「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

☆果たして貴方は、福井大震災を知ってますか?覚えてますか? (☆YAMACHANの@飛騨MAVE

★1948年(昭和23年)は、地球の歴史から考えると、「ほんの少し前」です。「ほんの少し前」に福井県で、こんな大地震がありました。もし、今このクラスの地震が来たら
福井県の複数の原発が、大事故を起こす可能性があります。特に、「もんじゅ」と古い原発が危険です。もし、そうなれば、関西圏は壊滅、日本列島のほぼ全域が、かなりひどく放射能に汚染される事が、予想されます。こんな状況であるのに、「もんじゅ」を停止・廃炉にしなくて良いのでしょうか???稼動40年を迎える美浜原発2号機に「10年」の稼動延長を認めた「原子力安全・保安院」は、頭が狂っているのでは、ないでしょうか???「正気」とは、とても思えません。

★阿修羅♪ >
☆果たして貴方は、福井大震災を知ってますか?覚えてますか?
(☆YAMACHANの@飛騨MAVERICK新聞) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/422.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 6 月 05 日 15:57:19: igsppGRN/E9PQ

☆果たして貴方は、福井大震災を知ってますか?覚えてますか?
http://blog.goo.ne.jp/root41_1942/e/6fa89cbae86ba23feffa325809be6a7d
2012年06月05日 14時53分59秒  ☆YAMACHANの@飛騨MAVERICK新聞


貴方は、福井大震災を知ってますか?
福井大震災 (YouTube動画)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=AEZfL6-n-F4


<<被害>>
発生当時戦後最多となる死者を出し、大正関東地震(関東大震災)、兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)などと並ぶ、日本の災害史上最悪クラスの震災となった。2011年現在も東日本大震災阪神・淡路大震災に次ぐ戦後3番目の規模の震災である。死者のほとんどが、当時あわせて人口20万余りにすぎなかった福井市・坂井郡(現坂井市)に集中しており、その被害率(死者は人口の1%超)は甚大なものであった。

◆終戦直前に大空襲を受けた福井市はその焼夷弾によって市街地の8割余りを失いほぼ壊滅した。のち三年足らずで戦災から立ち直り、前年には天皇陛下の北陸行幸もあり復興意欲­に満ち満ちていた矢先の大地震であった。さらに、ひと月も経たないうちに今度は・・・
なのに政府と地元と産業界は、大飯原発を再稼働しようとしている。


大飯原発:再稼働「やめてほしい」…河村名古屋市長
http://mainichi.jp/select/news/20120604k0000e010200000c.html

名古屋市の河村たかし市長は4日の定例記者会見で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について「私は脱原発なのでやめてほしいと思う。(経済産業省は)ハザードマップを夏の終わりごろに出すと明言した。(その前の再稼働は)なめられとる。いくらなんでもふざけている」などと述べ、強く反発した。河村市長は経産省に対し、福井県原発事故があった場合の名古屋市への影響を示す放射能ハザードマップの提出を求めている。また、大阪市の橋下徹市長が再稼働反対の姿勢を転換し、「負けたと思われても仕方ない」と述べたことについて「ある面、非常に素直で立派なもんだと思うが、徹底的に頑張ってほしかった」と語った。【高木香奈】
☆ご参考(北の山 追記)
福井地震 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E4%BA%95%E5%9C%B0%E9%9C%87
(一部引用)

発生日時:1948年(昭和23年)6月28日16時13分29秒(当時はサマータイムが導入されており夏時間では17時13分)
震源地:福井県坂井郡丸岡町(現坂井市丸岡町)付近(北緯36度10分18秒、東経136度17分24秒)
震源の深さ:ごく浅い(30kmとする説もある)
地震の規模:M7.1
津波は発生していない。

東京新聞 TOKYO WEB
美浜2号機の10年延長提示 保安院
2012年6月7日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012060702000101.html
[ http://kiuj87432werfcyukkg669br5eds.blogspot.jp/2012/06/67310928973521.html ]

☆ホームページのご案内
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

《放射能》 さけ水煮缶(マルハニチロ)からセシウム(缶詰,生活クラブ) (イヤです。放射能><

★一番、心配していた事が、現実の数字として現れつつあります。魚介類・海藻類については、最近複数の記事を書きました。それらを、是非ご参考になさってください。余り書きたくは、ありませんが現実に海産物の汚染が判明しております。全てが、検査されているわけでは、ありません。検査されているのは、ごく一部だと推測します。自主検査以外では、ほとんど検査されていないのでは、ないかと推測します。魚介類や海藻類などを、食べる危険性を、よくよくお考え下さい。魚は、回遊する種類もあります。しかも、生体濃縮のピークは、これからが本番です。さらに、水揚げされる漁港が近くとは、限りません。産地を、太平洋産とか日本産とか表示している商品もあるように聞いています。

★加工食品や、外食産業で基準値以下の食材を使用されれば、消費者には、全く安全・危険の判断は出来ません。食品からの「内部被曝」は、今後何十年も続くことです。たとえ、少量であろうと長い年月の後には、健康被害のリスクは確実に高まります。1日10ベクレル(1kg当たり)の摂取を続けると、約600日後には、放射性物質の体内蓄積が、始まるそうです。

★人間の体は、放射性物質を排出する機能があります。それが、約600日を過ぎると間に合わなくなり、体内に残留する分が出てくるのです。600日を数えると、本年の11月中ごろになります。これ以降は、放射性物質の体内蓄積との「戦い」です。戦って勝てる戦いでは、ありません。戦えば、必ず負けます。戦闘を、避ける以外に方法は無いのです。

★つまり、内部被曝をいかにして避けるか、又は少なくするかです。その努力をしなければ、将来の放射線被曝による健康被害のリスクは、被曝量に応じて高まると考えておくべきです。そして、年齢が若くなるに従って、放射能の悪影響を多く受けるようになります。女性は、単純に考えると男性の「2倍」悪影響を受けます。これらを忘れないで頂きたいと思います。一部の御用学者や御用識者の言う事は、「ウソ」です。データが無い、証明されていないと言います。

★データは、あります。隠されているだけです。多くは、軍事機密などの壁に守られて隠されているのです。証明もされています。経験的には、明らかに低(放射)線量被曝の人体への悪影響は、確認されています。それは、現在のウクライナベラルーシの現状を見れば、隠し様の無い事実です。日本政府は、決して認めようとしなかった『原爆(原発)ぶらぶら病』と呼ばれる被曝の症状は、ベラルーシ政府は、公認し、その対策を本にまとめて、各地域や医療機関に配布しているそうです。

★阿修羅♪ >
《放射能》 さけ水煮缶(マルハニチロ)からセシウム(缶詰,生活クラブ) (イヤです。放射能><) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/463.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 6 月 07 日 00:10:27: igsppGRN/E9PQ

【放射能】さけ水煮缶(マルハニチロ)からセシウム(缶詰,生活クラブ)
http://naimora7.blog135.fc2.com/blog-entry-341.html
2012-06-06 イヤです。放射能><(仮)|汚染地域,セシウム etc


生活クラブ(生協)が放射能の独自検査を行ったところ、さけ水煮缶2缶組(マルハニチロ食品)からセシウムが検出されたということです。
数値は、1キロあたり8ベクレルとされています。

以下、生活クラブのHPからの引用です。

6/4の放射能検査結果は下記の1検体を除き不検出でした。

・さけ水煮缶2缶組(マルハニチロ食品)からセシウム137を8 Bq/kg検出しました。

以上、生活クラブ連合会のHPより。
(2012年6月5日公表分。太字は当ブログによる)
http://seikatsuclub.coop/coop/news/20110905top.html

同じく生活クラブによれば、同じ缶詰から過去にもセシウムが検出されています。
5月は1キロあたり22ベクレル、3月には同じく18ベクレルと公表されています。

ネット上の口コミでは、東京湾の魚から奇形魚の水揚げが目立つようになったという話もあります。
魚の放射能汚染は、思いのほか深刻であるような気がします。


★管理人追記
「思いのほか」と考えるのは、認識が甘すぎます。去年、放射能の放出量が概算で推計された段階で、予想されていた事です。それが、数字としてボチボチ出てきているに過ぎません。どちらかと言うと、これまで意図的に隠していたように思えます。それが、自主検査が広がって、隠しきれなくなったと言うことであろうと思います。去年の5月位に「グリーンピース」の調査で、汚染は確認されています。マスコミが報道しなかっただけです。



☆ホームページのご案内
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

「オラさん」の日記〜日本の巨大メディアを考える(その9)((その10)(最終回)

★マスメデイア問題を考える上で参考になると思いましたので、ご本人の承諾を得て転載します。著者は、趣味人倶楽部の「オラさん」です。この日記には、転載・引用の制限は、ありません。利用する場合は、ご自由にどうぞ。

★私は、特定の政党や個人を応援するものでは、ありません。その人や団体の意見・主張が妥当であるか??聞くべきものがあるか??正しいか(部分的に)??を、基準に記事を、引用したり転載したりしています。この点、誤解のないようにお願い致します。


日本の巨大メディアを考える(その1)「オラさん」の日記
2012-05-30 19:30:20
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11264309005.html

日本の巨大メディアを考える(その2)「オラさん」の日記
2012-05-30 21:02:51
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11264765503.html

日本の巨大メディアを考える(その3)「オラさん」の日記
2012年05月30日 22時25分
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11265102750.html

日本の巨大メディアを考える(その4)「オラさん」の日記
2012年05月31日 20時52分 
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11267243438.html

日本の巨大メディアを考える(その5)(その6)「オラさん」の日記
2012年05月31日 20時52分 
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11267243438.html

日本の巨大メディアを考える(その7)(その8)「オラさん」の日記
2012年06月05日 19時10分
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11272208955.html



★趣味人倶楽部「オラさん」の日記から全文転載
日本の巨大メディアを考える(その9)
2012年06月06日 20時29分
http://smcb.jp/_ps01?post_id=4278683&oid=269022(倶楽部限定)


11.権力と巨大メデイアの一体化
   ─決定的転機は小選挙区制だった

日本の巨大メデイアは、1973年頃までは、いろいろな弱点を持ちながらも、健全さを発揮した時期もありましたが、それが、大きく変化して行きます。

 1970年代後半から80年代にかけて、日本共産党封じ込めの反共キャンペーンが行われ、とくに1980年の「社公合意」を転機に、日本共産党を除く「オール与党」体制が作られると、そのもとで、権力とマスコミの癒着が強まってきます。

 その決定的な転機になったのは、1990年代の小選挙区制導入だと思います。この時に、政府の諮問機関として、第8次選挙制度審議会が作られますが、そこに主要メデイアの幹部を、軒並み組み込んだのです。この審議会は、27人の委員中、メデイア関係者が12人にものぼりました。

(注)第8次選挙制度審議会に参加したメデイア関係者は、次のとおりです。
 新井明・「日経」社長、内田健三・元共同通信論説委員長、川島正秀・「朝日」編集委員、清原武彦・「産経」論説委員長、草柳大蔵・評論家・元「産経」記者、小林與三次・「読売」社長・日本新聞協会会長、斎藤明・「毎日」論説委員長、中川順・日本民間放送連盟会長・テレビ東京会長、成田正路・NHK解説委員長、播谷実・「読売」論説委員長、山本朗・中国新聞社長、屋山太郎・評論家・元時事通信解説員。

 第8次選挙制度審議会は、1990年に小選挙区制導入の答申を出します。自分が参加して一緒になって作った答申ですから、その答申どおりに、「政治改革=小選挙区制」という大キャンペーンが、主要メデイアの全てを飲み込んで展開され、小選挙区制導入への道が敷かれて行きました。

 同じ時期に、1992年、小選挙区制推進の運動体として、「民間政治臨調」(「政治改革推進協議会」)が作られます。ここにも主要メデイア関係者が入ります。財界関係者と一緒に席を並べて参加しました。

 そして1993年の総選挙では、「自民か、非自民か」という大キャンペーンがやられました。あのときに、テレビ朝日の椿貞良報道局長が、「非自民政権が成立するように報道せよ」と指示し、日本共産党に「公正な時間を、公正な機会を与えることは、かえってこれはフェアンス(公正)ではなくなる」などとして、テレビを使った世論誘導を行ったことが、後で大問題になって行きますが、巨大メデイアは、そこまで行くわけです。

 1993年10月、私は細川護煕首相に質問しました。「小選挙区制が大政党有利に民意を歪めるか」という私の設問に対して、首相は、いろいろなやりとりの中で、「民意を歪める」ということを認めたのです。ところが、どの新聞も、この質問戦について、まともに報道しなかったのです。そして、小選挙区制の導入の強行ということになって行きます。


 今日の「私の俳句」

 ・溜り水飲む烏をり芒種かな
2012年06月06日 20時29分



日本の巨大メディアを考える(その10)
2012年06月07日 21時38分
http://smcb.jp/_ps01?post_id=4281415&oid=269022(倶楽部限定)

(昨日からの続きです)
 「民間政治臨調」は、その後、1999年に「21世紀臨調」(新しい日本をつくる国民会議)と名前を変えて行きます。その「趣意書」を見ると、「国のあり方の改革と未完の政治改革とを『車の両輪』と位置づけて活動を進める」と書いてあります。

 このように国家改革の「運動体」であることを、公然と宣言して活動を行って来ました。「未完の政治改革」は、後にだんだんと具体化されて来るわけですが、それが「二大政党づくり」の動きとなりました。

 財界と一体になって、2002年から2003年に本格的に始まる、「二大政党づくり」「政権選択選挙」という大キャンペーンを、巨大メデイアは、あげて行いました。

 「21世紀臨調」とはどういう構成かと調べますと、155人の運営委員のうち、73人が大メデイアの関係者です。「物語で読む21世臨調」によると、「21世紀臨調」とは、「何よりも改革実現のための運動体」であり、「(数々の提言を)公表するにとどまらず、マスメデイアを通じて日常的な世論形成を行い、‥‥‥改革を具体化し実現していくことに最大の力点が置かれた」とあります。巨大メデイアを、自分たちに都合の良い世論形成の手段として利用することが、あからさまに述べられています。

12.公正、公平、独立というジャーナリズムの根本精神が厳しく問われている

 こうして、日本における巨大メデイアと権力の癒着、一体化は、行き着くところまで行った観があります。

 いま熱い問題になっている、消費税増税の問題、TPP参加の問題、原発の問題、沖縄の基地の問題、どの問題をとっても、巨大メデイアの流している報道は、「権力の監視役」などというものとはおよそかけ離れ、「もたもたするな」という「尻たたき役」になっています。

 しかも、そうした国政の根本問題になると、巨大メデイアの論調は、驚くほど一色です。相互のチェックが働きません。

 「独裁」を公言してはばからないような人物を、無批判に、あたかも「改革のヒーロー」であるかのように持ち上げていることでも、巨大メデイアの責任は大きいと言わねばなりません。

 新聞倫理綱領」では、「正確と公正」「独立と寛容」をうたっています。放送法では、「政治的に公平であること」「意見が対立している問題については、出来るだけ多くの角度からの論点を明らかにすること」を、放送事業者に義務付けています。

 これらに照らしても、いまの日本の巨大メデイアの実態は、公正、公平、独立というジャーナリズムの魂を、自ら投げ捨てるものではないでしょうか。このことが厳しく問われていると、私は思います。(つづく)


 今日の「私の俳句」

 ・駅つばめ家族仲良く朝餉かな
2012年06月07日 21時38分


日本の巨大メディアを考える(最終回)
2012年06月08日 00時37分
http://smcb.jp/_ps01?post_id=4281926&oid=269022(倶楽部限定)

13.「しんぶん赤旗」─真実を伝え、希望を運ぶ、かけがえのない役割

 この状況をどうやって変えて行くか。

 一つは、あらゆる分野で、国民の要求に基づく運動を、大きく発展させることが大切だと思います。

 現に、原発ゼロ、TPP反対、基地撤去、消費税増税ストップなど、国民の切実な要求をとらえ、政治的立場の違いを超えた国民運動が、多面的に広がっています。

 このたたかいをさらに広げ、巨大メディアも無視できない流れにしていく。それは、巨大メディアのなかで、ジャーナリストとしての良心をもってがんばっている人々を、励ますことにもなるでしょう。

 いま一つは、人民的メディアを大きくしていくことです。日本は、アメリカやイギリスやフランスに比べても、巨大メディアが大きな問題を抱えているという話をしてきましたが、私たちは、他の国にはない、日本だけにしかない百万を超える人民的メディアをもっています。

 それは、「しんぶん赤旗」というメディアです。

 私は、「しんぶん赤旗」が、いま果たして役割は、政党機関紙という枠を、はるかに超えたものだと思います。

 国民が、世の中の真実、事実を知りたいと思ったら、日本の問題でも、世界の問題でも、「しんぶん赤旗」は不可欠の存在です。

 巨大メディアが決して報じようとしない、真実を伝える新聞が、「しんぶん赤旗」であり、またそれは、国民にとって、いまの政治と社会の行き詰まりを、打ち破る展望はどこにあるのか、希望を運ぶ新聞でもあると思います。(終わり)
2012年06月08日 00時37分



☆以上をもちまして、「オラさん」の日記は、終了です。私は、特定の政党や議員を応援するものでは、ありません。しかし、私が「正しい・妥当である」と考える意見・見解は政党・団体を問わず、ご紹介いたします。「正しい・妥当である」事を、軽視ないし無視した結果が、今回の原発事故であり、こんにちの日本の社会のありようであると思います。少数政党や個人の意見にも聞くべき所は、沢山あると思います。それを聴いた上で話し合い(議論し)、意思決定するのが「民主主義」であると思います。「民主主義」=「多数決」と多くの人が、「誤解」しているのでは、ないでしょうか???

皆様、いかがお過ごしですか??(イチョウと楠木)

おはようございます。
皆様、いかがお過ごしでしょうか??季節も、だんだんと夏に向かっています。東京は、今の梅雨前が、一番良い季節かもしれません。いつも、沢山のご訪問をありがとうございます。心より御礼申し上げます。

私は、趣味人倶楽部で日記を書いていましたので(今も、継続していますが)時々、自分の近況報告的な事を、書いてきました。最近、仕事の内容が変わりまして、以前のようにブログに時間を取れなくなりました。それで、引用・転載記事が多くなっています。

原発問題と放射能汚染問題については、一通り書きつくした感があります。広く浅くでは、ありますが、過去のブログで大体、触れています。しかし、新しく読者になって頂いた方も多いのです。ここが、私の悩み(と言うほどでもありませんが)のタネです。

去年の9月から、お読みいただいている方と、今年の3月からお読みいただいている方には、知識において格段の差があるものと思います。そのような事情がありますもので、記事が重複したりすることも頻繁に発生します。又、私自身で記事内容を選択して、新しい記事を書くのも時間的に難しい面もあります。

そのような訳で、今は「タイムリー」と言う事を考えて記事の選択をしています。同じような内容の繰り返しの部分もありますので、「飽きが来ないように、しかし役に立つように」と、このように心がけています。

原発事故の後の危険性は、昨年から何ら変わりません。4号機プール内の使用前・使用済み核燃料の処置が完了するまでは、危機的な状態は継続します。又、石棺方式などで1〜3号機を完全に密封するまでは、放射能の漏出も続きます。更に、人間の活動による放射能の2次拡散の問題もあります(食品や流通、ガレキ問題など)。

安心とは、ほど遠い状況が続いています。4号機のプールが崩落したり、亀裂が入って水の供給が間に合わなくなれば、大規模な放射能の拡散があるものと予想しておくべきです。その時どするのかは、常に考えておくべき事です。事前にシュミレーションして、必要な備品・食料などを準備しておくのと、そうでないのとでは、決定的な差が生じると思います。「生死」を分ける差です。

関東・東北、そしてその周辺の一部地域は、かなりひどい放射能汚染が存在します。それを常に忘れないで下さい。放射能は、人間が五感で感じる事の出来ない物質です。計測されている数字を参考にして、自分の住んでいる地域の汚染状況を、自ら悟るしか知る方法がありません。私の住んでいる地域にも、確実に汚染は、あります。イチョウの木は元気に葉を茂らせています。ところが、楠木は一部枯れ枝があり、葉の生え変わりも悪く、葉の量が少なく色もよくありません。落葉樹は、一回葉を全部落としていますので、それだけ木の汚染が少ないのではないかと思います。常緑樹は、葉を落とす事がないので、その分、放射能汚染の影響を大きく受けるのでは、ないかと思います。

去年の夏は、街路に植えられた「オオムラサキ(つつじ)」が随分枯れました。暑さは、それほどでもありませんでしたから、放射能の影響ではないかと思います。このように、自然環境に注意していると「何か、変だ」と言う事は、分かります。又、日本各地で鳥の減少が言われています。動物や植物の変化は、いずれ人間にも影響してくる事です。人間は、生態系と食物連鎖の頂点に位置しています。放射能汚染は、人間において最大に生体濃縮されることを理解してください。

安心できる状況とは、ほど遠いのです。更に、放射能汚染を考えると、空間放射線量が低下しても、環境的な汚染に変化はありません。「シーベルト」で表示される線量が低下しても「ベクレル」で表示される汚染は、全く変化していないのです。むしろ、これから地域的、生体的濃縮が進行して、危険の度合いは増加するでしょう。東京湾河口の汚染濃度が時間とともに増加しているのが、その一つの現れです。

大型の回遊魚の「マグロ」も、アメリカ西海岸で、わずかですが汚染が確認されました。生物の体が大型になれば、生体濃縮は小型の魚より時間をかけて濃縮が進む例です。

このように、原発の危機的状況にも何ら変化は無く、放射能汚染が人体に影響してくるのは、これからが本番だと言う事を、知っておいてください。そう理解すれば、自ずと「どう生活するべきなのか???」、方向が見えてくると思います。今、あるいは今後は、自分で情報を知り、考える事が、より重要になります。

なぜなら、政府・国家行政・一部自治体・マスコミは、本当の情報を国民に知らせようとしないからです。あるいは、「無知」の部分が大きいのかもしれません。福島県の汚染の強い地域で子供たちが、運動会をしたそうです。マスコミは、それを良い事のように『誤解』するような報道をしています。そんなところで、子供の運動会など、「して良い訳」がありません。これが、全てを物語っていると思います。


☆ホームページのご案内
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

《放射能》 「徳用雪国まいたけ」からセシウム(東都生協,2012) (本当の食品 放射能 汚染)

★阿修羅♪ >
《放射能》 「徳用雪国まいたけ」からセシウム(東都生協,2012) (本当の食品 放射能 汚染) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/467.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 6 月 07 日 00:18:18: igsppGRN/E9PQ

【放射能】「徳用雪国まいたけ」からセシウム(東都生協,2012)
http://kaisyosite.blog135.fc2.com/blog-entry-411.html
2012-06-06(19:31) 本当の食品 放射能 汚染(仮)|牛乳,粉ミルク etc


東都生協が放射能の独自検査を行ったところ、新潟県の「徳用雪国まいたけ」から
1キロあたり1・4ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。

検査日は2012年6月1日。測定器は、ゲルマニウム半導体検出器、とされています。

(ソース)
・東都生協のHP(PDFファイル)
 http://www.tohto-coop.or.jp/news/upload_pdf/upload/5%E6%9C%8828%E6%97%A5%EF%BD%9E6%E6%9C%881%E6%97%A5%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E6%9B%B8%E5%BC%8F%E3%80%80%E6%94%B9%E3%80%80.pdf

雪国まいたけは、過去にもセシウムが検出されています。
同じく東都生協の2012年2月3日の検査では、1キロあたり15・5ベクレルが検出されていました。

(ソース)
・東都生協のHP(PDFファイル)
 http://www.tohto-coop.or.jp/news/upload_pdf/upload/1%E6%9C%8830%E6%97%A5%EF%BD%9E2%E6%9C%883%E6%97%A5%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E6%9B%B8%E5%BC%8F%E3%80%80.pdf

新潟にも、一定量のセシウムが降下したと言われています。
なので、とくにキノコ類の場合、放射性物質ゼロ、というのは難しいのかもしれません。

☆ホームページのご案内
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/

長谷川東京新聞副主筆 小川前法務大臣インタビュ−: 法相 と法務省・検察事務当局との生々しい「暗

★阿修羅♪ >
長谷川東京新聞主筆 小川前法務大臣インタビュ−: 法相 と法務省・検察事務当局との生々しい「暗闘 」 (もりのくま)
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/226.html
投稿者 純一 日時 2012 年 6 月 09 日 09:56:43: MazZZFZM0AbbM

http://maiko.cocolog-nifty.com/kuma/2012/06/post-3f24.html


【 現代ビジネス 長谷川東京新聞主筆 小川前法務大臣のインタビュ−記事を転載します (もりのくま)】


June 08, 2012

検事による虚偽の捜査報告書作成問題に関して、小川敏夫前法相が退任会見で検事総長に対する指揮権発動を考えていたことをあきらかにした。法相の指揮権発動とは穏やかでないが、いったい背景に何があったのか。当事者である小川前法相に6日午後、議員会館でインタビューした。
 
すると、問題の田代政弘検事に対する捜査・処分をめぐって、法相と法務省・検察事務当局の間で生々しい「暗闘」が繰り広げられていた実態が浮き彫りになった。

小川は5月11日に野田佳彦首相に面会して、検事総長に指揮権を発動する考えを伝えた。そこでは首相の了解が得られないまま、二度目の面会が開かれる直前、内閣改造で突然、事実上の更迭となった。更迭の理由は「国会で携帯の競馬サイトを見ていた」とか「弁護士活動でトラブルがあった」などと一部で報じられたが、小川はまったく納得していない。
 
小川は「捜査報告書は検事の記憶違いではない。ほぼ全部が架空なんです」「(指揮権を発動する考えを)総理につぶされたとは思っていません。でも、あっという間にクビになっちゃった」などと語った。以下、インタビューでのやりとりを紹介する。


長谷川: 指揮権発動はいつごろから考えていたのか。

小川: この問題はそもそも裁判所で指摘されているわけですよ。(小沢一郎の裁判で秘書の)石川さんの供述調書が証拠として排除されましたね。田代検事が数日かけて作成したという捜査報告書も「(検察の)組織的関与が疑われる」と猛省を促している。これは事実を的確に表していると思う。
 ぼくはインターネットに流出した捜査資料を読んでみました。捜査報告書については、法務大臣に就任してから非常に重大な関心をもって「国民の理解を得られる対応をしなければいけない」とあらゆる機会に言ってきた。

長谷川: なるほど。

小川: それで裁判で証拠の排除があって、捜査報告書を読んでみると、これは田代検事の記憶違いじゃない。とうてい言えない。マスコミも検察にうまく乗せられているような気がします。つまり「(石川が田代から11万人以上の選挙民から支持されて国会議員になったと言われた)一部分が架空だった」というように書いているけど、実際の報告書を読むとそうじゃない。ほぼ全部が架空なんです。架空の一つの例として「11万人」が挙がっているだけ。それ以外も全部が架空なんです。(石川がしていた秘密の)録音の中には一言も出てこない。

長谷川: その点を省内で指摘された。事務方はなんと言ったのか。

小川: 「(田代の)勘違いだから」と言っていた。そこら辺は大臣としての省内のやりとりだから(詳しくは)勘弁してもらいたいけど、ようするに田代検事の勘違いというのは、とうてい考えられない。

長谷川: それが納得できなかった?

小川: だれも納得しないでしょ。裁判所が言っているとおりですよ。

長谷川: それで指揮権という話になったのか。

小川: ぼくは何度も言っているとおりで、国民の理解が得られる対応をしなくちゃいかんと。つまり田代個人の記憶違いということで終わらせるな。それではなんの反省にもなりませんから、と言い続けたわけ。でも馬耳東風で聞き流されて、新聞にどんどんリークして。(田代の)記憶違いという弁解を破れないだなんて言って、ちょろっと人事で相談なんて言ってるから。一般的に言っても聞かないんだから、じゃあどうするかっていう話になる。

長谷川: そこで指揮権発動を考えた。

小川: うん。それしかないでしょ。たとえば今朝(6月6日)の朝日新聞の社説でね、検察審査会で判断すればいいだなんて言ってるけど、まったくトンチンカンですね。

長谷川: どうして?

小川: 検事は無罪になる証拠しか集めてないんですよ。田代の記憶違いだと。それを破る証拠を集めてないんですよ。それが検察審査会にいって、どうなります?

長谷川: それはムリですね、素人がみても。

小川: 証拠がないんだから。田代の弁護人が捜査してるみたいなもんですよ。だから検審にいくっていう意味がない。有罪の証拠を集めずに無罪の証拠を集めている。そういう風につくっているんだから。捜査記録は見ていませんから、断定的に事実関係を言えないけど、記憶違いとしか言ってないんだから、集めてないんです。

長谷川: 捜査報告書をみればあきらかだと。

小川: 私、こんな録音記録ね(ファイルを見せながら)読みましよ。こんな長たらしいの。流出資料ですよ。こんな細かいの。(ここには)ないんです。さっき言った(捜査報告書に書かれた)やりとりが。全部ないですよ。私が「ないじゃないか」と言ったら、法務省は「ない」と認めました。
 で、さっきも言ったけど、マスコミは11万人の部分だけを、あたかも全体の中の一部のように言うけど、それは当局の誤った情報に誘導されているんじゃないかと思う。中身、ぜんぶ嘘なんだから。

長谷川: それで「指揮権を発動する」と言ったんですね。

小川: 「それだけの覚悟は持ってんだぞ」ということは言った。「発動する」って言ったら発動になっちゃう。

長谷川: それはそうですね。対応は。

小川: 向こうの? まあ、ぜんぜんでしたね。やらないんだから。記憶違いで済ませてね。それでは国民の理解が得られず、検察の信頼が失われる。それなら法務大臣の職責としてね、こういうケースでこそ指揮権を発動すると。会見で述べたとおりです。

長谷川: それはいつごろ決心したのか。

小川: 5月11日に野田総理に会いました。その直前です。

長谷川: 総理には考えをそのまま述べられた?

小川: 時間がないから、そんなに詳しい説明はできないですよ。ただ検察の信頼を立て直すためには、指揮権も発動するということの理解を得たいと。マスコミには、ぼくがやるのを「総理が止めた」みたいな書き方もあるけど、それは違います。総理はつぶすとか、そんな意図はなかったですよ。
 正しく言えば、その場ではOKということにならなかっただけで、総理につぶされたとは思ってませんよ。その場ではOKくれないから、とりあえず継続して、また出直そうと思ったわけ。それで出直そうと思っていたら、あっという間にクビになっちゃったわけ。

長谷川: 5月11日の面会からしばらく時間がありましたね。

小川: 指揮権発動なんてしなくても、やることをきちんとやればいいんですけどね。馬耳東風でマスコミにはリークするし。じゃあっていうんで、あらためて時間を申し入れて、6月5日に決まっていたんですよ。きのうです。たまたまかもしれないけど(注・前日の4日に内閣改造になった)。

長谷川: 大臣を辞める理由について「国会で携帯の競馬サイトを見ていた」とか言われましたね。あれはどういう話か。

小川: 委員会が始まる14分前だってこと。委員会中じゃない。

長谷川: え、委員会の開会前なんですか。

小川: 早く行き過ぎちゃったんですよ。テレビで流してたでしょ。でも、ぼくの周りにだれもいないでしょ。こっちは14分くらい早く着きすぎちゃった。で、30秒くらい見てた。それをあたかも審議中みたいに誤解されてるわけ。

長谷川: いつの話ですか。

小川: 党首討論のあった日。2月29日です。そんなの問責になるわけない。

長谷川: それは、そもそもどこから出てきた話なんですか。

小川: 知らない。

長谷川: 総理はなんと言ってました?

小川: 辞めなきゃならない理由は何も聞いてない。こっちも聞かなかったから。人事権者が(交代を)言ってるんで。

長谷川: そういう経緯があって、退任会見で話をあきらかにしたのはなぜですか。

小川: やっぱり、これ重大だしね。このままだと記憶違いでやっちゃうでしょ。国民は納得しませんよ。だから、ぼくは検察を敵に回してね、検察が憎いんじゃないの。検察の事務方が仕事ができないどころか、さらに検察の信頼が地に堕ちちゃう。それじゃいけないだろっていう危機感ですね。それで問題提起を含めて、あえて言ったわけ。

長谷川: マスコミには造船疑獄以来「政治介入はいけない」という論調が支配的です。

小川: これは政治の事件じゃないですから。政治家の捜査をストップするって話じゃない。検察の中の事件です。それがなんかフニャフニャして、国民の目から見てもね、あきらかに納得してないような消極的なことをやってんなら、それはだれが検察にさせるかって話ですよ。
 それを朝日新聞は検審がやれって言ってんですけど、有罪にできないような捜査やってんのに検審に言ったってしょうがないでしょ。こういう事件こそ、指揮権を躊躇なく発動すべきだと思いましたね。

長谷川: 小川さんの政治的立場を聞きたい。

小川: 結果的に小沢さんのグループは喜んでるよね。でも、ぼくは小沢派じゃないですから。ぼくは菅(直人)グループでしたけど、そこをやめて[一匹狼]です。無派閥。小沢派じゃない。会ったこともないし、カネをもらったこともない。
 ただ、一人の法曹として、あるいは検察OBとして、この陸山会の捜査はやりすぎだっていう考えはもっていましたよ。だけど、小沢さんに味方するわけじゃありません。純粋に捜査のあり方として、いくらなんでも、と。

 だから、ぼくは意図はないんです。検察に対する国民の理解、非常に厳しいところにきていて(この処理で)さらに決定づけちゃう。ぼくは検察OBとして検察を信頼しているところ、期待はしている。あるいは立ち直ってほしいと期待しているわけ。でも、これじゃあ、検察の信頼を損なってしまう。

長谷川: 報道があって反響はいかがですか。

小川: 激励の電話、ファックスが多いですよ、普通の国民から。批判はほとんどありません。ツイッター、見ると面白いですよ。
 あとひとつだけ。朝日が「指揮権発動して起訴してどうすんだ」と。起訴を命じるかのような前提でぼくを批判しているんだけど、そういう「起訴しろ」なんて指揮権を発動するわけないですよ。だって、もしも起訴すれば無罪になっちゃうじゃないですか。だって、有罪の証拠を集めてないんですから。人権問題になる。ぼくは責任とって政治家をやめなきゃならない。そんなバカなこと、考えませんよ。

長谷川: じゃ、どういう指揮権を。

小川: なにをもって指揮権かというと、具体的な事件を指摘して指示すれば指揮権なんですよ。具体的な事件を指摘しないで、たとえば「政府のために職務に精励しろ」だったら、単なる訓示なんです。指揮権と訓示の区別は具体的な事件を特定して、なんらかの指示をすることが指揮権なんです。

 だから「この事件について厳正にやれ」と言ったって、それは指揮権なんです。つまり指揮権の範囲は非常に広いわけ。それをあたかも「指揮権というのは起訴命令だ」という前提での議論と批判はまったく当たらない。

長谷川: では「厳正にやれ」という指揮権発動を考えていた?

小川: 「厳正にやれ」って言ったって聞かないんだから。そこで、人権問題にならないように、しかし効果をあらしめるための指揮をどういう風にやるか、っていうことをね。考え抜いたわけだよ。それは申し訳ないけど、発動しなかったんだから言わない。

長谷川: 中身については(言わない)。

小川: うん。「起訴しろ」なんて、そんな単純な、あとあと人権問題になるような指揮権発動なんてまったく考えてない。それでは、こっちがクビになりますよ。「厳正にやれ」でも効果はあると思いますよ。でも効果をあらしめる方法も考えました。苦労して考え抜いた。


以上である。

 
小川が野田首相に会った後、小川の周辺では「土地取引に関して、法相はいずれ刑事告訴される」といった噂が流れていた。5月下旬ごろだ。その点を問うと、小川は「(やましいところは)まったくない。土地取引そのものがない」と否定した。

 噂の真偽はともかく、そういう話が飛び交うと、消費税引き上げ問題がヤマ場にさしかかった重大な局面で、問題になりそうな大臣は「予防的に更迭したほうがいい」という話が出てもおかしくない。永田町・霞が関はそういう世界である。

 小川はインタビューの最後に「日本はどうなってしまうのか」と真顔で心配した。そして「これからは一議員なので、この問題は国会でこれからも追及する」と言葉に力を込めた。


☆ホームページのご案内
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/