを無視した。

配管の破断が起きたらすべきことは高圧注水系を入れること。

高圧注水系とは原子炉の圧力が高まった時でも水を入れることができるECCS(非常用炉心冷却装置)のこと。

これを使わなかったことがそもそもの大失敗。

1号機と2号機は地震が起きてから津波が来て電源を失うまでの50分間はそれを使えたはずなのに使わなかった。

3号機には津波が来てからでも,非常用の蓄電池があったので,それを使えたはずなのに使わなかった。

因みに,高圧注水系を使わないことが原発事故の対処としては一番まずい対処であるということは,スリーマイル事故の時に得られた大きな教訓の一つ。

この教訓は東電のPR誌に書いてあり,吉田所長はそのことをすっかり忘れてしまっていたようだ。

この対応の失敗により,1号機は3時間で原子炉が崩れ,午後6時には放射能だらけになった。

10時には吉田所長は原子炉建屋に入ってはならないという指示を出す。

この時点で放射能が漏れていたということは地震で配管が破断していたことを示している。

東電はこの時点でベントを行なう。その結果,ある程度の量の放射能が宮城県にまで飛んでいったが,福島第一は守られた。

                                                                                                    • -

が正しいことを裏付けています。

東電は事故後現場の北西に汚染が広がったのは水素爆発のせい(つまり自分たちに責任はない)と主張していますが,爆発前から汚染が広がっていたのであれば,東電の初期対応の悪さとその結果のベントのせいということになります。



北の山じろう「はてなダイアリー」目次
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所