「北の山・じろう」時事問題などの日記

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東日本大震災:柏崎・三条市、がれき試験焼却開始 県、灰の放射性物質濃度測定 /新潟

毎日新聞
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東日本大震災:柏崎・三条市、がれき試験焼却開始 県、灰の放射性物質濃度測定 /新潟
毎日新聞 2012年10月12日 地方版
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121012ddlk15040046000c.html
▼全文引用



 柏崎市三条市は11日、岩手県大槌町から運ばれた、がれきの試験焼却を始めた。両市など県内5市は、東日本大震災で生じたがれきを受け入れて焼却処分する計画で、2市が先陣を切っている。両市は今後、焼却灰や焼却炉の排ガスなどを検査し、放射性物質濃度が低ければ本格的な受け入れに進む。

 焼却が始まったがれきは、両市とも、柱の破片などの木くずに土が混じったもので、放射性セシウム濃度は1キロあたり9・5ベクレル柏崎市は24時間かけて約10トン、三条市は48時間かけて約13トンを試験焼却する。

 柏崎市クリーンセンターでは、午前8時半から試験焼却を始めた。センターの職員は、がれきを一般のごみと共にクレーンでつかみ、隣接する焼却炉に投入した。がれき10トンに一般ごみ140トンを混ぜて焼くという。

 試験焼却後の灰は、一般ごみの灰と同様に、セメントと混ぜてビー玉ほどの大きさに固め、飛び散りにくいようにする。その後、防水性のある樹脂製の袋に入れて保管。検査で放射性物質の濃度が低いと確認できれば、袋のまま埋め立て処分する。検査結果は13日以降に公表するという。市がセンター敷地内で測定した空間放射線量は1時間当たり0・04〜0・05マイクロシーベルトで、通常と変わらなかった。

 一方、三条市でも11日午後4時から、同市福島新田の市清掃センターで試験焼却が始まった。がれき13トンは市の一般ごみ247トンに混ぜて燃やされる。

 がれき焼却を行う間、市職員らはセンター周囲2キロ以内の14地点で放射線量を測定。焼却開始直後にセンター敷地内で測定した空間放射線量は0・04〜0・05マイクロシーベルト。一般ごみだけを焼却する場合と比べて変化はなかった。

 がれきを燃やした後に出る飛灰は固形化し、コンテナに密閉して同センターで保管する。飛灰の放射線量を測定し、検査結果は13日以降に公表する。安全を確認すれば、11月初旬をめどに、同センターや最終処分場が立地する地元住民向けに、試験焼却結果について説明会を開く予定。説明会後、固形化した飛灰を最終処分場に運び、コンクリート詰めにし、一般ごみと区別して地下に埋める計画となっている。

 また、県放射線監視センター(柏崎市三和町)は今回、両市の依頼を受け、灰の放射性物質濃度を検査する。11日午後には、柏崎市の灰の一部がセンターに到着した。センターは、職員が灰を検査用の容器に詰め、測定機器に納める様子を公開した。【高木昭午、真野敏幸】


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