「北の山・じろう」時事問題などの日記

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北朝鮮 原子炉再稼働を宣言 6カ国協議の合意破棄<東京新聞 TOKYO WEB>

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北朝鮮 原子炉再稼働を宣言 6カ国協議の合意破棄
2013年4月3日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013040302000119.html
▼全文転載

 【ソウル=篠ケ瀬祐司】北朝鮮の原子力総局報道官は二日、ウラン濃縮工場をはじめとする寧辺(ニョンビョン)のすべての核施設や、二〇〇七年の六 カ国協議の合意によって稼働を停止していた実験用黒鉛減速炉(原子炉、五千キロワット)を再整備、再稼働すると表明した。朝鮮中央通信が伝えた。 

 

 三月三十一日に労働党の中央委員会総会で打ち出した「核開発と経済発展を並行して進める」との活動方針に沿い「電力問題解決と核兵器を質量ともに 拡大、強化するため」だとしている。報道官は黒鉛減速炉の再稼働などは「遅滞なく実行に移される」と強調している。北朝鮮は、〇九年四月に寧辺にいた国際 原子力機関(IAEA)の監視要員を退去させているため、核関連施設の正確な現状は不明。

 

 原子炉から抜き出された使用済み核燃料棒を再処理すれば、核兵器用のプルトニウムを抽出することが可能。北朝鮮が黒鉛減速炉再稼働を強行すれば、長崎に投下された原爆と同じ、プルトニウムによる核爆弾の脅威が高まる。

 

 北朝鮮は一九八六年に寧辺で黒鉛減速炉を稼働させ、二〇〇三年以降に使用済み核燃料棒を再処理。〇六、〇九年にプルトニウムを使った核実験を行った。

 

 今年二月の核実験で、北朝鮮は「核爆弾が多種化された」としており、広島に投下された原爆と同じ高濃縮ウランの核爆弾使用を示唆している。ウラン濃縮工場の「再整備」などはウラン型爆弾の量産にもつながる。

 

 六カ国協議の合意に明確に違反する黒鉛減速炉の再稼働を宣言したことで、朝鮮半島非核化は一層難しくなった。

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