「北の山・じろう」時事問題などの日記

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豪州:ウラン輸出、インドと交渉…原子力協定<毎日新聞&朝日新聞>

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
豪州:ウラン輸出、インドと交渉…原子力協定
毎日新聞 2012年10月18日 13時17分(最終更新 10月18日 13時29分)
http://mainichi.jp/select/news/20121018k0000e030203000c.html
▼全文引用

 【ニューデリー杉尾直哉】オーストラリアのギラード首相は17日、訪問先のインドでシン首相と会談し、両国間の原子力協定の交渉開始で合意した。電力不足に悩むインドにオーストラリア産ウランを輸出し、原子力発電に使う狙いだ。

 核不拡散を重視してきたオーストラリアは協定にウランの軍事転用を禁じる条項を盛り込み、1〜2年で交渉を妥結させたい考えだ。しかし、「南アジアの核大国」を自任するインド側が難色を示す可能性があり、交渉は難航しそうだ。

 オーストラリアは世界のウラン資源の4割を保有するが、インドなど核拡散防止条約(NPT)非加盟国へ のウランの輸出は禁じてきた。しかし、インドを「戦略的パートナー」として重視するギラード首相は昨年12月、インドへの禁輸解除を宣言。この方針転換に ついて、シン首相は17日、「インドのエネルギー需要と共に、(核を他国に拡散しなかった)我が国の実績を認める政策だ」と歓迎した。両首脳は、交渉中の 包括的経済協力協定の妥結加速で一致したほか、防衛、テロ対策、民生宇宙開発の協力に合意した。

 インドとは08年に米国が原子力協定を結び、ロシアやフランスなども同様の協定を結んでいる。日本も原 子力協定を交渉中だ。だが、「核実験を実施すれば協定は無効」との日本側の条件にインド側が反発し、難航している。ある外交筋は「インドは一度も核保有の 足かせとなるような条件をのんでいない」と述べ、対オーストラリア交渉も難航するとの見通しを示した。


朝日新聞
ホーム>http://www.asahi.com/
豪、インドにウラン輸出解禁へ 核保有を事実上容認
2012年10月18日23時45分
http://www.asahi.com/international/update/1018/TKY201210180764.html
▼全文引用

 【ニューデリー=五十嵐誠】ウラン埋蔵量が世界最大のオーストラリアが、核不拡散条約(NPT)非加盟のインドへのウラン輸出解禁に向け、原子力協定締結交渉を始めることでインドと合意した。豪州は核不拡散に力を入れてきたが、インドの核保有を事実上容認した形だ。

 インドを訪れた豪州のギラード首相は17日夜にシン首相と会談。原発燃料用に輸出される豪州産ウランが核兵器に転用されないための査察措置を定める協定 の交渉を始めることを決めた。会見でシン氏は「インドの信頼性が評価された」と感謝の意を表明。ギラード氏は「合意は非常に喜ばしい」と応じた。

 豪州は世界の利用可能なウラン埋蔵量の3割を占め、米国や日本、中国などに輸出。ただ、核拡散への懸念から輸出相手はNPT加盟国に限定してきた。ハ ワード政権が2007年にインドへの輸出を開始する姿勢を見せたが、同年末の労働党への政権交代で頓挫。従来の輸出方針は堅持されてきた。



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