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熊被害:冬眠前に餌求め、秋は活発 ドングリ不作で要注意<毎日新聞>

毎日新聞
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熊被害:冬眠前に餌求め、秋は活発 ドングリ不作で要注意
毎日新聞 2012年10月22日 14時00分(最終更新 10月22日 15時11分)
http://mainichi.jp/select/news/20121022k0000e040175000c.html
▼全文引用

 熊の被害や目撃が相次いでいる。21日には長野県佐久穂(さくほ)町で、保育園のガラス戸が夜間に割られ侵入される被害があった。今年の全国の目撃件数は前年より6割増。環境省などによると、耕作放棄地の増加で熊の行動範囲が広がっていることに加え、餌となるドングリの不作が影響しているとみられる。同省は「熊が冬眠する12月まで大量出没が続く可能性が高い」として注意を呼びかけている。

 保育園に熊が侵入した佐久穂町は22日朝、町内の通学路に職員や猟友会関係者が立ち、警戒した。町教委は「児童、生徒には集団行動を呼び掛け、被害に遭わないようにしたい」と話している。
熊が出没した最近のケース
熊が出没した最近のケース
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 5日にはJR長野駅のホームで目撃されるなど市街地でも出没。19日には紅葉狩りでにぎわう栃木県日光市でハイキング中の男性が襲われて重傷を負った。

 環境省によると、今年4〜8月の全国の熊の目撃件数(速報値)は昨年同期比6割増の約8400件で、かまれるなどして34人が負傷している。

 森林総合研究所東北支所の大西尚樹・主任研究員(動物生態学)は、目撃が増えた根本的な要因として、山間地集落の過疎化や高齢化を挙げる。人里と森林の境界となっていた里山に、手入れが行き届かない耕作放棄地が増加。「雑草が高く生い茂り、人間を怖がるはずの熊が人里に近づけるようになった」と指摘する。

 熊は9〜11月、冬眠に備えて食欲が旺盛となる。同研究所によると、1日に食べるドングリは1升瓶6本分に上り、通常の倍という。しかし、今秋はドングリが全国的に不作のため、餌を求めて人里まで下りて来るとみられる。

 熊との遭遇を避けるにはどうしたらいいのか。環境省野生生物課は「山に入る時には、熊が近づかないように、鈴やラジオなど音の出る物を持って、自分の存在を知らせて」と言う。万が一出くわした場合には「あわてずに熊を見ながらゆっくり後退するのが大切」と話す。走って逃げたりすると、熊は追いかける習性があるという。【松本晃、浅見茂晴、藤澤正和】




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