地球温暖化は「砂上の楼閣」なのか?<dot.(AERA×週刊朝日)>
dot.(AERA×週刊朝日)
トップ>http://dot.asahi.com/
地球温暖化は「砂上の楼閣」なのか?
(更新 2013/1/26 07:00)
http://dot.asahi.com/science/s-general/2013012100023.html
▼全文引用
環境問題を語るときに必ず登場する「地球温暖化」という言葉。でも実はここ15年ほどは平均気温は上昇していないと、生物学者の池田清彦・早大教授は指摘する。
* * *
ここ15年間、世界の平均気温は全く上昇していないのは事実なのである。英国気象庁とCRU(クライメートゲート事件の発端となった研究所)は去年、3千 地点を超える気温観測データに基づいて、ここ15年間の世界の平均気温の推移を公表したが、温暖化傾向は1997年に終了している。またNOAA(米海洋 大気庁)の気象衛星から測定した対流圏(地表から10〜20キロメートルの大気圏)の平均気温もここ10年間以上ほぼ横ばいである。地球の気温変動に最も 関係があるのは太陽の活動で、20世紀から21世紀はじめにかけて、気温変動と太陽活動はほぼパラレルに推移している。20世紀後半はたまたま太陽活動の 上昇とCO2濃度の上昇が重なったので、一部の気候学者はCO2の増加が気温上昇の原因であると誤認したのだ。それが証拠に、21世紀に入って太陽活動が 低下するに及び、気温上昇はピタリと止まったのである。もちろんCO2濃度はどんどん上昇しているけどね。
そういうわけで、去年の11 月から12月にかけて、カタールで開かれていたCOP18(国連気候変動枠組み条約18回締約国会議)が盛り上がらなかったのは当然なのだ。COPはもは や国連官僚とEUの面子のためだけの組織となった。途上国は温暖化をネタに先進国から資金援助を引き出そうとゴネるだろうが、温暖化論自体が砂上の楼閣な のだから、聞くフリだけしていればいい。そんなしたたかな官僚が日本にいるかどうかは知らないけどね。
※週刊朝日 2013年2月1日号
【関連記事】
下記URLの下に、リンクがあります
http://dot.asahi.com/science/s-general/2013012100023.html
池田清彦氏 温暖化の原因はCO2ではなく「太陽活動の強弱」
地球温暖化は本当にCO2のせい? 日本と海外で認識にズレ
「安倍バブル」到来の機運に「4月で頭打ち」の声も
食品安全検査は機材も人も足りずにお手上げ
広瀬隆「放射能汚染の学校、学童疎開を急げ」
dot.(AERA×週刊朝日) トップ>http://dot.asahi.com/
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所