「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

小出裕章氏の、使用済核燃料「再処理」行き詰まりの説明がわかりやすい 5/16ざまあみやがれい!

「ざまあみやがれい!」から全文転載
(☆文中、すべて転載します。そのため、本やブログ・タイトルの由来も入ります)
2012年05月17日08:22
小出裕章氏の、使用済核燃料「再処理」行き詰まりの説明がわかりやすい 5/16
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65805868.html


2012年5月16日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。原子力委員会の小委員会が出した、使用済み核燃料の処理のコストの最終案について言及しました。

▼ 騙されたあなたにも責任がある 脱原発の真実
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4344021673/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=zamamiyagarei-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4344021673

『時々、ブログのタイトルに拒否反応を示す人がちらほらいらっしゃいます。確かに、「ざまあみやがれい!」というタイトルは、品がないと思われても仕方がありません。だけど、筆者は、このブログのタイトルに思い入れがあるのです。』

▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html
20120516 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
YouTube動画
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=SxKrKlF2Rjc

=====(文字おこし、ここから)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんです。小出さんこんばんはー」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

水野「え…そして東京には近藤さんです」

近藤「あっ。こんばんは〜。よろしくお願いしまーす」

小出「はい。ご無沙汰しておりました。」

近藤「どうもー」

小出「はい」

水野「お願いします。え…まず伺いたいのは、原発から出てくる使用済み核燃料をどうするかという話なんですね。」

小出「はい」

水野「で…今回、まあ、…原子力委員会の小委員会が、最も望ましいやり方だと、いうふうに結論づけたのは、使用済み核燃料を再処理する、のこの取り出したプルトニウムを再利用するっていうやり方ですね」

▼参考:なぜコストは圧倒的に「直接処分」が安いのにプルサーマル温存なのか 再処理・直接処分コスト最終案
2012年05月16日19:04
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65805774.html


再処理・直接処分コスト試算結果

画像URL
http://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/1/f/1f325a87.png
小出「はい」

水野「これと、あわせて、え…地中への廃棄をすすめること、であると。こういう結論を出してきたようなんですね。」

小出「はい」

水野「ただ、これわたくし、意味がよくあんまりわかりませんで。」

小出「はい」

水野「使用済み核燃料の再処理とあわせて、地中への廃棄をすすめることって。これどういう意味ととったらよろしいんですか」

小出「(苦笑)。要するに彼らが混乱している、のです」

水野「(苦笑)はあ…」

小出「はい。…もともと、地球上にあるウランというのは」

水野「ええ」

小出「大変貧弱な資源、でして」

水野「はい」

小出「え…普通の原子力発電所でウランを燃やして、それを使用済みになったということで廃棄をしてしまいますと、原子力なんてエネルギー資源にならないのです」

水野「あっ。もう次々ウランを使い果たしてしまったら、枯渇するってことですね」

小出「もうすぐに枯渇してしまう。」

水野「はい」

小出「だから、え……困るので、使用済みの燃料の中からプルトニウムを取り出して、それを高速増殖炉という特殊な原子炉で燃やすことによって、初めて原子力を意味のあるエネルギー源にしようとする計画だった、のです」

▼参考:小出裕章氏のプルサーマル発電批判がわかりやすすぎる!(文字おこし)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65720917.html

水野「はい」

小出「え…ですから…ですから再処理をしてプルトニウムを取り出せない限りは、もう原子力なんてもともとやる価値がなかったということで。」

水野「はあ」

小出「これまではとにかく、あの、再処理を何でもかんでもするんだという、」

水野「ええ」

小出「路線で日本は来たのですが」

水野「全ての、使用済み核燃料は再処理するんだというのが国策だったんですよね」

小出「そうです」

水野「で、実際できたん、ですか」

小出「実際何もできなかった」

水野「なーんにもできてないんですね」

小出「はい。高速増殖炉の実験炉「常陽」も潰れてしまいましたし、原型炉として作った「もんじゅ」も、1キロワットアワーの発電もできないまま潰れてしまっている、のです。

▼ さようなら、もんじゅ君---高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなし
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309245862/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=zamamiyagarei-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4309245862

小出「え…再処理工場自身も、作ってはみたものの、あちこちトラブル続きで、結局動くこともできないという、」

水野「ええ…」

小出「ことになってしまっていて。え…これまで原子力を進めてきた人たちがかいた夢が全く実現できないまま、巨額な国費を捨ててしまった、のです」

水野「で、それだったら、」

小出「はい」

水野「いままで、描いた夢は無理でしたごめんなさい」

小出「そうです」

水野「今度こういうふうにしますって、言うんだったら私も意味がわかったと思うんですよ」

小出「はい」

水野「でも、再処理もする、それとあわせて、まあ土地の中に」

小出「はい」

水野「捨てるって言ってるんでしょ」

小出「そうです」

水野「それで余計意味がわからないんです」

小出「そうです。全くだから意味がわからない選択を彼らがまた言い出した、のですね」

水野「と言うことはですね。」

小出「はい」

水野「え…使用済み核燃料の再処理とあわせてというけど、これはもう、もともとできないということが、もうわかってきて」

小出「はい」

水野「もうできないと、本当は、あ…言ってるというふうにとっていいんですか」

小出「え…私ははっきりというべきだと思いますし」

水野「ええ」

小出「まだ、片足をそっちに突っ込んでいる状態なわけですけれども」

水野「はい」

小出「いずれその足も抜かなければならない日が来ると思いますので。」

水野「はあ…」

小出「早くこんな夢から醒めなければいけません」

水野「そうですね」

小出「はい」

水野「無理なら無理と言って、次を考えるしかないですよね」

小出「そうです」

水野「それでも、なんで片足ツッコミ続けたいんですか」

小出「え…それを言ってしまうと、原子力が全く意味のないものであることを認めてしまうことになるからです」

水野「そうか。ウランの燃料はすぐ枯渇するんですから」

小出「はい」

水野「土台、原子力でやっていくということは無理であるということに繋がるわけですね」

小出「そうです」

水野「じゃあ実態は、これ、地中に廃棄ってつまり地面掘ってそこに、使用済み核燃料を埋めるっていう意味ですよね」

小出「そうです」

水野「で捨ててしまう、そのままほっとくっていう意味ですよね」

小出「そうです」

水野「結局これを100%するしかないんですという意味になるんですか?」

小出「え…私自身は再処理などということをやってはいけないと、発言をしてきましたし、使用済燃料をそのままの形で何か処分をする方法を考えるべきだと主張をしてきましたので。」

水野「ええ」

小出「え……う……再処理をやらないという決定はいいのですが、ただ私自身も、使用済燃料をそのまま地面に埋め捨てにするなんてことをもちろんいいと認めたことはかつて一度もありませんし。」

水野「ええ」

小出「え……やってはいけないと思います、それも」

近藤「これ先生」

水野「近藤さん」

近藤「どういうイメージなんですかね。穴掘ってうめるんですか」

小出「そうです。え…今までは、再処理をしたあとに、核燃…核分裂生成物というものをガラスと混ぜて固めて、それを地下深くに埋めるといってきたのです」

水野「あの…ガラスを混ぜたらどんな形になるんですか」

小出「え…まあ要するにガラスになる」

水野「固形物になるわけですか」

小出「そうです。そうです。」

水野「で、それがまあ割れないような、物になるんですか」

小出「いえ割れてしまいます。」

水野「割れるんだ」

小出「割れてしまい…うのですけれども。まあ比較的、ガラスというのは安定な物質だと、」

水野「ほおー…」

小出「これまでも思ってきたわけですから。まあなんとかそれがいいのではないかということで、そういう計画を立ててきたのですが」

水野「はい」

小出「え…ガラスも割れてしまいますし」

水野「はい」

小出「発熱もしまうので」

水野「ほお」

小出「本当にあの安全な形にできるかどうかすらがわからないというままここまで来てしまっていた、のです。」

水野「はあ」

小出「ただそれは、地面に埋めるという計画でした」

水野「ええ」

小出「で今回の場合はもうガラスにするのも何も全部やめて、使用済燃料というそのままのものを同じように地面に埋めてしまうという計画を出してきているわけです。」

水野「ええーー?」

近藤「ちょ、その、」

小出「はい」

近藤「計画っていうのも、その言葉の上だけの話で。その技術ちゅうのはともなうんですか?」

小出「ありません。今までどこの国も、そんなことをやったことがないのです」

近藤「ないですよねえ」

小出「はい」

水野「ありませんー」

小出「はい」

水野「はあ? じゃあせめてガラスと混ぜて、ちょっとでも安定させてやろうということじゃなく、もうそれもやめちゃうってのは、なんでそんな計画になるんですか」

小出「え…ガラスに…するためにはまず再処理という作業をして、」

水野「あっ。はあー…」

小出「プルトニウム等を取り出して、」

水野「あ」

小出「で残った核分裂生成物をガラスに固めるという作業だったわけですが」

水野「ええ」

小出「再処理自身がもうできない状態に今陥っていますし」

水野「ああー」

小出「六ケ所村の再処理工場でも、とにかく分離はしてみた、核分裂生成物の分離をしてみたわけですけれど」

水野「はい」

小出「それをガラスにしようと思ったらぜんぜんできないで」

水野「できない!」

小出「こわれてしまった(苦笑)、のです、装置が」

水野「へえー…。じゃあもう世の中に、どうしていいか、処方箋は無いってことですね今は」

小出「はい。まあもともと、あの、原子力発電所はトイレのないマンションと呼ばれてきましたし。生み出したゴミをどうすればいいのか、だれも知らないままここまで来ているのです」

水野「もしですよ、使用済み核燃料を、なんにもしないそのままの形で、地中に埋めますね」

小出「はい」

水野「ほっときますね」

小出「はい」

水野「どうなるんですか」

小出「え…100万年間安定であって、いた、貰わないといけませんので。え…私は多分いつの時点かでそれが環境に漏れてくるだろうと思います。」

水野「…ねえ、地震もありますよね」

小出「はい、まあ」

水野「活断層もあります」

小出「そうです。もう日本なんていう国は活断層のない場所はありませんし。年がら年中地震が起きてるわけですから」

水野「ええ」

小出「100万年なんて言う(苦笑)、時間の長さにわたって保証できるような土地はどこにもありません」

水野「…はあ…。近藤さ〜ん…」

近藤「はい。」

水野「なんかものすごいことを、つきつけられてるんですね」

近藤「そうなんですよね…。だからまあそういうことは、だからある意味最初からわかった上でもう、見たくないものを考えたくないもの(笑)は考え無いできたんじゃないんですかねえ。」

小出「おっしゃるとおりです、はい」

近藤「うーん…」

水野「わたし去年、映画でですね、フィンランドの「100,000年後の安全[DVD]」という映画を見ました。」

小出「はい」

水野「これはあのフィンランド、での高レベル放射性廃棄物を最終処分するところを地下に作ってるっていう話だったんですよ、ドキュメンタリーで」

小出「そうです」

水野「あれたしか地下500メートルまで」

小出「はい」

水野「硬い岩盤をずうーっと掘っていくっていう」

小出「はい」

水野「でものすごい地下都市みたいになってますよね」

小出「そうです。」

水野「あんなところにフィンランドは、まあ置こうと、捨てようとしてるわけですよね」

小出「まあ世界中それしかもうないから、なるべく深い穴を掘ってそこに埋めようとしている、のです。日本もまあそれしか無いだろうということで、再処理をした、うえにできたガラス固化体をそうしようという計画だったのです。」

水野「はあ…しかしそれさえも破綻したと」

小出「はい」

水野「それなら破綻したとはっきり言ってくれたら」

小出「(苦笑)」

水野「まだ、まだしも、現実が見えやすいんですが」

小出「そうですね。」

水野「う、う、見えたら困る人がいはるんですか」

小出「まあ原子力の世界というのは、私何度もこの番組でも聞いていただいたと思いますが。失敗をしても誰も謝りもしない、責任も取らないという、そういう世界なのです。」

近藤「まあなんて言うんでしょう。今さえ良かったらいいみたいな感じですよね」

小出「そうですね」

水野「実態は100万年後まで続くわけですよね」

小出「はい」

水野「はい。どうもありがとうございました」

小出「はい。ありがとうございました」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんにうかがいました」

=====(文字おこし、ここまで)

100,000年後の安全 [単行本(ソフトカバー)]
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内容紹介
2011年3月の福島第一原子力発電所の大事故を受け、同年4月に緊急公開され、単館ロードショウからのスタートながら、その後全国70館以上で上映され大反響を呼んだ映画『100,000年後の安全』が待望の書籍化!
フィンランドで建設中の放射性廃棄物の最終処分施設「オンカロ」を描いたこの映画は、放射性廃棄物が無害になるまでに10万年以上かかるという事実を突きつけ、観る者に衝撃を与えた。
本書は、映画の内容をもとに、原子力問題の専門家が解説を加えて書籍化。今までメディアであまり報道されてこなかった、日本における核燃料サイクルや、放射性廃棄物処理の問題についても詳述する。

★小出裕章氏 推薦!(京都大学原子炉実験所 助教)★
「10万年、人間の想像を超える未来。
私たちはいま、その未来にいたるまで 決して消えない毒物を生み出し続ける」

▼「1キロ当たり6ベクレルの放射性セシウムが検出されています」と基準値よりもずっと低い検出値を正直に表示したハンバーグをみなさんどう思う?
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いかがでしたか。ご意見、ご感想、お叱りなど、お気軽にコメントにくださいまし。


★以上、「ざまあみやがれい!」から全文転載

★ブログ「ざまあみやがれい!」の管理人さん、いつもの事ながらありがとうございます。

解析結果1号機水位40センチ「そう思います。サプレッションチェンバーはGEがこのタイプの格納容器を作った時から弱点と言われていた」小出裕章5/23(1)

「ざまあみやがれい!」から全文転載
(☆文中、すべて転載します。そのため、本やブログ・タイトルの由来も入ります)
2012年05月24日07:56
解析結果1号機水位40センチ「そう思います。サプレッションチェンバーはGEがこのタイプの格納容器を作った時から弱点と言われていた」小出裕章/23(1)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65807034.html


2012年5月23日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。福島第一原子力発電所1号機の水位について、原子力安全基盤機構が解析結果を40センチと発表、さらに温度は30度で燃料は浸かっているとしたことに言及しています。

▼日本のエネルギー、これからどうすればいいの? (中学生の質問箱)
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▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html

20120523 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
YouTube動画
http://www.youtube.com/watch?v=m2Qst-8zD04&feature=player_embedded

=====(文字おこし、ここから)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんです。小出さんこんばんは」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

水野「そして東京には近藤さんですー」

近藤「どうもーこんばんはー。よろしくおねがいします」

小出「こんば…こんばんは、よろしくお願いします」

水野「え…きょうはまず福島第一原発の1号機について教えていただきたいと思います」

小出「はい」

水野「格納容器の中にどれだけの水が、あるのかと、いうことについて伺いたいんですね。」

小出「はい」

水野「と言いますのは、この、格納容器の水の高さ、水位が、非常に問題だというのは、小出先生、言ったら、核燃料が水に本来全部浸かってるのが本来の姿ですよね」

小出「浸かってないと困るのですね」

水野「浸かってないとえらいことになる」

小出「はい。はい」

水野「ですよね」

小出「はい」

水野「それは結局放射性物質が、む、放出されることにつながるってことですよね」

小出「そうです。はい」

水野「で、その大切な水位について、え…ちょっと久しぶりの情報だと思うんですけども、非常に気になるものが出てまいりました。この水位が、1号機は東電が今まで、およそ1.8メートルあると、言っていたんです。推定ですけどもね。1.8メートルと言っていたんですが。今回、原子力安全基盤機構というところが解析をしました。そうしたところ、40センチしか無い、可能性がある、という情報が出て参りました」

▼1号機 格納容器水位「40センチ」と解析出る 東電推定1.8メートルと大きな差! :ざまあみやがれい!
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65806766.html
1号機水位40センチ
図URLhttp://livedoor.blogimg.jp/amenohimoharenohimo/imgs/8/6/8694206a.jpg
※あとで出てきますが、この原子炉はGE製のMARK1というタイプです。

小出「はい」

水野「小出さんこれはどういう意味なのか教えていただけますか」

小出「はい。え…1番まあ問題なことは、」

水野「はい」

小出「……わからないということなの(苦笑)、ですね」

水野「(苦笑)、これ東電もわからないし原子力安全基盤機構にしたって本当のところはわからない、わけですか」

小出「そうです。今度の基盤機構のも単に計算…してみて、」

水野「はあ」

小出「なるべく測定値に合うようにしてみたらば40センチだろうという、そういう推定、なのです」

水野「実際に誰かが測りにいったわけでもなく」

小出「はい」

水野「カメラを入れて調べたわけでも無いんですね」

小出「そうです。え…2号機の場合に、以前東京電力が、え…多分水はかなり入っているだろうとして、え…カメラを入れてみたら全然水面が見えなかったと」

水野「はい」

小出「いうことがありました。」

水野「そうでした」

小出「そして、もう1度あの、もっと低い位置でカメラを入れてみたら、東京電力と予想とは全然違って実は60センチしか水がなかったと」

水野「ええ」

小出「いうことが2号機で、前にわかりました」

水野「そうでした。」

小出「はい」

水野「愕然とした」

小出「はい」

水野「のを覚えております」

小出「はい。今回もまあ東京電力は1.何メートルあるというふうに、まあ、希望しているのでしょうけども(苦笑)」

水野「希望ですね」

小出「はい。もちろんそう…そんな希望したところで……そうなってるかどうかはわからない…わけですし。基盤機構の40センチというものが合っているの、かもしれません。でも本当にどうなのかということはやはりカメラを入れてみなければわからないと思います」

水野「ただこれ毎時間、6トンほど冷却するための水を入れてるんですよ」

小出「はい」

水野「毎時毎時6トン入れているのに」

小出「はい」

水野「40センチしか…無い可能性があるという計算結果なわけです」

小出「はい。ようするにまあ何トン入れようと穴が開いていればそこから出てしまうわけ…ですから。え…まあ基盤機構の推定によれば40センチ、しか水がたまらない高さのところのどこかに破損があると、いう推定になっているのですね」

水野「ええ」

小出「そしてそれが、いわゆるサプレッションチェンバーと呼んでいる、え…ドーナツ状のリングがあるのですが」

水野「下のところです…よね」

小出「そうです。はい。そことのつないでいるパイプがあるのですが。ちょうどそのパイプの位置にえ…当たっているし、そこが破れているというのが基盤機構の推定なのだと思います。」

水野「ほお…、これの推定について確率としてそうだろうなと、小出さんはお思いになるんですか」

小出「そう思います。」

水野「あっ、」

小出「はい」

水野「そうですか」

小出「はい。この部分…」

水野「そうすると、ええ」

小出「はい。この部分は昔からえ…GEがこのタイプの格納容器を作った時から」

水野「はい」

小出「この部分が弱点だと」

水野「はあ!」

小出「言われていた部分でして」

水野「ええ」

小出「この部分が、え…破壊される可能性は高いと、思います」

水野「へえ…。最初から弱点ってわかってたのに」

小出「そうです」

水野「使ってたんですか、ずっと」

小出「(苦笑)、まあ、あの……GEが設計してこれでいいと思って設計したわけですね、はじめは」

水野「はい」

小出「それで…米国内にもこのタイプの原子炉を作ったわけですし。日本に売り込むときにあたっては、これしかまあなかっ…、当時GEは持っていなかったわけですから」

水野「ええ」

小出「え…それをまあ売ったと。しかしGEの内部でもやはりこれは問題だということで、え…別の形の格納容器が作られるようになってきました」

水野「はあ……あの、こうしたこの、水位が40センチしか無い可能性があるということをじゃあどうみるかということにつきまして。原子力安全基盤機構はこう見ているんです。え…格納容器の中の温度は30度程度、なので、核燃料は今も水に浸かって冷やされている、と見られる。こういうふうに言っています。この見方について小出さんいかがでしょう」

=====(文字おこし、続く)

続き:1号機格納容器内約30度 燃料は水に浸かり冷やされてるとの見方に「不適当だと思います」小出裕章5/23(2)
▼「1キロ当たり6ベクレルの放射性セシウムが検出されています」と基準値よりもずっと低い検出値を正直に表示したハンバーグをみなさんどう思う?
▼なんでこんなに安いんですかね。50%オフがザラです→食品&飲料 の ベストセラー

いかがでしたか。ご意見、ご感想、お叱りなど、お気軽にコメントにくださいまし。


「ざまあみやがれい!」から全文転載
2012年05月24日07:57
1号機格納容器内約30度 燃料は水に浸かり冷やされてるとの見方に「不適当だと思います」小出裕章5/23(2)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65807035.html

※続きです。
2012年5月23日(水)、小出裕章氏が毎日放送たねまきジャーナルに出演。福島第一原子力発電所1号機の水位について、原子力安全基盤機構が解析結果を40センチと発表、さらに温度は30度で燃料は浸かっているとしたことに言及しています。
YouTube動画(上に同じ)
http://www.youtube.com/watch?v=m2Qst-8zD04&feature=player_embedded

=====(文字おこし、続き)
※「解析結果1号機水位40センチ「そう思います。サプレッションチェンバーはGEがこのタイプの格納容器を作った時から弱点と言われていた」小出裕章 5/23(1)」からのつづき

水野「はあ……あの、こうしたこの、水位が40センチしか無い可能性があるということをじゃあどうみるかということにつきまして。原子力安全基盤機構はこう見ているんです。え…格納容器の中の温度は30度程度、なので、核燃料は今も水に浸かって冷やされている、と見られる。こういうふうに言っています。この見方について小出さんいかがでしょう」

小出「それは不適当だと思います」

水野「はい」

小出「え…たとえば、核燃料がすでに格納容器の底を抜いてしまって、」

水野「うん」

小出「更に下に沈んでいるとすれば、格納容器の中の、あ、格納容器には、の中には核燃料ないわけですから」

水野「ええ」

小出「格納容器の中の温度が上がらないのはむしろ当たり前になってしまいます(笑)」

水野「それはそうですよね(笑)」

小出「はい」

水野「もうそこにないんですから」

小出「そうです(笑)」

水野「温度が上がるわけがないんですね」

小出「はい」

水野「なのにその温度をもって、いや水に浸かって冷やされてるから大丈夫っていう、この見方をする原子力安全基盤機構っちゅうのは、どういう組織なんですか」

小出「まあ、あの…安全・保安院の下請け機関ですし、もともと原子炉メーカーとか様々なその原子力を進めてきた人たち…の中から、まあかなり精鋭部隊が集まっている、え…組織ですけれども」

水野「はあ…」

小出「え、基本的には原子力を進めようとしてきた人たちです」

水野「近藤さーん」

近藤「はいー」

水野「じゃこれ、今まで調べられてた側の人が今度調べる側になってるってことですやんね」

近藤「うん…。先生あの」

小出「はい」

近藤「今、話が出てんの1号機でしょ?」

小出「そうです」

近藤「2号機3号機はどうなってるんですか」

小出「わかりません」

近藤「えっ」

小出「2号機も東京電力が期待したとおりには水はなかったと、言っているわけで」

水野「ええ」

小出「かなり格納容器の下の方で穴が開いてしまっている。冷却のために水をいくら入れても全部漏ってしまうという状態なの、です。え…結局本当に炉心がどこにあるかということを突き止めるまでには、何年、ひょっとすると10年以上の時間がかかるかも、知れません」

近藤「うーん」

水野「あのー。みなさんこのところこうした情報が少なくなっていたので、なんか改善されているのではないかという、幻想の中にいたかもしれませんが。」

小出「はい」

水野「なーんにも状況は変わってないわけですね」

小出「はい。まあようするに、手のつけることができない相手が、見ることのできない場所にいるのですね。それがどうなってるかすらが今はまだわからないという状態です。」

水野「この、原子力安全基盤機構が、こうした状況でも、燃料は水に浸かって冷やされているという推測をするわけって何なんですか」

小出「まぁなるべく、国民、に安心感を植え付けたいということではないかと私は思いますが」

水野「はあ…。ただ、小出さんのみられているようにもう穴を通って下に出てしまっているんだと。核燃料はそこにないんだということになると、もう工程表が、全く、意味をなさなくなるということも無いんですか」

小出「はい。ただ、あの…東京電力にしても、私が恐れているような事態の可能性がゼロだとは思っていない、のですね」

水野「ええ」

小出「ですから東京電力自身も、地下にバリアーを、いわゆる遮水壁というものを張るということは、彼らの工程表にも入っている、わけです」

水野「ううーん」

小出「ですからまあいろいろな可能性を考えながら対処しなければいけないわけですが。私自身はとにかく環境の汚染を少しでも減らしたいので、遮水壁の工事は早急にやるべきだと。去年の5月から言っているのですけれども」

水野「もうずうーっとおっしゃってるんですが」

小出「はい。残念ながらそうはなっていないのです」

水野「ならないままですね。」

小出「はい」

近藤「小出先生、本当に、あの、どういう状態になってるかっちゅうことの、その知るすべっちゅうのは、これ、ずっと無いんですか?」

小出「え……今壊れているのが、火力発電所であれば、簡単なんですよね。見に行けばいい、んです」

水野「ううーん」

小出「え…でも原子力発電所の場合には、相手が放射能であるがために近寄ることが、できない。え…人間が近寄れない目でも見えない場合には、何がしかの測定器でそれを推察するしかないわけですが。」

水野「ええ」

小出「こんな事故が起きるなんてことは全く考えていなかったので。測定器すらもともと配置もされていなかった」

水野「ああ」

小出「のです。ですからまあ曲りなりに、え…ところどころにあった測定器の、値を、見ながら、計算をしてみたり推測をしてみたりしているわけですけれども。それが本当に正しいかどうかということは、やはりわからない、ということになってしまっているわけです」

水野「火力発電所だったら事故はどこかで収束しますけど」

小出「必ずそうです(苦笑)」

水野「原発は、今も事故はだから、ある意味続いている、」

小出「そうです」

水野「近寄ることもできないという」

小出「そうです」

水野「そこですね、」

小出「はい」

水野「大きな違いが」

小出「はい」

水野「はい。わからないということが最大の、まあ、恐ろしいことなんだと、いうことを今日も、まあ知らせていただきました。どうもありがとうございました」

小出「はい。ありがとうございました」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんに伺いました」

=====(文字おこし、ここまで)

僕がわからないのは、燃料棒が格納容器の底を抜けて下に落ちているとした場合、水位が40センチであるという結果になるのかどうか、ということです。穴が空いていれば底から水が漏れるわけで。ただ、どろどろに溶けた燃料は、圧力容器の底の制御棒などの駆動装置を溶かして体積も大きくなっているのではないか、などと想像しますし。穴が開いて地下に燃料がめり込んでいった時に、その穴はどういう状態なのか、がちょっとわかりませんね。そこからどの程度水が漏れるのか。で、その結果水位は40センチとなるのかどうか。

結局はわからないということです。

そうか、燃料が地下にめり込んでいったとしても、その下は空洞ではないわけで。そう考えると、地下に燃料がめり込んだくぼみというか穴というか底にも水がたまるわけで。じわじわ地中に漏れる量よりも注入する毎時6トンの水のほうが多ければ、水位は40センチになる、と説明はつきますね。

▼ 騙されたあなたにも責任がある 脱原発の真実
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▼「1キロ当たり6ベクレルの放射性セシウムが検出されています」と基準値よりもずっと低い検出値を正直に表示したハンバーグをみなさんどう思う?
▼なんでこんなに安いんですかね。50%オフがザラです→食品&飲料 の ベストセラー

いかがでしたか。ご意見、ご感想、お叱りなど、お気軽にコメントにくださいまし。


★以上、「ざまあみやがれい!」から全文転載

★ブログ「ざまあみやがれい!」の管理人さん、いつもの事ながらありがとうございます。


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私はあえてタブーに触れます「福島県子どもの病死者数推移」〜みんな楽しくHappyがいい♪

みんな楽しくHappyがいい♪〜全文転載
私はあえてタブーに触れます「福島県子どもの病死者数推移」
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1911.html

中山 憲
画像URL
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=316996735041125&set=a.159245860816214.40460.100001924035179&type=1

「政府統計の総合窓口・人口動態調査」から、平成22・23年の「月報(既報)・月次」各月の、「(保管表)死亡数,性・年齢(5歳階級)・死因簡単分類・都道府県(20大都市再掲)別」にある福島県データを用いて作成しました。
 
7月以降の病死者数に大きな変化が現れています。
 
通常、病死者は冬春に多く、夏秋は少ない傾向が全国的にあります。これは大人も子どもも同じです。
 
しかし、2011年は夏秋の病死者数が多く、ほぼ直線的に累計数が増加しています。もしもこの傾向が2012年も続いた場合は、“統計上の有意差”となりうるほどのハイペースで、子どもの病死者数が増加したことが分かりましたこのような現象が起こることはとても稀なことで、全国でも僅かしかありません。宮城県や岩手県では起こっていないことです。昨年の夏以降に、福島の子どもたちの体に異変が起こっている可能性を疑わざるを得ません。
 (こどもたちを放射能から守る会・福島より)

ーーーー
中山憲医師とは、この方です↓
「内部被ばく・ホットスポット・食品基準・がれき」
布施純郎医師(小杉クリニック)・中山憲医師(コロンビア大学)5/5NY記者会見(動画・内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1840.html

「放射能・被ばく」
この言葉は今は禁句でタブーだと上杉さんがおっしゃいました
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1905.html
が、事実は事実。
辛くても受け入れて現実を見る勇気が必要だとおもいます。


ーーー追記
中山医師のグラフの元は↓だったようです。

「福島県の子ども」の病死者数について
−政府・人口動態統計から分かった事故後の変化−中手聖一(PDF)
http://dl.dropbox.com/u/17135518/nakate.pdf
(このURLが、一番読みやすいです=PDF)
2012/5/14

ー前半略ー

○死因ごとの病死者数
亡くなった子どもたちの数を、死因別にまとめたものが、右のグラフです。
(管理人・北の山追記、グラフはPDFからご覧下さい)
http://dl.dropbox.com/u/17135518/nakate.pdf

「心疾患」による死亡数が2倍に増えています
(先天性の心臓障がいを患っていた子どもが、心疾患でなくなった場合も含まれます)。これも他の被災県にはないことです。「感染症」「癌・白血病」「肺炎」も増えています。このグラフは参考程度にしかならないものですが、昨夏からの増加と考え合わせ、ご報告することにしました。

子どもの病死者数が、昨年の夏以降に増えたことは紛れもない事実です。今回は割愛しましたが、病死者の増加は10 代後半が最も多かったことも分かりました。この異変が続き、何年も後に放射能汚染との因果関係が証明されても、亡くなった命は帰って来ません。

公害の健康被害では、死亡した子どもの後ろに、病気や体調不良のたくさんの子どもたちがいます。放射能被害を少しでも未然に防ぐための行動をとることが、私たち大人の役目だと思います。

保養と移住、防護策など出来ることは何でも行い、また国が約束している「患者調査の代替調査」の早期実施を改めて求めていく必要があると考えます。


ーーー転記ここまで



★管理人(北の山)追記
この記事を、「デマ」だとか「こじつけ」とか言うようなコメントが、多く見られました。人気のあるブログには、そのブログの信頼性を失わせようと言う書き込みが、沢山見られます。コメントを、承諾制にすれば、それは避けられますが「批判も、肯定も全部、書かせます」と言う、ブログ「みんな楽しくHappyがいい♪」の管理人の気持ちでしょう。「南相馬のぬまゆのブログ」でも、非常に多く見られました。昔の大物相場師の言った言葉です。
『数字は、ウソをつかない』


みんな楽しくHappyがいい♪〜関連記事

URLは、リンクが転記できない方のために、念のためつけますが、そのままタイトルから、ブログ記事へ行けます。
「大人よりも子どもの方が被ばくに強い」と、信じられない・・・福島民報5/20 
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1899.html
子どもの甲状腺「おおむね良好」方法説明に親は不信5/18
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1896.html
栃木県、子供3700人に線量計 2カ月間調査
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1881.html
ボクとママの放射能教室 5/12東京新聞より(書き出し)「クマムシ」になりたいw
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1868.html
チェルノブイリの影響研究 日本は子ども守る施策を」ユーリ・バンダジェフスキー4/28熊日新聞(書き出し)
チェルノブイリ症候群」は「ジャパン症候群」かもしれないので。
2.「低レベル」放射線 内部被ばくによる健康障害・松井英介氏(医師)栃木県宇都宮市8/28(講演内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1864.html
1.「低レベル」放射線 内部被ばくによる健康障害・松井英介氏(医師)栃木県宇都宮市8/28(講演内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1825.html
URLは、リンクが転記できない方のために、念のためつけますが、そのままタイトルから、ブログ記事へ行けます。

海洋エネ開発促進へ 政府が方針、実験海域を公募(中国新聞)

中国新聞 '12/5/25〜全文引用
海洋エネ開発促進へ 政府が方針、実験海域を公募
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201205250168.html

 政府は25日、総合海洋政策本部を開き、洋上風力発電など海洋を利用した再生可能エネルギーの開発を促進する方針を決めた。実験海域を地方自治体から公募し、2013年度中に選定する。東京電力福島第1原発の事故を受けて原発以外のエネルギー開発が急務となっており、潜在力がある海洋の活用に取り組む。

 野田佳彦首相はあいさつで「海洋国家であるわが国にとって、海洋資源の開発は重要な課題。方針は新たなエネルギー社会を実現する礎となる」と強調した。

 日本の領海と排他的経済水域(EEZ)は計447万平方キロメートル。洋上風力に加え、潮流や波の上下動、海中の温度差なども活用可能で、方針は「発電に利用する場合は陸上以上のポテンシャルがある」としている。

 ただ、海洋再生可能エネルギーの活用には洋上での実証実験が不可欠だが、海運や漁業など海域利用の調整が困難で、取

り組みが進まない一因となっていた。

 このため政府は、12年度中に具体的な条件を示し、民間企業の参入も促す方針。海域利用のルールを明確化するための法整備も早急に検討していく。

 このほか同日の会議では、新たな海洋基本計画の策定に着手することや、東日本大震災で発生した洋上漂流物への対応に万全を期すことも確認した。
(以上、中国新聞から全文引用)

一応、政府広報
google ニュースで、初めて見かけたので、オナサケで掲載します。
総合海洋政策本部
首相官邸 -平成24年5月25日
http://www.kantei.go.jp/jp/noda/actions/201205/25kaiyou.html

 平成24年5月25日、野田総理は国会内で、第9回となる総合海洋政策本部を開催しました。

 野田総理は本日の議論を踏まえ、「四方を海に囲まれました、海洋国家である我が国にとりまして、海洋資源の開発利用や海洋研究の保全を進めて行くことは、重要な課題であります。
 本日決定した、洋上風力発電をはじめとした海洋再生可能エネルギーの利用促進に向けた取組方針は、新たなエネルギー社会を築く礎となるもので、これを機に各府省の連携を密に、今後の取組を一層強化していくことが重要であります。
 また、先月、我が国の大陸棚の延長が認められたことは、今後の海洋資源の開発利用に向けて、大きな成果だと思います。
 人類の新たなフロンティアである海洋を開拓していくために、一層のご努力をお願いします。」と述べました。
(以上、政府広報)



★私は、政府に逆らっているのでは、ありませんよ??最初は、政府広報を上にした記事を書きかけました。一回、操作しそこなって記事を失い、この時は復元できました。ところが、その後もう一回、操作を誤って記事を失い、復元出来ませんでした。縁起が悪いので、政府広報は下に書き直すことにしました。

★これが、3回目の記事です。今度は、無くさないようにここで下書き保存をしました。今度は、失敗しませんよ??最近、なかったんですけれども??どうしたんでしょうネ??やっぱり、政府広報を上にしては、ダメと言う事なのでしょうネ???

★これで、太陽光・風力・地熱発電に加えて、「海洋再生可能エネルギーの活用」に動き出す事を、正式に表明した事になります。現在、実用化されている自然エネルギー発電方式を全部、進めると言う事は、大きな方針転換であります。嫌われ者の「菅前総理」の打ち出した、自然エネルギー比率引き上げの方針が、大きく前進し始めました。

脱原発を、いくら言っても代替エネルギーの道筋が見えなければ、産業界の賛成は得られません。これだけ出揃えば、今度は産業界に大きなビジネス・チャンスが出来る事になります。
そして、海洋エネルギーには、まだ完全に実用化されていない技術も有ります。これを実用化できれば、輸出も出来ます。日本の基幹産業に育つ可能性もあるのです。

★もし、電力会社グループと経済産業省守旧派が妨害しなければ、太陽光発電は、今頃、日本の基幹産業に発展していた可能性もありました。新しい技術や産業を育てるのは、日本の未来にとって、絶対に必要な事です。何がなんでも、「海洋再生可能エネルギーの活用」では、失敗してほしくありません。絶対に成功してもらわなければ、困ります。


★国内にエネルギー源を持つのは、国防の面から考えても、非常に重要です。今のように、ほぼ100%エネルギーを輸入に頼っているのは、将来を考えるなら「非常に」不安です。やはり、原発事故を受けて、国民が脱原発の考えを持ち、様々な運動をしてきた結果だと思います。誰しも、思いは、同じでしょう。

★「二度と、原発事故は、ゴメンです!!!」

★であるならば、進むべき道は、一筋しかありません。原発を捨てて、自然エネルギーの未来に「国運」を、賭ける以外に道は、ないのです。泥鰌の「ノ〜ダ」も覚悟を決めて、取り組んでほしいと思います。次の総選挙で民主党の議席が、全部なくならないためにも、頑張ってほしいと思います。精一杯、頑張って「半分で済むか、3分の1になるか??」と言う話なのですから。失敗したら、「全滅」ですよ???


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原子力委員会 なれ合い体質の深刻さ (信濃毎日新聞 『社説』)

信濃毎日新聞 『社説』 から全文引用
原子力委員会 なれ合い体質の深刻さ
05月27日(日)
http://www.shinmai.co.jp/news/20120527/KT120526ETI090011000.html

 核燃料サイクルの見直しを議論している内閣府原子力委員会の在り方が問われている。

 電力会社などの推進側だけを集めた勉強会を開催し、今後の政策の選択肢を掲げた報告書の原案を事前に示していたことが明らかになった。

 福島第1原発事故を踏まえ、エネルギー政策を問い直す検証作業のさなかである。業界寄りの政策に誘導したいのではないか、と疑われても仕方ないだろう。組織の抜本改革が求められる。

 原子力委員会は1956年、原子力開発に関する国の施策を計画的に進めることを目的に設置された。5人の委員が、研究や開発・利用の基本方針の策定などを担っている。国の政策を左右する要の機関である。

 電力業界との関係が問題視されたのは、原子力委が昨年から取り組んできた核燃料サイクル政策の見直し作業だ。

 日本は全ての燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、再利用する方針を掲げてきた。原子力委の小委員会は昨年から検証に着手し、ことし5月初めに(1)全量再利用(2)再利用と直接処分の併存(3)全量直接処分―の三つの選択肢を盛った報告書案を示している。

 ところが、原子力委は4月24日に、青森県六ケ所村の再処理工場を運営する日本原燃や電気事業連合会など推進側を集めて勉強会を開催し、その場で3案の内容を明らかにしていた。電力業界からは従来の再処理路線を求める強い意見が出されたとされる。

 5月の報告書案は、この勉強会を踏まえ業界に有利なように修正したのではないか。そんな疑いが持たれるのは当然だ。

 藤村修官房長官は否定したものの、「疑念を招き問題だ」と述べている。報告書は、政府の「エネルギー・環境会議」が新たな政策を論議する際の重要な資料である。誤解や不信を招くやり方は慎むのが常識だろう。

 原子力委をめぐっては、複数の事務局職員が電力会社や原子炉メーカーなど民間からの出向職員であることも判明している。

 推進派に配慮した勉強会といい、出向職員の問題といい、原子力委が依然として電力業界とのなれ合い体質にどっぷりと漬かっている印象が拭い切れない。

 国の原子力政策に深く関わってきた組織である。福島第1原発事故の責任は重い。原子力安全委員会とともに、解体的出直しをしなければ、新たなエネルギー政策への転換は難しい。




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初公開の4号機内部 細野氏「あれほど過酷なものかと…」産経ニュース・NHK・ANN

★「4号機の危機」を、国会議員が理解してくれれば良いのですが。細野豪志原発事故担当相が廃炉作業の進捗(しんちょく)状況を視察するため4号機建屋内に入りました。報道陣も同行したとの事です。とにかく、現場を見て、「危機的な状況」を理解してもらいたいと思います。保安院や東電の都合の良い報告では、なく「自分の目」で見て、現実を理解し、「危機感」を持ってもらいたいと思います。

★ANN ニュース(動画あり)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220526027.html
★NHK NEWS WEB (動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120526/k10015397651000.html
(記事は、下記に収録)


★「MSN Japan産経ニュース」から全文引用
初公開の4号機内部 細野氏「あれほど過酷なものかと…」
2012.5.26 19:06 (1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120526/trd12052619070007-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/images/news/120526/trd12052619070007-n1.jpg
福島第1原発4号機原子炉建屋の5階部分を視察する細野豪志原子力行政担当大臣ら=26日午後、福島県大熊町(鈴木健児撮影)

 東京電力福島第1原発で26日、4号機原子炉建屋内への報道機関の立ち入りが事故後初めて認められた。細野豪志原発事故担当相が廃炉作業の進捗(しんちょく)状況を視察するため建屋内に入るのに合わせ、代表取材が同行した。細野氏は「建屋の水平性、燃料貯蔵プール底部の補強状況を確認できた」と述べた。

 4号機原子炉建屋に入った細野氏は、事故収束作業のために設置された仮設階段で燃料貯蔵プールのある5階まで上がり、東電の担当者からプール補強工事の概要説明を受け、使用済み燃料の取り出しのために設置されたクレーンなどを見て回った。建屋内には約30分滞在した。

 細野氏も建屋内に入るのは初めてで、視察後に「あれほど過酷なものかと、中に入って初めて分かった」と話した。

 4号機は事故当時、定期検査中だったため原子炉内には燃料がなく、放射線量は最上階の5階部分で毎時0・1〜0・3ミリシーベルトと、他号機に比べて低い。放射性物質が付着したがれきの撤去が進み、放射線量が下がったことで、今回、内部への立ち入りが認められた。

 4号機では燃料取り出しのための建屋カバーの設置工事も進められており、東電としては廃炉作業が順調に進んでいることをアピールするねらいもある。

 だが、1〜4号機の廃炉費用については、研究開発を含めると総費用は数兆円以上に膨らむとも言われ、「見通しがつかない」(西沢俊夫社長)状態だ。

 一方、東電は、細野氏の視察に合わせて国内外のメディアにも同原発を公開した。いったん免震重要棟の緊急時対策室に入り、バスで敷地内を回った。4号機の南西約70メートルの地点と、南西側高台ではバスから降りての取材が認められた。


4号機 取材記者が見たものは
5月26日 23時42分 NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120526/k10015399931000.html
福島第一原発4号機の建屋内部には記者とカメラマンの代表4人が入り、およそ30分間にわたって取材しました。

代表取材を終えた記者は「東京電力が公開した写真や動画を何度も見てきたが、近くで目の当たりにするとまったく衝撃度が違った」と感想を語ったということです。
地下1階、地上5階の原子炉建屋は、地上から見上げても4階と5階の壁が爆発で吹き飛んだ様子が分かり、配線や配管、鉄骨が四方八方にぶら下がっていました。

建屋に入る前の放射線量は1時間当たり120マイクロシーベルト、僅か9時間で一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる限度の1ミリシーベルトに達する値です。最初に見たのは建屋の1階です。中は薄暗く、コンクリート片がところどころに散乱していました。出入り口のすぐ右側に5階まで続く吹き抜けがあり、仮設の階段が設置されていました。階段は人が肩をすぼめて通れるくらいの幅で、天井は低く、何度も頭をぶつけながら上がっていきました。1階の放射線量は最高で1時間当たり50ミリシーベルトでした。

2階では“急いで通り過ぎて”

2階に上がり、配管やバルブなどが密集した通路を進んでいくと、誰かの線量計が鳴って「500マイクロシーベルト」と声がかかり、東京電力の社員が「急いで通り過ぎてください」と呼びかけました。通路の先に案内されると、そこには、爆発で壊れた建屋の耐震性を高めるため、燃料プールの底に鋼鉄製の支柱を設置し、周りをコンクリートで固めた壁がありました。このあたりは東京電力の点検で「1ミリを超えるひびはなかった」とされる部分で、実際に目で見たかぎりでは、ひびや亀裂のようなものは確認できなかったということです。

3階を通過し4階まで上がると一気に明るくなり、視界が開けました。海側の壁が一面ありませんでした。4階は水素爆発があったとされる階ですが、がれきの撤去は進んでおらず、ほぼ爆発当時のままだということで、配管が激しく曲がり、鉄骨もアメのように曲がってさび付いていました。3階と4階にあるプールを覆うクリーム色の壁には大きな傷は見えなかったということす。

水中の燃料は確認できず

最後に最上階の5階に上がりました。階段から床に降りるとすぐ手前に、白いシートに覆われた使用済み燃料プールが確認できました。プールの水面を監視するカメラが設置されている場所はシートがなく、水面が見えましたが、黒くよどんで透明度が悪く、水中にある燃料は確認することはできませんでした。
プールの周辺のがれきは比較的片づけられていましたが、3号機がある北側は放射線量が高く、あまり手がつけられていない状態で、放射線量は1時間当たり330マイクロシーベルトでした。

代表取材を終えた記者の感想は、「東京電力が公開した写真や動画を何度も見てきたが、近くで目の当たりにすると、まったく衝撃度が違った」ということです。今回建屋内部の取材をした4人の放射線量は、90マイクロシーベルトから110マイクロシーベルトでした。

★動画あり〜第一原発4号機 内部を初めて公開
5月26日 17時19分 NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120526/k10015397651000.html

東京電力福島第一原子力発電所で水素爆発を起こした4号機の原子炉建屋の内部が、初めて報道関係者に公開されました。

福島第一原発の事故現場の公開は、細野原発事故担当大臣の視察の同行取材の形で行われ、4号機の原子炉建屋の内部が初めて報道関係者に公開されました。建屋内部には、被ばくや安全管理の理由から記者とカメラマンの代表4人が入り、およそ30分にわたって内部を取材しました。

4号機は去年3月11日の地震の際、定期検査中で原子炉の燃料はすべて燃料プールに移されていたため、原子炉でメルトダウンは起きませんでしたが、地震4日後の15日、3号機から配管を通じて逆流した水素によって原子炉建屋が爆発し、今も大きく損傷したままです。

建屋の中に入ると、内部は照明も僅かで暗がりが広がり、壊れた機器が1か所に集められて放置されたままになっていました。暗闇の中、事故後に取り付けられた狭い階段を上って2階に上がり、壊れた建屋の耐震性を高めるため、プールの底に鋼鉄製の支柱を設置して、周りをコンクリートで固めた場所を視察しました。2階の通路を歩く途中、1時間当たり500マイクロシーベルトという一般の人が1年間で浴びて差し支えないとされる1ミリシーベルトに2時間で達する高い放射線量が計測され、同行した東京電力の担当者が「急いで通りすぎてください」と指示する一幕もありました。

このあと、燃料プールが見える5階のフロアに上がると、突然青空が広がり、屋根や壁が大きく壊れてぐにゃりと曲がった鉄筋がむきだしになっている中に、黄色い格納容器のふたが置かれてあるのが間近に確認できました。

プールには1535体の燃料集合体があり、東京電力は来年中に取り出しを開始するため、今後プールを覆うカバーを設置する計画です。プール周辺では天井や壁などの撤去作業が進められ、プール付近のがれきはほぼ取り除かれていましたが、建屋の北側には崩れた壁や天井がそのままになっていました。

このほか、26日は東京や福島、それに海外メディアの記者とカメラマンおよそ40人も、バスで移動しながら1号機から4号機の海側の様子や放射性物質を取り除く装置などを見て回り、4号機から70メートル手前では、バスから降りて水素爆発で壊れた原子炉建屋を確認しました。


細野大臣“燃料の取り出しへ向け着実に作業”

視察を終えた細野原発事故担当大臣は「4号機の建屋の水平性やプールの底部の補強状況について確認できた。4号機の燃料の取り出しが最初の大きな目標だが、それに向けて着実に作業が進んでいるという印象を受けた」と述べました。

また収束作業の拠点の福島第一安定化センターの所長を務める東京電力の小森明生常務は「4号機の建屋の健全性については今後も3か月ごとに評価し、説明したい。建屋の健全性を確認しながら燃料取り出しの作業を進めていきたい」と述べました。


4号機 燃料プールの健全性は
5月26日 18時47分  NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120526/k10015398261000.html
写真URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120526/K10053982611_1205261915_1205261923_01.jp

福島第一原発4号機の燃料プールには、最も多い1535体の燃料集合体があり、再び大地震に襲われると、水素爆発で壊れた建屋が倒壊するのではないかという懸念が繰り返し指摘され、地元などから不安の声が上がっていました

地震発生時、定期検査中だった4号機は、原子炉の燃料すべてがプールに移されていたため、メルトダウンには至りませんでした。しかし、地震4日後の去年3月15日に原子炉建屋で水素爆発が発生し、プール周辺にある天井や壁が大きく壊れ、燃料プールの健全性に懸念が広がりました。

4号機の燃料プールには、福島第一原発の中で最も多い1号機から3号機の3倍前後にあたる1535体の燃料集合体があり、発熱量が多いことから、日本政府やアメリカ政府は、余震などによってプールの冷却ができなくなると、短期間で燃料が溶けて大量の放射性物質が放出され、最悪の場合、首都圏を含む広い範囲で住民避難が必要になるなどと想定していました。

こうした懸念に東京電力は去年5月、燃料プールの耐震性を評価し、原子炉建屋が壊れた影響などを考慮してもプールの強度は十分にあり、再び震度6強の地震が起きても壊れないと発表しました。

さらに去年7月には、プールの底に鋼鉄製の支柱を設置して周りをコンクリートで固める工事を行い、耐震性を20%高めたとしたほか、冷却で注入した海水によってプールが腐食するのを防ぐため、塩分を取り除く装置も設置しました。

しかし、こうした評価や対策をしても水素爆発で壊れた4号機が、余震で倒壊するのでないかという不安の声が地元や一部の専門家の間から繰り返し上がっていました。

このため東京電力は、ことしに入って3回にわたり、燃料プールの水位を測定し、建屋が傾いていないことを確認したほか、今月中旬には、建屋の壁の傾きを光を当てて直接調べたり、プールのコンクリートの強度を特殊なハンマーを使って調べたりするなど、新たな対応も取っています。

政府も先月23日に内閣府の中塚副大臣が4号機の建屋の中を視察し、健全性を確認したと強調するなど、不安の払拭(ふっしょく)に全力を挙げていました。

国や東京電力が4号機の燃料プールの安全性に問題はないと説明していることについて、福島第一原発の耐震性などについて評価する国の意見聴取会のメンバーで、東京大学の高田毅士教授は「これまでに行ったコンピューターによる耐震性の解析は、厳しい条件で行っており、それなりに信頼できるものだと思う」としました。

ただ、安全性を評価するには、地震や爆発の影響が懸念される部分のコンクリートの強度などのデータがまだ不十分だとして、「プール周辺のデータをきっちりと集め、被害の度合いを明らかにする必要がある。そして、何がいちばん懸念材料なのか、今後、どういう解析をしてどのような結果を得たいのか、そうした方針も含めて東京電力としての考え方を説明すべきだ。懸念や心配する人たちがいる以上、そうした人たちや第三者の専門家が理解し、判断できる情報提供、説明が求められる」と話しています。



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毎日新聞 福島第1原発公開写真19枚

毎日新聞 福島第1原発公開写真19枚
http://mainichi.jp/graph/2012/05/27/20120527k0000m040051000c/005.html




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福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
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福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/