「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

【動画】12/14 アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会「低線量被ばくの健康影響」【文字おこし】④

◎全文転載 ①〜⑤の④


いのち・未来うべ スタッフブログ
トップ>http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012
【動画】12/14 アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会「低線量被ばくの健康影響」【文字おこし】④
2012年12月21日 02時53分10秒 | ヤブロコフ講演文字おこし
http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/8a791cf93d193db7bf6e2e3a1161d753


YouTube
20121214 UPLAN 低線量被ばくの健康影響:国際機関の放射線安全概念を問う
http://www.youtube.com/watch?v=hainBgdN--Y
公開日: 2012/12/15


37:06〜
しかし、人間の体内でも放射線の影響というのは、細胞や臓器の状態によっても変わってきますので、平均値ということ自体が不可能なことです。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/82/ecccca1ca5b3dce238f7a22b8080d01c.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/82/ecccca1ca5b3dce238f7a22b8080d01c.jpg

それから、前提の⑤番ですね、臓器の相対的な放射線感受性のことで、生殖腺の0.2.から皮膚0.001まで、というようなことが、原子力屋によって言われていますが、これもまた科学的ではなく、臓器の放射線感受性というのは人によって非常に違っていますので、これはあまりにも単純化され過ぎていると言えましょう。

それからもうひとつの「1mSv/人/年は許容できるレベルである」それが科学的に正しくないというもう1つの理由は、この放射線の影響を受けるモデルとして考えられているのが、20歳、体重70kgの健康な白人男性が仮想的なモデルとされているからです。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/84/5e71bfb62cb25e49f86b72b7b7326319.jpg

こうした平均的なファントムのような人が存在するのではなくて、人によって放射線感受性というのは非常に違っていまして、14%の人たちが放射線に対してそれほど感受性が強くないとすれば、20% の非常に強い感受性を持った人々がいるというわけです。ですから人の放射線に対する感受性というのは非常に違っております。それから民族的な違いというの も、たとえばモンゴロイドであるとかあるいはアングロサクソンであるとか、そういった民族種の違いといったものも放射線に対する感度の違いをもたらしま す。

それともうひとつの科学的でない前提は、放射線量がすごく影響に反映するということです。

放射線量と生物学的影響が存在するのはこのまっすぐの線のラインのところだけです.
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fe/fee304eab96691b000a5274160aaded4.jpg

20mSv/人/年であるとか、それ以上の放射線量になりますと、放射線量と生物学的影響というのは比例する関係になりますが、より低線量の場合は線量が小さくても、生物科学的影響は大きいので直線的な影響ということにはなりません。

もうひとつの、原子力推進派たちが言っていることで大きな誤りは、「放射線の影響によって起きる病気というのはガンとほかのわずかな病気だけである」ということです。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/6c/d8a0f734b6abb3cdba4861e0a0f224f3.jpg

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/6c/d8a0f734b6abb3cdba4861e0a0f224f3.jpg


今ここでは一つ一つあげませんが翻訳の方にあると思うんですけれども、要するに慢性疾患や遺伝子性疾患だけではなく、非常に放射線というのは病気に対する大きな影響力を持っています。

この中でも特に顕著なものについて申しますと、この放射線の大きな影響というのは老化を早めるということです。 これはある年齢の人たちが、その実際の年齢よりもずっと老けてしまうということです。

たとえば除染作業員の外見というのはパスポートに書いてある年齢よりも7・8歳上に見えます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/4c/4c6a99ed090823e91e0cf03dc735a56d.jpg

第2の結論ですが、「人間によって許容できる放射線レベル」、つまり先程から出てます1mSv/人/年というのは、信頼できる科学データに基づいていないということです。

【動画】12/14 アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会「低線量被ばくの健康影響」【文字おこし】 ①〜⑤

http://bit.ly/UblzuJ

http://bit.ly/Ublqrq

http://bit.ly/UblmI0

http://bit.ly/TD4eJY

http://bit.ly/TD4Hfo


▽以上、「いのち・未来うべ スタッフブログ トップ>http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012」から全文転載



☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所