「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

風力発電、10年で3倍に…官民で新年度から<読売新聞>

読売新聞
ホーム>http://www.yomiuri.co.jp/
風力発電、10年で3倍に…官民で新年度から
(2013年2月3日09時16分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130202-OYT1T01281.htm?from=main1
▼全文転載

図URL
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20130202-OYT9I01258.htm
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20130202-OYT9I01269.htm

 政府が2013年度から取り組む風力発電の拡大策の全容が分かった。

 北海道と東北地方に官民で総額約3100億円を投じて送電網を整備し、今後10年程度で国内の風力発電の設備を現在の3倍の750万キロ・ワット程度に増やす。首都圏などの電力不足解消にもつながる可能性がある。

 政府は、送電網の整備による風力発電の拡大で、電源構成の最適な組み合わせの実現につなげたい考えだ。政府の試算によると、風力発電の発電コストは1キロ・ワット時あたり10円程度から(10年時点)で、液化天然ガス(LNG)火力発電などとほぼ同程度だ。

 北海道や東北の沿岸部などは強い風が安定して吹くため風力発電に適している。現在は北海道電力東北電力が一定の送電線を敷き、海岸沿いなどの風 力発電と既存の電線網を結んでいる。だが、さらに送電線を増やすための資金の捻出が難しく、風力発電が普及しにくくなっていた。

 政府は、商社などが設立する風力発電事業者から集める利用料で送電網の整備費を回収することで、送電網の建設促進を図ることにした。具体的には、 集中整備地区として北海道北部、青森県の下北半島と津軽半島、秋田県沿岸を指定する。地域ごとに風力発電事業者などが設立する特別目的会社が送電網を整備 する。送電網の整備費のうち半額は国が補助する。
(2013年2月3日09時16分 読売新聞)

◎全文転載
読売新聞 ホーム>http://www.yomiuri.co.jp/

国の除染事業 搾取の横行食い止めよ【社説】2013年1月21日<東京新聞 TOKYO WEB

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/【社説】2013年1月21日国の除染事業 搾取の横行食い止めよhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013012102000119.html▼全文転載

 原発事故に伴う国の除染事業が悪質業者の食い物にされている実態が本紙の取材で浮かんだ。賃金を低く抑えられたり、経費の負担を強いられたり。現場の作業員を搾取する不条理は見過ごせない。

 福島県の旧警戒区域や旧計画的避難区域だった十一市町村で国直轄の除染作業が順次進められている。福島第一原発に比較的近く残留放射線量が高い地域だ。

 元請けのゼネコンを頂点に下請けや孫請け、零細業者や派遣、日雇い…と多様な雇用形態が支える。末端の作業員が不利益を被りやすい構造は原発事故現場での収束作業とそっくりだ。

 田村市でこんな理不尽な事例があった。例えば、日給一万六千円の約束のはずなのに宿泊代や食事代が差し引かれ、作業員に手渡されたのは一万一千円余り。

 このうち一万円は、被曝(ひばく)の危険があるとして国が作業員に支給している特殊勤務手当である。国が無償提供した宿舎にもかかわらず宿泊代を徴収していた。

 税金で賄われる手当を元手にして作業員を誘い、宿泊や食事の代金をつり上げて荒稼ぎする。そんな“悪徳商法”が横行しているとすれば許されない。

 発注元の国は業者を介さず作業員に手当を直接支払う方法を考えるべきだ。賃金の不当なピンハネにも目を光らせねばならない。

 作業員の放射線防護や安全管理の在り方を定めた国のルールを逸脱している事例もあった。

 例えば、業者は作業員を雇うときに健康診断を受けさせたり、機械や道具の扱い方を教えたりするよう義務づけられている。その経費は国が賄う仕組みとされる。

 ところが、健康診断や草刈り機講習にかかった費用を自己負担させられた作業員が多くいた。その場で支払わされたり、給料から天引きされたりして自腹を切らされていたわけだ。

 業者が国や作業員をだまして不当利得を上げているとすれば、もはや詐欺や横領といった犯罪行為というほかない。

 除染現場の放射線量や作業員の被曝線量を把握し、作業員に情報を伝える。内部被曝につながりかねない屋外での飲食や喫煙を禁じる。こんな健康管理のルールは有名無実化している。

 汚染の恐れがある作業後の作業服やマスク、長靴、ゴム手袋などの装備品はどう処理されているのかも気になる。作業員が安心して働け、除染の実効が上がるよう国はきちんと責任を果たすべきだ。

◎全文転載
東京新聞 TOKYO WEB トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/



☆ホームページのご案内福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

大阪市でがれき焼却開始 有害物質は神戸を直撃?<税金と保険の情報サイト>

税金と保険の情報サイト
トップ>http://www.tax-hoken.com/
大阪市でがれき焼却開始 有害物質は神戸を直撃?
2013年2月2日 21:00
http://www.tax-hoken.com/news_avX58f6rt8.html?right
▼全文転載

震災がれきの本格焼却開始
大阪市では1日、此花区にあるゴミ処理工場で、岩手県から運ばれた震災がれきの本格的な焼却が始まった。セシウム濃度などは検査済みというが、アスベスト、ヒ素、六価クロムPCBなど多くの有害物質について、検査は行われていない。


最大3万6000トンを焼却
大阪府・市は昨年8月、岩手県と上限3万6000トンのがれきを受け入れることで合意。がれきは毎週800トンがコンテナ船で運ばれる。

此花区のゴミ処理工場では、このがれきを1日100トン処理し、2014年4月までに合意した全量を処理する予定。一般ゴミに1割〜2割程度混入して焼却し、灰は同区内の人口島に埋める。

無視される焼却の危険性
がれき処理については、さまざまな面で危険性が指摘されている。大阪市は放射性物質については検査済み、と発表。

宮古地区二次仮置場で計測されたがれきの放射性セシウム濃度や、がれきが運び込まれた大阪港夢洲コンテナ埠頭で計測された「コンテナの空間線量」などをHP上で公表する。

ただ、いずれもがれきの放射線量を正確に測れるものではなく、「ザル検査」との批判が高い。また、環境を破壊する有害物質であるアスベスト、ヒ素、六価クロムPCBなどについては検査すら行われていない。

大量のアスベストが神戸に
津波に襲われた地域には、工場などもあり、こういった有害物質ががれきに混入している危険性は無視できない。実際、昨年6月に行った女川がれきの焼却で排煙からアスベストが検出されたため、焼却を中止している。

世田谷、江戸川の焼却工場について、1日当たり数億本という膨大な量のアスベストが排出された可能性も指摘された。1日の風向きを見ると、此花区からは神戸方面に向かって風が吹いている。

外部リンク
◆港湾施設(大阪港夢洲コンテナ埠頭)での測定結果
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/html

◎全文転載
税金と保険の情報サイト トップ>http://www.tax-hoken.com/

エネルギー政策:戦略的な脱原発と電力消費抑制を 日本の戦略、ドイツ識者に聞く {毎日新聞

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
エネルギー政策:戦略的な脱原発と電力消費抑制を 日本の戦略、ドイツ識者に聞く
毎日新聞 2013年02月04日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20130204ddm016010010000c.html
▼全文転載

 ドイツは、東京電力福島第1原発事故を受けて、2022年までに国内の原発を全廃する方針だ。一方、日本は、安倍晋三首相が、民主党政権の「30年代原発ゼロ」方針について見直しを表明した。日本のエネルギー政策はどうあるべきか。ドイツ連邦議会の有識者委員を務めたブッパタール気候環境エネルギー研究所前所長のペーター・へニッケ教授に課題を聞いた。【聞き手・奥山智己】

 −−ドイツの脱原発の現状は。

 ◆30年来激しい議論を戦わせ、(福島原発事故後)ようやく、脱原発で社会的な合意が成り立ち、大きな勢いになった。日本を含む他国のモデルになると信じている。

 −−日本では脱原発は、経済成長を妨げるという指摘がある。

 ◆経済成長や競争力が低下した最大の原因は福島原発事故だ。ドイツでメルトダウン(炉心溶融)を伴う同 様の過酷事故が起きれば、国内総生産(GDP)の2倍もの損害が予想される。原発維持に伴う国の財政的なリスクや負担も極めて大きい。それに比べ、再生可 能エネルギーや省エネ分野の市場は拡大し続けている。計画的に原発を撤廃し、再生エネ市場での競争力を強化させれば、日本も市場で優位に立てるチャンスが ある。

 −−日本で再生エネが普及するには。

 ◆まずは省エネの戦略的、包括的プログラムの策定だ。福島原発事故後、日本が年10%余りも節電し、一時期原発を一基も稼働させなかったことに、世界は驚きを持って見守った。各企業が徹底すれば電力消費と電力コストを抑えられる。

 次に、温水や冷暖房などの熱利用を発電と組み合わせた熱電併給(コージェネレーション)を産業、業務、 家庭の各部門で推進させることだ。そのためには熱供給の面で法整備をして奨励する仕組みを設ける必要がある。例えば、新築住宅の建設では電力と熱利用の両 面で再生エネの積極的活用を、中古の改築では省エネと再生エネ技術を組み合わせて電力消費を抑える設計を法律で義務づけることだ。

 低コストになりつつある風力発電や太陽光発電を普及させれば、海外企業とも協力できるだろう。その上で、電力市場をより多様な供給事業者に開放し、発送電を分離することが重要だ。

 −−再生エネの普及でドイツの反省点は。

 ◆太陽光発電は、大幅な低コスト化にもかかわらず、支援を手厚くしすぎた。電力会社が20年間、固定価 格で買い取る仕組みにしたため、買い取り価格が欧州の電力取引市場の平均価格を上回った場合、差額分は電力を使う一般家庭や中小企業が負担することになっ た。日本は同じ過ちを繰り返さないことだ。

◎全文転載
毎日新聞 ホーム>http://mainichi.jp/




☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

即日肺がんレベル! 北京を襲うPM2.5 今度は北海道直撃<税金と保険の情報サイト>

税金と保険の情報サイト
トップ>http://www.tax-hoken.com/
即日肺がんレベル! 北京を襲うPM2.5 今度は北海道直撃
2013年2月2日 12:00
http://www.tax-hoken.com/news_avSp1mADPU.html?ranking
▼全文転載

殺人霧が今度は北海道に
中国で深刻な問題となっている大気汚染物質が今冬、たびたび日本列島を襲っている。1日には高濃度の汚染粒子が北海道西部を直撃する、との予報もあり、全国的な注意が必要だ。
画像URL
http://www.tax-hoken.com/files/382/55da0732367acd4593ba571477fc3479.jpg
PM2.5
北京では即日肺がんレベル
中国国内で健康に大きな被害を与えているのはPM2.5と呼ばれる超微粒子。工場の煤煙や家庭の石炭ストーブ、車の排気ガスなどから出る。非常に細かい粒子のため、一般的なマスクでは防げず、直接肺の中までとどいてしまう。

北京など中国の大都市では、風のない日にはこの汚染物質が「濃霧」のように滞留して、市民の健康を害している。

北 京市環境保護局では、大気汚染指数を毎日計測。HP上で公開しているが、汚染があまりにひどく、35カ所ある測定値点のうち5カ所で計器が破損した。また 933という数値を計測した地点も報告されており、これは「その日のうちに肺がんになってもおかしくない数値」だという。

工場停止、公用車ストップ、花火も自粛
この汚染物質を恐れる市民が対応に追われる中、中国政府は103の工場に操業停止命令を出し、汚染がひどい日には公用車の30%を使用禁止にする措置を執った。

市民の間にも、汚染軽減に協力したい、との意識が芽生えている。中国では2月10日に春節を迎える。例年、爆竹や花火を大量に使うが、今年は「煙」に配慮して、爆竹の自粛を求める声が、ネット上に多く見られる。

外出を控え高機能マスクを
この汚染物質による被害は、日本にもしばしば及んでいる。これまでは西日本が中心だったが、29日には全国的に汚染物質の霧に覆われた。

1日にはさらに、北海道東部を濃密な汚染物質のかたまりが襲う、と予想されている。できるだけ外出は控え、出かける際には高機能マスクを着用するなど、注意が必要だ。

外部リンク
◆Sprintars
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/

◎全文転載
税金と保険の情報サイト トップ>http://www.tax-hoken.com/

「放射能地域の人、結婚しない方がいい」 「日本生態系協会」会長発言が波紋<J-CASTニュース>

☆この記事は、以前掲載しました。注意喚起、あるいは関心を持っていただきたいので再掲載します。私が推測するに、下記記事に書かれていることは、特に産婦人科医療関係者の間では常識なのであろうと思います。しかし、それを明確に発言した人は知りません。限られた人数であるとは、いえ多分医療関係者と関係のあるであろう人物が、明確に発言した唯一の例であろうと思います。マスメデイアは、報道したくても出来ないでしょう。しかし、現実に数字として表れつつあるようです。それについては、明日の記事でアップします。


J-CASTニュース
ホーム>http://www.j-cast.com/
「放射能地域の人、結婚しない方がいい」 「日本生態系協会」会長発言が波紋
2012/8/30 20:07
http://www.j-cast.com/2012/08/30144630.html
▼全文転載

「放射能雲の通った地域にいた方々は、極力結婚しない方がいい」。内閣府所管の公益財団法人「日本生態系協会」の池谷奉文会長(70)が、こんな発言を講演でしていたことが分かり、物議を醸している。

発言があったのは、自治体議員ら65人が出席して東京都内で2012年7月9日に行われた日本生態系協会主催の講演の中だった。

「子どもの奇形発生率がドーンと上がる」

講演名は、「日本をリードする議員のための政策塾」。その録音内容によると、池谷奉文会長は、ロシアのチェルノブイリ原発事故を引き合いに出して、日本でも事故による内部被ばくがもっとも懸念されると強調した。そのうえで、こう述べた。

「放射能雲が通った、だから福島ばかりじゃございませんで、栃木だとか、埼玉、東京、神奈川あたり、だいたい2、3回通りました よね、あそこにいた方々はこれから極力、結婚をしない方がいいだろうと。結婚をして子どもを産むとですね、奇形発生率がドーンと上がることになっておりま してですね、たいへんなことになるわけでございまして」

これに対し、講演に出席した福島市議4人が、議長らとともに、市議会の立場として8月29日に会見し、「不適切な差別発言であり、容認できな い」と発言の訂正・撤回を求めた。「福島の人とは結婚しない方がいい」と受け止められたという。地元紙「福島民報」では、科学的な根拠がないといった専門 家の意見を紹介し、県民から怒りの声が出ていると報じている。所管の内閣府では、事実関係を調べているとしている。

ただ、ネット上では、池谷会長の発言に対し、賛否が分かれているようだ。

「これは酷い」「もはや、立派な差別発言」との疑問は多いが、一方で、「同じような思いの人は多い」「差別でなく警告だと思います」と一定の理解を示す声も相次いでいる。

日本生態系協会によると、30日夕までに電話などで来た4、50件の意見のほとんどが「とんでもない」「謝罪しろ」と批判的なものだった。

(続く)

「差別発言ではまったくありません」

一方で、「よく言った」とする声も1、2件来ていたとした。

発言について、日本生態系協会の総務担当者は、協会が反原発の立場であるわけではなく、池谷奉文会長の私見を述べたものだと説明した。放射線の知識がある獣医として、池谷会長がチェルノブイリ事故の報告書などを調べる中で出てきた考え方だという。

池谷会長は、取材に対し、自らが反原発の立場であることを明確にしたうえで、発言についてこう説明する。

「議員の方から文書で指摘を受けましたが、差別発言ではまったくありません。もっと大きな問題を言っており、事故の重大性をき ちっと認識する必要があるということです。26年前のチェルノブイリでは、奇形児が生まれたり、発がん率が上がったりしたことが現実にありました。日本の 場合も、原発事故の後では環境が違っており、安易な考えで結婚することは危ないと言いたかったわけです。結婚するときは、十分に注意して下さいということ ですよ」

そして、「言ったことは間違っていない」とし、議員からの訂正・撤回要求については、「それに応じるというよりは、発言を真摯に受け止めてほしいということです」と言っている。

(続く)

結婚への支障は見方が分かれる

ネット上では、福島県出身のため結婚に支障が出たとの報告も見られるが、実際のところ事故の影響は出ているのだろうか。

福島県内のある結婚相談所では、「福島の女性が県外の男性と結婚しようとしたところ、男性の父親にダメだと言われたという話は聞いたことがあ ります。福島の男性は特に、昨年あたりからお見合いが難しくなっているようです」と話す。池谷会長の発言については、「信憑性が低いのに、風評被害があっ たら困りますね」と漏らした。

別の相談所では、「県内のカップルは、考え方を共有しているので結婚に支障はないですね。県外の方とのケースについては、支障などは特に聞い ていません」と言う。発言に対しては、「遺伝子の異常など分からないことを考えても仕方がないので、なるべく考えないようにしている人が多いようです。結 婚のことが出ても、『またか』みたいな感じだと思います」と答えていた。

◎全文転載
J-CASTニュース ホーム>http://www.j-cast.com/




☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

封印された「放射能」の恐怖15 クリス・バズビー著 読書ノート(転載)

☆あえて、小出氏を批判する人もいます。この方は、原発推進派の人間ではないようです。もっと、踏み込め!!と言っているようです。


脱原発運動に敵対する小出裕章氏を批判する(ブログ名)
トップ>http://blog.livedoor.jp/pph2tm-ikenobu/
封印された「放射能」の恐怖15 クリス・バズビー著 読書ノート
2012年9月15日
http://blog.livedoor.jp/pph2tm-ikenobu/archives/cat_10111676.html?p=2
▼全文転載


チェルノブイリ事故での癌増加

ベラルーシ大使からの依頼
チェルノブイリ事故で受けた最初の5年間の被曝により、
ベラルーシでどれだけ癌が増えるか、放射性降下物によりウェールズで起きた癌の発生数をもとに分析
癌発生率が50%増加

人口980万人では、一年あたり2500人に、過剰に癌が発生。
 
この数は、ECRRのモデルを採用した場合の予測数と近似。

最初の年のベラルーシの平均預託実効線量2ミリシーベルトのうち、三分の一がストロンチウム90または危険な高放射性微粒子による線量と仮定した場合、ECRRのモデルでは累積線量は900ミ
シーベルト

50年で88万2000人、年1万7640人の過剰な癌が発生

70年間では、ベラルーシだけで120万人、
地球規模では600万人が、チェルノブイリ事故からの放射線により過剰に癌になると予測
 
実際、私やECRRが行った予測の正しさは、ベラルーシにある放射線内科内分泌学臨床研究所が発表した癌増加率のデータが証明。

1990年から2000年の間、癌の数は、地域によっては50%前後増えた。

ゴメリでは52%、ミンスクでは49%も増加し、ベラルーシ全体では40%増加


すべての病気が増加する


ECRR   乳児死亡率  心臓に与える影響も予測。というのは、

2010年までに、放射線により心筋梗塞が引き起こされることが明確

チェルノブイリの事故後、低汚染地域と高汚染地域でどんな病気が発生したのかも比較研究。

一言でいうなら、表⑩⑩が示すように高汚染地域ではすべての病気が増加。

福島の事故で被曝した人々の間、これからすべての病気が増加する。 

図URL
http://livedoor.blogimg.jp/pph2tm-ikenobu/imgs/e/3/e3182951-s.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/pph2tm-ikenobu/imgs/0/f/0f8601e0-s.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/pph2tm-ikenobu/imgs/6/1/611a0f68-s.jpg            11


チェルノブイリの事故時に子宮の中にいた子供の乳児白血病が増加。

乳児白血病とは、一歳未満の乳児に起きる白血病。

その数を見ると、ICRPのエラーは400倍。

つまり、このケースでも、ECRRの荷重係数に当てはまる。

重要なのは、この乳児白血病の原因は、チェルノブイリから出た放射線以外のものは考えられないということ。

放射線は、成長していない細胞よりも成長する細胞に強い影響を与える。

癌の率を見てみると、細胞がそれほど複製されない器官では少な。

例えば、細胞があまり複製されない脳細胞では、癌発生数がとても少ない。

癌は、血液細胞など、たくさん複製される細胞で起きやすい。

胃の場合も、表層の細胞が複製さる。

 他にも、チェルノブイリ事故により被曝した人々の身体には、内部被曝により、

感染症、
糖尿病
甲状腺機能障害
虚血性心臓病
脳血管障害
呼吸器系障害
消化器系障害
尿・
生殖器の病気
腎炎
不妊
変形性筋肉症
変形性関節炎

これらの癌以外の病気は、表⑩からわかる通り、原爆被害者も高い罹患率

脱原発運動に敵対する小出裕章氏を批判する(ブログ名)
トップ>http://blog.livedoor.jp/pph2tm-ikenobu/

{4}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」(TwitLongerから転載)

TwitLonger
perspective (@prspctv)
Posted Wednesday 30th March 2011 from Twitlonger
{4}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」
(NHKスペシャル、1996年4月26日放送、NHK制作)
http://www.twitlonger.com/show/9iino0
▼全文転載

{4}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」
(NHKスペシャル、1996年4月26日放送、NHK制作)

{4} http://www.youtube.com/watch?v=rCX1A3yJLqI 1/4(リンク切れ)
{2} http://www.youtube.com/watch?v=gFOxGGdzfn8 2/4(リンク切れ)
{3} http://www.youtube.com/watch?v=oHg23DkfZDA 3/4(リンク切れ)
{4} http://www.youtube.com/watch?v=tsE0CqvuifE 4/4(リンク切れ)

★北の山・追記
YouTube
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染4/4
http://www.youtube.com/watch?v=VQezSZ6nh6c


※以下は上記のうち、{4}の書き起こしである。

[ この冬、ウラジミルさんの病状はさらに悪化していた。簡単な計算も間違えるようになり、一人では買い物もできなくなってしまった。]{(3)と重複}

 ウラジミルさんは再び脳の専門病院を訪ね、詳しい検査を受けることになった。脳の状態に問題はないのか、MRIという画像診断装置を使って詳しい検査を受ける。
 その結果、脳に異常が発見された。前頭葉と呼ばれる脳の前の部分に白い塊がある。神経細胞が死滅した跡だ。前頭葉は計算や思考など創造的な働きを担う中枢。ウラジミルさんの知的障害の原因はここにあるのではないか、と医師たちは考えている。
 脳のさらに深い部分にも神経細胞の死滅した跡があった。ウラジミルさんの疲労感や脱力感の原因はこれではないか、と診断された。

医師: 「検査の結果、ご主人の脳に異常が発見されました。一連の症状がチェルノブイリ事故の後始まったことを考えれば、放射能の影響と見るべきでしょ う。放射能が脳の中に入り込み、脳を破壊していったのです。簡単に治せるものではありません。あんな大きな病巣がありながら大事に至らなかったのが不思議 なくらいです。もっと拡大していたら助からなかったでしょう。気を落とさないでください」

妻タチアナさん: 「(涙が止まらない様子ながら)大丈夫です。涙を見せたら夫にショックを与えてしまいます」

 チェルノブイリの放射能が、10年もの間ウラジミルさんの脳を、少しずつ、確実に破壊していた。
 妻のタチアナさんは診断の結果を夫に告げず、残された身体の機能をできるだけ維持していく生活をしようと決意した。

 最近、チェルノブイリ原発事故による人体への汚染について、また一つ新しい事実が発見された。汚染が5キュリー(Ci)以下で、人体への影響は比較的少ないとされてきた黄色の地域に、赤の高濃度汚染地域に匹敵する人体汚染が起きていることが分かったのだ。

(ポレーシア地方の映像)

 チェルノブイリ原発の西、ベラルーシウクライナの国境沿いに広がるポレーシア地方は、プリピャチ沿いに開け、広大な森と豊かな水に恵まれた農村地帯。
 ポレーシア地方にある人口1,000人足らずの村、ゼルジンスクに、事故後初めて検診車がやってきた。汚染の高い地域から巡回してきたため、この村の人々は事故後10年目にしてようやく検診を受けることになった。
 その結果、意外な事実が明らかになった。ゼルジンスク村の人々に蓄積された体内の放射能の量が極めて高かったのだ。

ゴメリ特別病院検診部 ナターシャ・ジノビッチ婦長: 「驚きましたよ。例外なくみんな被曝量が高いのですから。ここは土地の汚染が低い地域のはずなのに、住民の被曝量は最も汚染の高い地域と変わらないのです。どうしてこのような高い数値が出たのかよく分かりません」

 なぜこの村の人たちの体内に多くの放射能が蓄積されたのだろうか。その原因を突き止めるため、ベラルーシ国立土壌研究所のグループが調査を続けている。
 その結果、原因解明の鍵は土にあるのではないかと見ている。一般に、土に含まれる粘土分は放射能を取り込んで、外に逃がさない性質をもっている。ところ がこの村の土には粘土分が少なく、ほとんどが粒子の粗い「泥炭(でいたん)」。このため、放射能が植物に吸収されやすいという。

ベラルーシ国立土壌研究所の映像)

 実際にゼルジンスク村の土の放射能を測定してみた。結果は(Cs137が)1,068 Bq/kg。汚染はそれほど高くない。しかし、牧草の放射能は、土の15倍、15,544 Bq/kgにも及んでいる。この村では、放射能が土よりも牧草に大量に蓄積されていた。

(牛が牧草を盛んに食べる映像)

 その結果、この村に降り注いだ放射能は、土から牧草へ、牧草から牛へ、さらにその牛が出す牛乳から人間へと次々と濃縮されていったのだ。
 ゼルジンスク村の人々は、汚染の高い地域と同じレベルの被曝をこの10年間受け続けていたのである。

(村の子どもが牛乳を飲む映像)

 調査の結果、この村と同じ性質の土はポレーシア地方全体に広がり、およそ1万平方㎞。チェルノブイリ原発事故による全ての汚染地域の1割近くに達することが分かった。
 ベラルーシ国立土壌研究所のグループは、人体への影響という視点から見たとき、放射能汚染地図が大きく書き換えられることになると警告している。

(検診を受ける子どもたちの映像)

 チェルノブイリ原発事故から10年。新しい放射能汚染の姿が見え始めている。放射能が人体に何を引き起こすのか。その実態の解明はまだ始まったばかりだ。

テロップ「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」

({4}終)

★以上「TwitLonger」から全文転載

YouTube
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染4/4
http://www.youtube.com/watch?v=VQezSZ6nh6c




☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

{3}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」<TwitLongerから転載>

TwitLonger
perspective (@prspctv)
Posted Wednesday 30th March 2011 from Twitlonger
{3}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」
http://www.twitlonger.com/show/9ih16r
▼全文転載


{3}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」
(NHKスペシャル、1996年4月26日放送、NHK制作)

{1} http://www.youtube.com/watch?v=rCX1A3yJLqI 1/4(リンク切れ)
{2} http://www.youtube.com/watch?v=gFOxGGdzfn8 2/4(リンク切れ)
{3}http://www.youtube.com/watch?v=oHg23DkfZDA 3/4(リンク切れ)
{4} http://www.youtube.com/watch?v=tsE0CqvuifE 4/4(リンク切れ)


★北の山・追記
YouTube
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染3/4
http://www.youtube.com/watch?v=SjINkMMCiT0


※以下は上記のうち、{3}の書き起こしである。


(チェチェルスク地区病院の映像)

 チェチェルスク地区の人々の身体には食品を通して放射能が入り込んでいる。その結果、人体にどのような影響が起きるのか。各国の医学者たちが盛んに現地を訪れ、研究を進めている。
 信州大学医学部講師の小池医師たちは5年前から毎年この地区を訪れ、住民たちの健康診断を続けてきた。

信州大学医学部 小池健一講師: 「この人は確か前に来られた人ですね。そうですね。覚えてます」

 住民たちの体内に放射能がどれだけ蓄積しているかを測定し、健康状態との関係を調べている。

信州大学医学部 小池健一講師: 「(プリントアウトされた検査値を見ながら)そうですね、1023マイクロキュリー(µCi)で、37,000…非常に高い値ですね。日本人の25倍くらいの高さですね」

 小池医師たちは、特に住民たちの免疫、つまり身体の抵抗力の変化に注目している。放射能による長期間の被曝によって免疫の異常が起き、それが頭痛や疲労 感などの症状を引き起こしているのではないかと考えたのだ。血液中の免疫細胞の一つ、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きを調べた。汚染されていない 地域と比べると、この地区(チェチェルスク地区)では、正常な免疫機能の範囲から大きく外れる人たちが数多くいることが分かる。

信州大学医学部 小池健一講師: 「今までにも、ナチュラルキラー細胞の働きが弱くなることが白血病の前の段階で見られる、そういうデータはあります。で すから、ナチュラルキラー細胞に異常の出た人で、今後抵抗力だけでなく、癌や白血病などの病気に罹る人が1、2人でも出てくるのであれば、これは大きな問 題になってくるだろうと思いますね」

 免疫の異常は、ウィルスや細菌に対する身体の抵抗力を弱め、様々な病気を誘発する。小池医師たちは、住民たちの健康状態の変化を将来にわたって見続ける必要があると考えている。
 ベラルーシ政府は、水道やガスなどの汚染対策は行う予定だが、安全な食品の供給までは考えていない。また、安全な食品はあっても値段が高いため、チェチェルスク地区の住民たちは、このまま自給自足の生活を続けていかざるをえない。

(レーナさん一家の食事風景。地元の食材を使った料理)

レーナさんの姉アンナさん: 「私達は国から見放されたんです。汚染された食品を食べ続けてベラルーシが滅んでも、地球全体には何の影響もないでしょう。ひとつの民族が消えたという程度ですよ」

(レーナさんの沈黙)

 汚染された食品を食べ続けることで、今後体に何が起きるのか。住民たちの不安が次第に高まっている。チェチェルスク地区と同じような生活を強いられている人たちは、ベラルーシ全体で35万人にも上る。

キエフ脳神経外科研究所の映像)

 キエフにある脳神経外科研究所。ここでは重い精神症状に悩む事故処理員500人以上について検査と治療を続けてきた。その結果、事故処理員たちの脳に異変が起きていることが明らかになってきた。

医師: 「この患者は脳に障害があり、うまく話せません」
患者: 「彼は…まだ少ない…これから…たくさんある…まだ少ない…」
医師: 「自分ではちゃんと話しているつもりなのです」
患者: 「210大隊…苦しい…わからない。何を話せばいい…よくなる…(泣き出して塞ぎ込んでしまう)」

 事故のあった年に緊急部隊の一員として動員されたこの患者は、相手の言うことは理解できるが、自分で話そうとすると意図しない言葉が出てしまう。

 脳は、これまで人間の体の中で最も放射線に対する抵抗力が強いと言われてきた。このため、事故処理員たちに起きている様々な精神症状の原因は主にストレスによるもので、脳がチェルノブイリの放射能によってダメージを受けたわけではない、とされてきた。
 しかし、複数の機関による最新の研究が、その定説を覆そうとしている。

(モスクワ診断外科研究所の映像)

 モスクワ診断外科研究所では、精神症状を抱える事故処理員たちの脳の状態を詳しく研究している。

(検査を受ける患者の映像)

 今、脳の中の血液の流れを調べている。
 これは、上から見た脳の断面。白い部分は血液の流れが活発。この患者は、脳の左側に血液の流れが悪い部分がある。

放射線医学部 ニーナ・ホロドワ上級研究員: 「精神症状のある事故処理員の患者173人を検査したところ、程度の差こそあれ、全員に異常が発見されました。彼らは、脳の血液の流れが悪いだけでなく、神経細胞の働きまでが低下しています」

 脳の状態をさらに詳しく調べた結果、事故処理員たちの脳に萎縮が見られることが分かってきた。写真の白い部分は空洞、灰色の部分には神経細胞が集まっている。

(脳の断面図の映像)

 40代後半のこの事故処理員の場合、空洞を表す白い部分が脳の中心に大きく広がり、脳全体が萎縮している。同年代の健康な人の脳と比べてみると、神経細胞が詰まっている灰色の部分がはるかに少なく、神経細胞が死んでしまったことを示している。

キエフ脳神経外科研究所の映像)

 神経細胞の死滅は放射能によって引き起こされたのだろうか。
 キエフ脳神経外科研究所では、放射能による被曝で神経細胞の死滅が起きるかどうか、ラットを使って実験している。チェルノブイリ原発事故で放出されたも のと同じ種類の放射性物質をエサに混ぜてラットに与える。1ヶ月間このエサを食べ続けることで、ラットは人間に置き換えれば事故処理員とほぼ同じ量の被曝 を受けることになる。1ヶ月後、ラットの脳の神経細胞にどのような変化が起きているのか、顕微鏡で詳しく調べる。
 被曝したラットの神経細胞は、輪郭がはっきりせずぼやけて見える。被曝していないラットと比べてみると明らかな差が見られ、神経細胞が死滅したことを示している。

キエフ脳神経外科研究所 アレクサンドル・ビニツキー教授: 「死亡した事故処理員の脳を解剖したところ、放射性物質が蓄積していました。脳は放射能に対 する抵抗力が強いという定説は覆ったのです。脳の破壊が、様々な精神症状や身体の病気の原因だったのです。作業中に大量に吸い込んだ放射性物質が脳にまで 入り込み、まるでミクロの爆弾のように神経細胞を破壊していったと考えられます」

 ビニツキー教授の考えはこうだ。事故処理員たちが作業中に大量に吸い込んだ放射能が、血液によって脳の中にまで運び込まれる。そして、放射線を周囲の神経細胞に浴びせながら、少しずつ破壊してゆくのだ。
 破壊された神経細胞は元に戻ることはない。体の中に入った放射能が多いほど、脳の破壊が進み、やがて脳の機能が失われてゆく。脳の最も外側が破壊されると、知的な作業ができなくなったり記憶力が低下する。
 特に影響を受けやすいのは視床下部や脳幹など中心部で、ここが破壊されると、食欲や性欲が失われたり、疲労感や脱力感に見舞われる。また、内臓の働きが 悪くなったり、手や足の動きをうまくコントロールできなくなるなど身体全体に影響が出る。いずれも事故処理員によくある症状だ。

 この冬、ウラジミルさんの病状はさらに悪化していた。簡単な計算も間違えるようになり、一人では買い物もできなくなってしまった。

({3}終)

★以上、「TwitLonger」から全文転載

YouTube
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染3/4
http://www.youtube.com/watch?v=SjINkMMCiT0

{2}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」(TwitLongerから転載)

TwitLonger
perspective (@prspctv)
Posted Wednesday 30th March 2011 from Twitlonger
{2}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」
http://www.twitlonger.com/show/9ifso5
▼全文転載

{2}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」
(NHKスペシャル、1996年4月26日放送、NHK制作)

{1} http://www.youtube.com/watch?v=rCX1A3yJLqI 1/4(リンク切れ)
{2} http://www.youtube.com/watch?v=gFOxGGdzfn8 2/4(リンク切れ)
{3} http://www.youtube.com/watch?v=oHg23DkfZDA 3/4(リンク切れ)
{4} http://www.youtube.com/watch?v=tsE0CqvuifE 4/4(リンク切れ)


★北の山・追記
YouTube
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染2/4
http://www.youtube.com/watch?v=0_NRz4vnESc


※以下は上記のうち、{2}の書き起こしである。

 [この研究所(ミンスク遺伝性疾患研究所)の調査によると、放射能の高濃度汚染地域では、先天性の異常を持った新生児の数が事故前の1.8倍に増加している。] (①の最後と重複) 
 しかし、汚染地域の妊婦の染色体異常と新生児たちの先天性異常の増加に因果関係があるかどうかは、まだ分かっていない。ラジュック所長(ミンスク遺伝性疾患研究所)は、今後さらに詳しい調査と、遺伝子レベルでの研究を進めていかなければならないと考えている。

 放射能は人類にとって未知の部分の多い存在だ。チェルノブイリ原発事故によって放出された放射能が人体にどのような影響を与えているのか、その全容はまだ解明されていない。

 キエフ市トロリシェナ団地。チェルノブイリ原発のすぐ側にあったプリピャチから避難してきた5000人余りが住んでいる。
 ウラジミル・ルキヌさん(47歳)。ウラジミルさんは事故の後、激しい頭痛、心臓や関節の痛みなどが次々と現れ、1年半前から仕事ができなくなってしまった。最近では強い疲労感や脱力感もあり、一日のほとんどをベッドの中で過ごす毎日だ。
 ウラジミルさんはチェルノブイリ原発で働いていた。事故直後、チェルノブイリ原発の周辺には、ウラジミルさんを含め、大量の事故処理員が動員された。飛 び散った原子炉の残骸の処理に当たるなど危険な作業に携わったため、最も深刻な放射能の影響を受けた。強烈な放射線による急性障害で、半月の間に299名 もの人が病院に運び込まれ、その内7人が亡くなった。最も高い被曝量の作業員は、一般の人の生涯の許容量の10倍以上をわずか数時間で受けたと推定されて いる。処理作業に参加した作業員の数は、80万人以上に上る。

 チェルノブイリで事故処理をしたウラジミルさんの身体に最近新しい異変が起き始めた。記憶力が低下し始めたのだ。昔のことはよく覚えているのに、最近起 きた出来事や新しいことをすぐ忘れてしまう。妻のタチアナさんは、ベッドに閉じこもりがちなウラジミルさんを外へ連れ出し記憶力を回復させようと、買い物 を手伝ってもらうことにしている。
 この日ウラジミルさんが頼まれたのは、パン、スパゲティ、小麦粉、卵、それにミネラルウォーター2本だ。パンは買ったが、ミネラルウォーターの代わりに ジュースを買ってしまった。そして卵と一緒に、頼まれていないマヨネーズまで買った。結局スパゲティと小麦粉は買い忘れてしまった。

キエフ脳神経外科研究所の映像)

 チェルノブイリ原発事故の処理作業に参加した80万人以上の事故処理員たちの身体に何が起きているのか。これまでほとんど知られてこなかった。しかし、最近になってその人たちの間に深刻な病気が広がっているという実態が明らかになってきた。

 ウラジミルさんは、記憶力の低下等、精神的な症状が現れてきたため、専門医に診察してもらうことにした。

医師: 「原発で事故後どんな仕事をしたのですか?」
ウラジミル: 「施設の補修や放射能の除去です。柵を作って囲むとか…」
妻タチアナ: 「兵隊が埃や塵を取り除いた後、薬品で洗い流す仕事です」
医師: 「事故の前も後も4号炉のすぐそばで働いたのですね」
夫妻: 「そうです」

 ウラジミルさんは思い通りに体を動かすことに不自由を感じるようになってきた。目を閉じて自分の鼻先を指で指す、という簡単な動作さえできにくくなっている。神経系にも異常が出てきたのだ。

(別の患者の診察映像)

 この患者は、事故直後原発内で放射能の測定をしていた。2年前から幻覚や幻聴に悩まされている。

患者: 「光を受けると胸が締めつけられてとても息苦しくなるんです。耳鳴りやチカチカという雑音が聞こえてくることもよくあります」

 また、事故処理員たちの間では、治療の難しい、悪性のタイプの白血病が急速に増え始めている。この研究所(キエフ脳神経外科研究所)が健康調査を続けて きた12万人のうち、この2年間に42人の白血病患者が発生している。この研究所では、今後白血病が事故処理員たちの間にさらに広がるだろう、と予測して いる。

(文書のアップ。放射線生物物理学研究所「事故処理員の後遺症と将来予測」1995年)

 ロシア保健省・放射線生物物理学研究所の内部文書。事故後2年の間に参加した事故処理員1,886人の健康状態について8年間追跡調査したものである。
 それによると、事故処理員たちの間に、心臓病、精神や神経障害、癌が多発している。癌の発病率は一般の人の3倍、4人に1人は労働不能の状態に陥ってい る。そして30代の人たちが、まるで50代のような身体になっていると結論づけている。この調査では、さらに将来予測を試みている。その結果、事故のあっ た年の処理員の100%が、西暦2000年には労働不能状態に陥る、さらにその時の平均死亡年齢は44.5歳になるだろう、と報告している。

 去年の暮れ、ウラジミルさんと同じ事故処理作業をしていた仲間が脳腫瘍で亡くなった。ウラジミルさんより5歳も年下の42歳だった。

妻タチアナさん: 「上の階に住む25歳の若者が、先日車に飛び込んで自殺しました。今頃になって性的障害が現れ、夫婦生活が崩壊すると悲観したのです。 隣では奥さんが癌で亡くなりました。36歳でした。ご主人はその後酒浸りとなり、最後には自殺しました。神様、夫にこれ以上何も起きませんように…」

 チェルノブイリ原発事故の直後から始まった住民の移住は、汚染の高い地域を中心に今も続いている。しかし、この10年にわたる移住政策は、行政に大きな 経済的負担を強いてきた。事故5年後のソビエト崩壊によって、汚染地域はロシア、ウクライナベラルーシの3ヶ国に分割され、汚染対策の負担を分け合わな ければならなくなった。中でも最も大きな負担を抱え込むことになったのがベラルーシ共和国だ。ベラルーシでは、国土の23%が放射能で汚染され、今も 220万人もの人々が暮らしている。これは国民の5人に1人の割合だ。

ベラルーシ共和国ミンスク市の映像)

 ベラルーシは毎年、これまで国家予算の15%以上をチェルノブイリ対策につぎ込んできた。しかし、政府は悪化する一方の国内経済を理由に、今年から汚染対策の大幅な見直しを決定した。

チェルノブイリ対策省 イワン・ケニク大臣: 「われわれは、これまでの移住中心の対策を止めて、汚染地域に住む人たちに今後とも住み続けてもらうことを 考えています。そのためには、汚染された薪や井戸水を使わなくてもよいよう、ガスや水道などの整備をするつもりでいます。このまま対策を続けていったとし ても、全ての地域をカバーするには150年もかかってしまうのです。財政状況の悪化から、今まで通り国家予算の15%をつぎ込むことは困難なのです」

 ベラルーシ政府の方針転換は、汚染地域に住む人々にとって大きな衝撃となった。事実上の移住政策の打ち切りは、住民たちが汚染地域に住み続けなければならないことを意味している。

 人口1万5000人ほどのチェチェルスク地区。この地区は、自給自足の農村地帯だ。一部の畑は、今でも場所によっては東京の15倍以上の放射能で汚染されている。このため、住民は汚染された畑の作物を食べ、被曝し続けている。
 住民たちのもう一つの食料源が、周囲に広がる広大な森だ。しかしその森は、事故直後放射能を大量に含んだ雨が降ったため、場所によっては10年経った今でも、東京の100倍以上の高い放射能で汚染されている。

(森でのガイガーカウンター計測。アラームが鳴りっぱなし。数値は6059。単位は画面からは判然としない。)

 村の人たちにとって森は、きのこや木の実、野生動物など、貴重な食料や、燃料となる薪を供給してくれる大切な存在だ。
 この村に住むレーナさんの一家もこの日、きのこを採りに森にやってきた。16歳のレーナさんは、事故から5年経った頃からひどい頭痛と疲労感に悩まされ、体調の悪化を訴えている。
 この村に住む唯一の保健婦、ゲラシンコさん。村人たちの家を巡回しながら健康管理をするのが日課だ。ゲラシンコさんは今、村人の健康状態が確実に悪化していると感じている。それは年齢を問わず、村人全般にわたっている。

保健婦 ワレンティーナ・ゲラシンコさん: 「私は、事故の前から、この村の人たちの健康管理をしてきました。しかし、最近の村の人の身体を診て、本当に 驚いています。すっかり健康状態が悪くなっているんです。以前は重い病気の人なんて滅多にいなかったのに、今では病人のいない家庭はないくらいです。やは り、食べ物による放射能の影響ではないかと思います」

({2}終)

★以上「TwitLonger」から全文転載

YouTube
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染2/4
http://www.youtube.com/watch?v=0_NRz4vnESc




☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

{1}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」書き起こし(TwitLongerから)

★私にとっては、懐かしいYouTubeの書き起こしです。動画(NHKのドキュメンタリー)は、非常によくできていると思います。1996年当時、これだけの事が分かっているのに、なぜ??今、放射能汚染とそれに起因する健康被害について、マスコミは、警告しようとしないのか????

★私は、まだ放射能汚染やそれに起因する健康被害について知識がなかったころ、この動画を見て、おおよその事を理解しました。2011年夏ごろです。このような書き起こしがあることを知らず、自分で不正確ながらYouYUbeの動画を、書き起こして記事を書きました。当時の私のブログを探せば記事があります。しかし、下記記事はほぼ全部、書き起こしていると思います。もし、このドキュメンタリーについてご存じない方は、ぜひ一度文章だけでも、お読みいただきたいと思い、転載しました。全部で4本に分けました。①〜④まであります。



TwitLonger
perspective (@prspctv)
Posted Wednesday 30th March 2011 from Twitlonger
{1}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」書き起こし
http://www.twitlonger.com/show/9ie4kk
▼全文転載

全{1}〜{4}
{1}「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年〜」書き起こし
(NHKスペシャル、1996年4月26日放送、NHK制作)

{1} http://www.youtube.com/watch?v=rCX1A3yJLqI 1/4(リンク切れ)
{2} http://www.youtube.com/watch?v=gFOxGGdzfn8 2/4(リンク切れ)
{3} http://www.youtube.com/watch?v=oHg23DkfZDA 3/4(リンク切れ)
{4} http://www.youtube.com/watch?v=tsE0CqvuifE 4/4(リンク切れ)

★北の山・追記
YouTube
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染1/4
http://www.youtube.com/watch?v=uPFcn23q7uc

※以下は上記{1}の書き起こしである。

 10年前の今日、チェルノブイリ原発4号炉の爆発によって人類史上最悪の放射能汚染が引き起こされた。30万人以上が家を失い、今も700万人以上が汚 染された大地に暮らしている。事故直後コンクリートによって封じ込められた4号炉は未だに強い放射線を出し続けている。放射能は人々から大地と家を奪い続 けている。夥しい量の死の灰が広大な大地に降り積もり、人が住むことのできない汚染大地を作り出した。
 事故がもたらした人体への影響は、10年という歳月を経て風化するどころか、逆に深刻さを増している。長い潜伏期間を経て、癌や白血病などが急激に増加 している。そして、放射能の影響は脳にまで及んでいることが分かってきた。被爆者の身体の中で何が起きているのか。世界中の科学者が詳しい調査や分析を進 めてきた。その結果、新しい事実が次々と明らかになってきた。チェルノブイリ原発事故による放射能人体汚染は、10年という時を経て、私たちの前に想像を はるかに超える姿を見せ始めた。

テロップ「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ事故から10年〜」

 10年前チェルノブイリ原発事故で被曝し、避難してきた人々の間に、また悲劇が起きた。一人の幼い命が失われたのだ。少女は事故当時3歳だった。4ヶ月 前背中に小さな瘤ができ、手術を受けたがその後再発。見る見る病状は悪化し、癌で亡くなった。5000人余りの避難民が暮らすこの地区で、毎週のように 人々が亡くなっている。少女の死はチェルノブイリ原発事故の呪縛から今も逃れられない現実を改めて見せつけた。
 1986年4月26日未明、チェルノブイリ原発4号機が突然爆発、炎上した。広島型原発500個分以上の放射性物質が放出され、原発周辺は強烈な放射能に包み込まれた。
 放射能が最初に襲った町は、原発からわずか3㎞のプリピャチだった。しかし事故が起きたことは市民には伝えられず、人々はいつもと変わらぬ朝を迎えていた。
 これは事故当日のプリピャチの映像。画面の一部が時々白く光るのは、強烈な放射線でフィルムが感光しているためである。

 チェルノブイリから放出されたセシウム137などの放射性物質は、上空1500mにまで舞い上がり、ヨーロッパを始め、世界中に広がった。
 原発から半径600㎞の汚染は深刻で、その面積は12万平方㎞、日本の国土の3分の1近くにも達する。
 黄色から濃い赤になるほど汚染レベルが高いことを示す。一番濃い赤の地域は、東京のレベルの40倍以上にも達している。最も汚染の少ない黄色の地域でも日本の基準では立入禁止区域に相当する。
 WHO(世界保健機関)の調査によると、未だに780万人もの人々がこの汚染地域で生活し、放射線を浴び続けている。

(子供たちが無邪気に遊ぶ様子)

 広島や長崎では、人々は一瞬のうちに大量に被曝した。しかし、チェルノブイリでは、住民が長期間にわたって少しずつ放射線を浴び続けているのだ。

(子供たちが遊んでいる場所の放射線量。ガイガーカウンターは0.772μSv/hを示している。)

 住民は、放射能が降り積もった大地から直接放射線を浴びている。さらに、汚染された空気や水、そして食物が体内に入ることによって、体の中からも被曝している。住民は10年間、2つの被曝を同時に受け続けてきたのだ。

(『IAEA チェルノブイリ調査報告書』1991年の映像)

 チェルノブイリの放射能による人体への影響はどのように考えられてきたのか。これは、事故から5年後、IAEA国際原子力機関)がまとめた報告書であ る。当時の住民の健康状態を調査した結果、「放射能が直接影響したと考えられる健康被害は認められない」と結論づけている。そして、今後起こりうる住民の 健康被害については、「将来、癌または遺伝的影響による増加があったとしても、それは自然の増加と見分けることは困難であろう」と予測している。
ウクライナ共和国キエフ市の映像)

 しかし、IAEAの予測に反して、その後深刻な事態が次々と起き始めた。異変は、まず子供たちに起きた。

(少女が治療を受ける映像)

 この少女は小児甲状腺癌の治療を受けている。本来100万人に1〜2人しか罹らないという小児甲状腺癌が、子供たちを中心に急激に増加し始めたのだ。
 甲状腺は、身体や脳の発達に不可欠な甲状腺ホルモンを作る重要な器官である。チェルノブイリ事故により放出された放射性物質の1つ、ヨウ素131は、体 内に入ると甲状腺に蓄積しやすく、癌を引き起こす。その結果、甲状腺ホルモンの分泌異常が起き、成長期の子どもの身体や脳の発達が遅れてしまう恐れがあ る。
 この少女は事故当時4歳だった。チェルノブイリ型の甲状腺癌は、通常のタイプに比べて進行が早く、転移しやすい特徴がある。このため発見され次第、直ちに手術しなければならない。この少女の甲状腺にも癌の黒い影が発見された。

キエフ内分泌代謝研究所 ミコラ・トロンコ所長「最初に子供たちに甲状腺癌が増え始めたときは、私も正直言って放射能の影響と言えるかどうか半信半疑でし た。しかしその後、汚染の高い地域ほど患者が多く、しかも癌のタイプが通常のものと違うことから、放射能の影響に間違いない、と確信しました。これからさ らに患者は増えていく、と予想しています」

 WHO(世界保健機関)の調査によると小児甲状腺癌は、事故から4年後の1990年から急激に増え続けている。

キエフ小児産婦人科研究所の映像)

 最近、汚染地域に住む妊婦たちの身体に様々な異変が起きていることが分かってきた。キエフ小児産婦人科研究所では、事故直後から汚染地域に住む妊婦2万 人以上について、出産に関する詳しい調査を続けてきた。その結果、汚染地域の妊婦の貧血が、事故前に比べて10倍に増えたほか、死産や早産が多く発生して いることが分かった。
 出産異常の原因をさらに詳しく分析してみると、子宮内出血や早期破水が増える傾向にあり、主に母胎の異常が死産や早産を引き起こしていることが分かった。

(一人の妊婦の映像)

 妊娠5ヶ月のこの女性は、事故当時11歳だった。これまでに一度死産を経験しているため、不安を感じてこの研究所に検査を受けにやってきた。

医師「胎盤が厚くなりすぎています。胎児に酸素不足の兆候がありますね」

 胎盤は、胎児に酸素や栄養を供給する重要な役割を果たしている。胎盤は通常この時期(妊娠5ヶ月)であれば2㎝ほどの厚みだが、この妊婦の場合5㎝以上に肥大している。これは子宮内の酸素が不足していることを示し、このままでは胎児の成長に深刻な影響が出る恐れがある。
 画面右側が胎児の頭。この胎児の頭の直径は4㎝ほどしかなく、通常の胎児に比べて成長が遅れていることが分かった。この研究所では、こうした妊娠中の異常は、汚染地域の妊婦によく見られると指摘している。

キエフ小児産婦人科研究所 ダシケビッチ産婦人科部長「深刻な状況です。かつてのIAEAの予測と大きく食い違ってきています。私はその原因は、長期間の 被曝のためだと思います。今後、長期的な被曝の影響を注意深く調査していかなければいけないと思います。また、妊婦や新生児に染色体の異常も見られるの で、今後世代を超えた遺伝的な影響が出てくるかもしれません。」

 汚染地域では事故後、人工中絶の数が急増している。放射能による被曝が胎児に悪い影響を与えるのではないか、という不安もあるからだ。

ミンスク遺伝性疾患研究所の映像)

 ミンスク遺伝性疾患研究所。ここではチェルノブイリ原発事故によって被曝した妊婦の染色体にどのような変化が起きているのかを調べている。放射能の汚染 地域に住む妊婦2000人以上の血液細胞の染色体を詳しく分析してきた。その結果、被曝量が高い妊婦ほど染色体の異常の程度が大きいことが分かった。染色 体には、親から子へ生命の情報を伝える遺伝子が乗っている。

(2つの染色体が画面に示される。)

 右の染色体の上の部分にわずかな異常が見られる。もしこの部分の遺伝子の異常が子どもに受け継がれると先天性障害に繋がる可能性がある、とこの研究所の専門家は見ている。

ミンスク遺伝性疾患研究所 ゲナジー・ラジュック所長「われわれの調査では、妊婦の染色体の異変ばかりでなく、新生児の先天性異常も汚染の高い地域ほど増 えていることが分かりました。その原因としては、ストレスや栄養障害や化学物質による汚染など様々な複合的要因が考えられます。しかし、それらの中でも1 つの大きな要因として、放射能の影響を考えなければならないと思います」

 この研究所の調査によると、放射能の高濃度汚染地域では、先天性の異常を持った新生児の数が事故前の1.8倍に増加している。

({1}終)

★以上、「TwitrLonge」から全文転載

YouTube
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染1/4
http://www.youtube.com/watch?v=uPFcn23q7uc

福島県郡山市で出生数激減! 赤ちゃんになにが起きている?<税金と保険の情報サイト>

税金と保険の情報サイト
トップ>http://www.tax-hoken.com/
福島県郡山市で出生数激減! 赤ちゃんになにが起きている?
2013年2月9日 21:00
http://www.tax-hoken.com/news_awHw1qcQxc.html
▼全文転載


出生件数が3分の2に!
福島県郡山市福島第一原発事故後、新生児の出生数が激減していることがわかった。同市のHPにアップされた人口動態によると、2013年1月の出生数は2011年1月に比べ、34%も少なかった。
図URL
http://www.tax-hoken.com/files/362/0de58788b0b69bbef9cb723cef197320.jpg


県内でも際立つ出生数の減少率
福島県郡山市では1日、1月の人口動態をHP上で発表した。「出生」は197件で、2011年11月の297件に比べ、約2/3にまで減少している。2012年1月には202件だったことから、震災後の減り方が大きい。

県全体を見ても、2011年1月に1303件あった出生数が、2013年1月には1097件と15.8%の減少が確認できるが、郡山市の減少率は倍以上だ。同じく震災で被害を受けた宮城県では、一時的に出生数の減少が見られたものの、その後は回復している。

人口は減っておらず、原因は不明
郡山市で出生数が減少している原因は、実はよくわからない。人口総数は2010年1月の33万8903から2013年1月には32万8,158人に減少しているが、減少率はわずか3.2%にとどまる。

福島第一原発事故による同市の汚染はひどく、土壌における汚染は、チェルノブイリ事故の際「強制避難地域」に指定されたルギヌイ地区と同等とも報告されている。

出生数の減少が、放射性物質による汚染のせいか、あるいは汚染により心理的なブレーキがかかっているものか、疫学的、社会学的な調査が必要だろう。

外部リンク
◆福島県郡山市
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/

◎全文転載
税金と保険の情報サイト トップ>http://www.tax-hoken.com/



☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所