「北の山・じろう」時事問題などの日記

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【社説】2012年9月24日 原発建設再開 矛盾ではなく欺瞞だ <中日新聞

中日新聞 CHUNICHI WEB
トップ >http://www.chunichi.co.jp/
【社説】2012年9月24日
原発建設再開 矛盾ではなく欺瞞だ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012092402000076.html
※全文引用


 「不断の見直し」は、もう始まってしまったのか。政府は「二〇三〇年代原発ゼロ」の看板を書き換えて、原発の建設再開を認めるつもりらしい。新増設なしは基本である。例外は許されない。

 矛盾というより欺瞞(ぎまん)である。何枚、舌があるのだろうか。

 枝野幸男経済産業相は、経産省が工事許可を出した原発に関しては、それを変更する考えはないと、明言した。

 着工済みの原発は、青森県大間町電源開発(Jパワー)が建設中の大間原発(進捗(しんちょく)率37・6%)、青森県東通村東京電力東通原発1号機(9・7%)、そして松江市中国電力島根原発3号機(93・6%)である。

 このうち、福島第一原発事故収拾のめどがつかない東電の東通を除く二基については、東日本大震災で中断していた建設工事の再開を認める方針という。

 「二〇三〇年代に稼働原発ゼロ」は、十四日に政府が決めたエネルギー・環境戦略の看板だ。それを実現するための二本柱が、原発の稼働期間を四十年に厳しく制限すること、そして原発の新増設はしないことではなかったか。

 例えば一〇年代に稼働を始める原発を四十年間運転できるとすれば、五〇年代まで寿命を保つことになる。誰にでもわかる足し算だ。大間と島根は新増設にほかならない。

 雇用を守ることは大切だ。だからといって、政府の大方針を簡単に曲げるというのは情けない。原発や再処理施設に代え、新たな廃炉ビジネスや電源ビジネスの創出を図るのが政治の仕事である。

 そもそも「二〇三〇年代にゼロ」という期限の切り方が極めてあいまいなものであり、意見聴取会などを通じて脱原発を選択した多くの市民の不興を買った。

 使用済み核燃料からプルトニウムを取り出して再利用する核燃料サイクルは、核のごみの排出元である原発の存続が前提になる。そのような“実験”の継続を認めたことも、安全と倫理を求める国民を落胆させた。

 その上、新戦略発表の翌日に、原発ゼロを骨抜きにするような経産相発言が飛び出すとは、国民の過半がゼロという目標に込めた思いを、あまりにも軽んじてはいないだろうか。

 これ以上不信が広がれば、この国の未来に大きな影が差す。民主党内でも異論はある。四十年廃炉、新増設なしの大原則は、例外なく堅持すべきである。



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原子力規制委:ストレステスト「審査しない」…田中委員長<毎日新聞

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
原子力規制委:ストレステスト「審査しない」…田中委員長
毎日新聞 2012年09月24日 20時30分(最終更新 09月24日 21時27分)
http://mainichi.jp/select/news/20120925k0000m010059000c.html
▽全文引用

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は24日、毎日新聞のインタビューに応じ、政府が原発再稼働の前提としてきた電力会社による安全評価(ストレステスト)について「審査しない」と述べ、判断の根拠としない方針を明らかにした。既に30基の1次評価が提出されているが、手続きは白紙に戻ることになる。

 政府は関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働について、ストレステストを基にした「暫定基準」で安全性を判断した。しかし、田中氏は、来年7月中旬までに新たな安全基準を法制化し、それに基づいて再稼働の可否を判断する意向を強調。ストレステストについては「(地震と津波に限定した)想定がこれでいいのかは議論がある」と疑問を呈した上で「参考資料であって、こだわることはない」と述べた。

 さらに「防災体制がきちんとしていないと、国民の納得はいただけない」と話し、避難計画などの整備を重視する考えを示した。

 また、再稼働の科学技術的な判断は「規制委がやる」としながらも「原発運転の是非は社会的、政治的判断を伴う。(規制委が再稼働を認めた原発を)動かすかどうかは政府、政治の問題だ」と述べ、政府にも責任があるとの認識を示した。

 一方、大飯原発など複数の原発敷地内の断層に活断層の可能性が指摘されている問題については、同日の海外メディア向け記者会見で「新たな調査で活断層の影響があると判断されれば、稼働を認めず、廃炉を求める」と踏み込んだ。【岡田英、中西拓司】

 ★安全評価(ストレステスト) 東京電力福島第1原発事故を踏まえ、政府が原発の安全性を判断するため、昨年7月に導入した。想定を超える地震と津波に対し、炉心溶融までにどの程度の余裕があるかを調べる。1次評価を提出済みの30基のうち、9基は旧経済産業省原子力安全・保安院が審査を終えた。炉心溶融後の抑制策なども考慮した2次評価を提出した電力会社はない。




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自民総裁選、安倍が逆転勝利も!決選投票で石破を制するとの見方

zakzak
ホーム>http://www.zakzak.co.jp/
自民総裁選、安倍が逆転勝利も!決選投票で石破を制するとの見方
2012.09.24
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120924/plt1209241810003-n1.htm
▼全文引用


図URL
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20120924/plt1209241810003-p1.htm
 自民党総裁選は26日の投開票を前に、各陣営が支持獲得に向けて追い込みに入った。事実上、「次の首相」を決めるとされる大激戦は当初、石破茂政調会長(55)と、石原伸晃幹事長(55)による一騎打ちとみられたが、石原氏が失言などで失速したため、安倍晋三元首相(58)が急浮上している。決選投票まで進めば本命と見る向きもある。選挙のプロ2人が、最新情報を踏まえて最終的な得票状況を分析した。

 地方票300票、国会議員票199票を5氏で争う総裁選。共同通信が自民党員に行った最新調査で「誰に投票するか」を聞いたところ、石破氏32・6%、石原氏18・8%、安倍氏17・5%となった。地方票は石破氏が断トツの公算が大きい。

 議員票では、安倍氏が、所属する町村派(43人)の十数票をはじめ、麻生派(12人)と高村派(6人)の大半、無派閥の保守系十数票などで45票以上を固めている。石原氏も、額賀派(28人)の二十数票と、山崎派(11人)の半数以上、古賀派(32人)の10票弱など45票前後を確保した。

 石破氏は、無派閥約20票を中心に35票を固めている。町村信孝元官房長官(67)は、町村派を中心に30票超。林芳正前政調会長(51)は、古賀派中心に22票ほどをまとめた。

 態度未定が十数人いるうえ、情勢をみて票の移動もありそうだ。

 これらをもとに、政治評論家の浅川博忠氏と、政治ジャーナリストの角谷浩一氏が出した最終予測は別表の通り。ともに、第1回投票では、石破、安倍両氏が1、2位となり、決選投票で安倍氏が逆転勝利すると分析した。

 告示日(14日)の時点の予測では、浅川、角谷両氏とも、安倍氏でなく石原氏が決選投票に進み、決選投票で、浅川氏が石原氏、角谷氏が石破氏の勝利としていたが、10日間の選挙戦でどんな変化があったのか。

 角谷氏は「石原氏が大失速し、相対的に安倍氏が浮上した。理由は3つ。まず、石原氏に『中国は尖閣に攻めてこない』『福島第1サティアン』などの失言・暴言が続出した。次に、尖閣竹島問題で、外交安保に強い石破、安倍両氏への期待感が高まった。そして、安倍氏は潰瘍性大腸炎で首相を辞めたが、街頭演説では力強く『意外と元気だ』との印象が広がった」といい、安倍氏を次期総裁とした。

 自民党内では「谷垣禎一総裁グループの動向がカギを握る」(関係者)とみる向きもある。この関係者は、ホラー映画「リング」のテーマソングをもじって、「恨みを持って“タニガキサダコ”が、きっと来る」といい、こう続けた。

 「出馬断念に追い込まれた谷垣氏の側近らは、引導を渡した石原氏への復讐に燃えている。2人は石破氏支持で、5人が態度未定だ。石原氏を追い落とすのに最も効果的なのは、第1回投票で安倍氏に投じることだ」

 浅川氏も「(谷垣氏側近らが安倍氏に乗る)可能性は十分ある。町村氏が体調不良で検査入院したことで、町村票の一部が1回目から安倍氏に行くだろう」と話した。

 石破氏陣営も、安倍氏との決選投票になることを強く警戒している。背景には、党内で根強い「石破嫌い」がある。

 浅川氏は「石破氏には離党歴があり、政調会長になった途端に額賀派に後ろ足で砂をかけて出ていった過去がある。長老グループだけでなく、『石破氏だけは総裁にさせたくない』という議員は多い」と解説する。

 石破陣営の幹部は「第1回投票の安倍票(約50票)に、町村票(約30票)と、林票と石原票の一部が上積みされれば、石破氏は決選投票で負ける」と語る。これを回避するため、石破陣営が狙うのが、地方票で、安倍氏にダブルスコア以上の差をつけることだ。

 陣営幹部は「地方票で140票を取れば、ダブルスコアになりそうだ。こうなると、『次期衆院選を考えて地方の声を無視できない』という議員心理が働くはず。陣営内には『安倍氏が、地方の声を重視して決選投票を辞退するのでは』という“希望的観測”もある」という。

 ただ、浅川氏は「石破氏だけでなく、安倍氏も地方を熱心に回っていた。世論調査からも地方票でダブルスコアは厳しい。決選投票で安倍氏が逆転し、最終的に、安倍氏がダブルスコアで勝つ可能性がある」という。

 これに対し、角谷氏は「安倍氏は保守色が強すぎるうえ、一般国民レベルでは『政権を投げ出した』というイメージが強い。次期衆院選で幅広い支持を得られるかは未知数だ。決選投票で、逆バネが働く(=石破氏に票が流れる)こともある」と話した。

 最後まで、目を離せないスリリングな展開だ。



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野田再選で消滅決定 民主党 土台から崩壊60議席に激減する<日刊ゲンダイ>

日刊ゲンダイ
トップ >http://gendai.net/
野田再選で消滅決定 民主党 土台から崩壊60議席に激減する
2012年9月24日
http://gendai.net/articles/view/syakai/138806
▼全文引用

3分の2の党員・サポーター票が消えた…
写真URL
http://gendai.net/img/article/000/138/806/435653a43dba451630ce42e365b65fa4.jpg
<失望よりもヒドイ無関心>

 先週の民主党代表選で、野田首相が再選されたが、選挙結果に驚愕、狼狽しているのは、民主党の国会議員たちだ。
 中部地方の民主党議員がため息交じりにこう打ち明ける。
「新聞テレビは、66%の支持を得た野田首相を“圧勝”と報じ、野田陣営の選対本部長を務めた藤井元財務相も『政策の方向が間違っていなかったという証拠』と胸を張っていますが、勘違いも甚だしい。今回の代表選でハッキリしたのは、これまで民主党を支えてきた地方の党員、サポーターの党離れが予想以上に深刻だということです。約32万7000人の有権者のうち、投票したのは11万人。投票率はたった33%でした。菅、小沢両氏の一騎打ちとなった2年前の代表選の投票者数は約23万人(投票率67%)だったから、実に半分以下に激減したことになります」
 民主党は「代表選で投票できる」をウリに党員、サポーターを集めてきた。それなのに、年間3000〜6000円の会費を払っている党員、サポーターの7割近くが“目玉”の代表選を棄権するとは異常事態である。
 ウラを返せば、棄権した党員、サポーターは、民主党「不支持」を鮮明にしたのも同然だ。仮に次期衆院選で7割の党員票が消えると、民主党の議席はどうなるのか。政治評論家の野上忠興氏はこうはじく。
「会費を負担している党員、サポーターは民主党にとって最後の砦です。その核の支持者が、総理大臣を選べる代表選で7割近くも棄権したというのは大ゴトです。いかに民主党支持者が離れているか。これは失望感を通り越して、興味も失ったということでしょう。この調子だと、民主党が次期衆院選で獲得できる議席は3ケタはおろか、80台がせいぜい。ヘタをすれば60〜70台に落ち込むとみています」
 弱小政党に転落どころか、解党だ。
 法大教授の五十嵐仁氏(政治学)もこう言った。
「党員、サポーター票から見放された状況を見ても明らかなように、民主党はもはや地方や党員レベルで土台が崩れた。70人以上の離党者を出しながら、国会議員の反野田票が114人に上ったことも驚きです。この人数に無効票6人と投票しなかった5人を加えると、反野田勢力は125人。これが『離党予備軍』ということになる。野田首相の再選で、党再生の芽も完全に消えましたね」
 ところで、この党員、サポーター票の結果は、代表選当日、国会議員の投票の前に配られた。それでも野田がアッサリ再選されてしまうあたり、つくづく民主党議員はアホである。



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“橋下新党”支持率が急落!寄せ集めだから不安?<zakzak>

zakzak
ホーム>http://www.zakzak.co.jp/
“橋下新党”支持率が急落!寄せ集めだから不安?
2012.09.24
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120924/plt1209241130000-n1.htm
▼全文引用

 橋下徹大阪市長が代表に就く新党「日本維新の会(維新)」の支持率が急落していることが、23日放送のフジテレビ「新報道2001」世論調査(20日実施)で明らかになった。合流する国会議員を選定する公開討論会が“出来レース”と映ったほか、衆院選候補者とみられる顔ぶれを「寄せ集め」(永田町関係者)と見る向きが多いことなどが原因とみられる。

 同調査によると、維新の首都圏での支持率は4・8%で、前週13日の調査(9・4%)からほぼ半減した。産経新聞社とFNNが1、2日に実施した合同世論調査での「大阪維新の会」の東京における支持率14・7%と比べると、約10ポイントの大幅な減少となった。

 「2001」の調査は首都圏に限定したものだが、維新は風に左右されやすい都市部での集票を狙っているだけに、衝撃は大きい。理由は何か。

 選挙プランナーの三浦博史氏は「公開討論会はただの“内定者懇談会”で、散漫で緊張感がなかった。また、維新政治塾の塾生街頭演説では“橋下ベイビーズ”の素顔が垣間見え、とても国政をまかせられる顔ぶれではないということが明らかになった。今後、候補者の顔が見えてくると、どんどん支持率が下がるのではないか」と話した。

 実際、23日の2回目の討論会では、自民党の谷畑孝衆院議員と民主党の今井雅人衆院議員の維新への合流が内定したが、両氏は10分も口を開かなかった。衆院選の目玉候補に東国原英夫前宮崎県知事が浮上していることについても、週刊誌に批判記事が掲載されるなど、逆風が吹き始めている。

 また、外交・安全保障も大きなネックとなりそうだ。

 橋下氏は23日の討論会で、島根県・竹島の領有権をめぐる問題に関し、「(韓国の)警備隊も常駐しているという積み重ねられた事実を今、武力でひっくり返すわけにはいかない。そうであれば共同管理に持っていかないとしようがない」と述べた。

 日本固有の領土だとする政府の立場と大きく異なるうえ、日本の領有権主張を弱めることにもつながりかねない。さらに橋下氏は、ツイッターで外国人への地方参政権付与を認める発言もしており、どちらも波紋を広げそうだ。

 橋下氏はブレーンに「ボクの賞味期限切れは早い」と話しているというが、その時が近づいているのか。



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「維新の会が政権を取ったら…」森永卓郎氏が日本経済を予測<NEWSポストセブン>

NEWSポストセブン
トップ>http://www.news-postseven.com/
「維新の会が政権を取ったら…」森永卓郎氏が日本経済を予測
2012.09.22 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120922_145056.html
▼全文引用


『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし森永卓郎勝谷誠彦吉田豪山田美保子…など、様々なジャンルで活躍する論客が、毎号書き下ろしで時事批評を発信する。9月21日配信の32号では、経済評論家の森永卓郎氏が登場。橋下徹・大阪市長率いる日本維新の会がもし政権を取ったら、日本経済はどうなるのか…? 森永氏が予測する。

 * * *
 仮に日本維新の会が政権を取ったとしたら、日本がどのように変わるのかということは、意外に論じられていない。そこで、今回は日本維新の会が掲げる「維新八策」をもとに、経済面を中心に一体何が起きるのかを考えていこう。

 維新八策の理念は、明確だ。一言でいえば、市場競争主義だ。ものごとは市場競争で決める。競争に参加することのできない“真の弱者”は守るが、敗者は守らない。負けたのは、努力が足りなかったからで、自己責任ということになる。

 維新八策の記述をみよう。「競争力を重視する自由経済」、「産業の淘汰を真正面から受け止める産業構造の転換」、「イノベーション促進のための徹底した規制改革」。こうした表現だけからでも、徹底した市場競争を経済に持ち込もうとしているということが、お分かりいただけよう。その一つの帰結が、「TPP参加、FTA拡大」なのだ。

 TPPについては、ここでは詳しく論じないが、関税撤廃ということになれば、日本の製造業には数%生産増の効果があるが、農業は壊滅的な打撃を受ける。米の生産が9割減、畜産が75%減など、農業生産の3分の2が失われ、食糧自給率は現在の40%から14%に下がるというのが農水省の推計だ。しかし、維新は、それでよしとする考えのようだ。「産業の淘汰を真正面から受け止める産業構造の転換」を目指すのだから、価格競争に勝ち残れない者は、市場から退出すべきなのだ。

 これだけでも極端な弱肉強食社会になるのだが、維新八策は、もっとすごいところを目指している。「グローバル化する知識経済に適応できる産業構造への転換」をすることで、「為替レートに左右されない産業構造」を実現しようと言うのだ。「貿易収支の黒字重視一辺倒から所得収支、サービス収支の黒字化重視戦略」という産業戦略なのだ。

※メルマガNEWSポストセブン32号



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市民団体が子どもの尿やハウスダストからセシウム検出、「侮ってはいけないレベル」と警鐘 <東洋経済 Online>

東洋経済 Online
トップ >http://www.toyokeizai.net/
市民団体が子どもの尿やハウスダストからセシウム検出、「侮ってはいけないレベル」と警鐘

  • 11/12/19 | 11:12

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/8b6b271362fbe3a5dd2e7ec90f7d9515/
▼全文引用

 福島県および岩手県の子どもの尿を検査したところ、20人中12人の尿から放射性セシウムを検出――。市民団体「福島老朽原発を考える会」(略称フクロウの会)がフランスの放射線測定機関と連携して実施した調査で、このような事実が明らかになった。

 フクロウの会では5月下旬、7月下旬に続き、9月下旬から11月上旬にかけて尿検査を実施(対象は3歳から22歳まで。男子9人、女子11人。うち20歳以下が19人)。今回の調査での検出レベルはセシウム134および同137合計で0.84〜4.64ベクレル/リットルとなり、5月末および7月末の調査と比べても高い値が目立った。
 
 また、セシウムが検出された被験者は福島県内(福島市伊達市郡山市)のみならず、岩手県内(一関市)でも確認され、「より広い範囲での内部被ばくの事実が確認された」(フクロウの会の青木一政氏)。なお、今回の測定では一関市在住の子どもの尿から最高値(4.64ベクレル/リットル)が検出された。

 また、尿検査対象者に合わせて依頼した家庭内のハウスダスト検査(福島県、岩手県および比較のために千葉県柏市、大阪府吹田市の協力者にも依頼)でも、吹田市を除くすべてのサンプルから放射性セシウムを検出。数値はセシウム134および同137合計で、381〜1万9500ベクレル/キログラムだった。最高値は福島市渡利地区(1万9500ベクレル/キログラム)だったが、一関市や柏市でも約6000ベクレル/キログラムを計測。「広い範囲での高濃度の汚染が明らかになった」(前出の青木氏)。

 セシウムは食事や呼吸によって体内に摂取された後、筋肉や血管、膀胱などの臓器に蓄積される。チェルノブイリ原子力発電所事故後のベラルーシでの調査でも、放射線量の高い地域の住民の間で、膀胱の組織に上皮異形成や上皮内がんなど異常が多いことが判明している。
 
 「今回の日本での調査結果は、ベラルーシでの調査と比べても決して低い値ではない。侮ってはいけないレベルだ」と青木氏は指摘している。
 
※写真は12月16日の参議院議員会館内での記者会見

(岡田 広行 =東洋経済オンライン)

★ご参考
(平成23年7月3日 午前9時 執筆)
武田邦彦
子どものオシッコから放射性セシウムの検出
http://takedanet.com/2011/07/post_95da.html


カレイドスコープ
尿からセシウムが検出された子供たちのその後
Tue.2011.09.13
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-858.html



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旧ソ連の専門家が語るチェルノブイリ事故による健康被害、小児甲状腺がんのみならずさまざまな疾患が住民の間で多発

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旧ソ連の専門家が語るチェルノブイリ事故による健康被害、小児甲状腺がんのみならずさまざまな疾患が住民の間で多発

  • 12/04/23 | 12:14

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/030b26945aa12663017de8a4fc20ba4d/
▼全文引用

 「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」(UNSCEAR)が2008年に発表した報告書では、チェルノブイリ原発事故での放射線による健康影響について、次のような記述がある。

 「20年の追跡調査の結果、青少年期の放射性ヨウ素への暴露と大量の放射線量を浴びた事故処理作業者の健康問題を除けば、重篤な健康問題を心配して生活する必要はない」

 こうした国際機関による見解を「過小評価」ととらえるベラルーシウクライナの専門家が4月13日、大阪大学チェルノブイリ原発事故による健康影響について講演した(主催は大阪大学グローバルコラボレーションセンター)。

 ミハイル・マリコ博士はベラルーシ国立科学アカデミーエネルギー研究所に所属する原子力研究者で、「チェルノブイリ原発事故の放射線的・医学的影響」と題した講演を行った。


ミハイル・マリコ博士
http://lib.toyokeizai.net/public/image/2012042300997886-3.JPG

 マリコ氏は、ベラルーシ国内の放射能汚染が深刻な地域では小児甲状腺がんのみならずさまざまな種類のがんが多く発生していることが、同国で原発事故前から整備されていたさまざまな医学的な登録簿を用いた調査から明らかになったと指摘。胃がんや肺がんなどが汚染のひどい州ほど発生率が高くなっていると述べた。

 ウクライナ放射線医学研究センターのエヴゲニア・ステパノヴァ小児放射線部長(小児科医)は、プリピャチ市など原発30キロメートル圏内から避難してきた子どもの健康状態が事故後十数年にわたって悪いことや、特に慢性疾患を持つ子どもの割合が原発事故後に激増したことをデータを用いて指摘した「牛乳など食品を通じた内部被曝が長期にわたる被曝の原因になっている」ともステパノヴァ氏は語った。


エヴゲニア・ステパノヴァ小児放射線部長
http://lib.toyokeizai.net/public/image/2012042300997886-2.JPG

 ステパノヴァ氏は、年間被曝線量が5ミリシーベルト以上(土壌の汚染濃度では55.5万ベクレル以上/平方メートル)の地域に居住している子どもでは、汚染が比較的少ない地域の子どもと比較して呼吸器疾患や血液系障害、免疫障害がそれぞれ2.0倍、2.5倍、1.8倍もあったとも指摘。
 
 米国の南カリフォルニア大との共同研究結果から、ヘモグロビンや赤血球、白血球、血小板のレベルが、子どもの住む地域のセシウム137の汚染度と直接的な関係にあることが示されていると説明した。また、「体内被曝をした子どもでは、健康や身体発達の異常、染色体異常が高い頻度が見られる」とも述べた。

 ベラルーシウクライナではさまざまな健康被害が少なからぬ専門家によって指摘されている。にもかかわらず、国連や国際放射線防護委員会(ICRP)が事実を認めないのはどのような理由によるのか。

 マリコ氏はベラルーシを訪れたICRPの首脳から、「あなた方がどのような推計データを示しても私たちはエビデンスとして認めない」と言われたことを明らかにした。マリコ氏が理由を尋ねたところ、「(旧ソ連では)医学的な登録簿は存在しないとモスクワの保健省で言われたからだ」とICRP首脳は述べたという。
 
 「ベラルーシ旧ソ連内の共和国で唯一、医学的な登録簿を整備していたことをICRP首脳は知らなかった」とマリコ氏は内幕を披露した。

 ステパノヴァ医師は、「福島原発事故による子どもの健康への影響はチェルノブイリ事故よりも少ないと考えられるものの、同じく放射能リスクを負っているとみなすべき。健康障害の予防と疾病の早期発見のために、継続した医学的観察が必要だ」と語った。

文部科学省航空機測定による土壌へのセシウム沈着量のようす(2011年12月16日発表)汚染地図URL
http://lib.toyokeizai.net/public/image/2012042300997886-7.gif





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尿中にセシウムが1Bq/kgが検出された意味―矢ケ粼克馬氏メモ (ずっとウソだった)

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尿中にセシウムが1Bq/kgが検出された意味―矢ケ粼克馬氏メモ (ずっとウソだった) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/201.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 9 月 09 日 14:24:47: igsppGRN/E9PQ

尿中にセシウムが1Bq/kgが検出された意味―矢ケ粼克馬氏メモ
http://nekotoenpitu.blogspot.jp/2012/09/nyou.html
2012年9月9日 ずっとウソだった

矢ケ粼克馬先生からの情報をメモとして残します。

尿中に1Bq/kgが検出された場合、

子どもはおよそ57倍
大人はおよそ100~140倍(ここはボクのメモ書きが汚いため、幅があります。スミマセン)


体の中に放射性物質があることになります。数字にばらつきはありますけど、要するにおしっこで検出された量よりも多くの量が体の中に存在するということ。そこをしっかり踏まえましょう。


おしっこは血液の老廃物であるので、血液が痛められた状態だということです。



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