「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「暴走する原発」 広瀬隆著   2011年07月20日 20時

「暴走する原発」 広瀬隆著   2011年07月20日 20時


楽天ブックスに、本を2冊頼んでいたのですが、20日かかりました。
「暴走する原発」と「隠される原子力 核の真実」小出裕章著の2冊です。やはり、売れ行きが良くて、入荷が遅れたようです。

今回は、「暴走する原発」を、取り上げます。
チェルノブイリ原発事故後、環境汚染と健康被害を時間を掛けて、調査し続けた長文のリポートです。事故では、なく、環境汚染と健康被害について書かれています。

まさに、今の日本に必要な「道標」と、なるのでは、ないか??と思います。
汚染は、西はスウエーデンまでおよんでおり、東も現在のロシアにもで、及んでいます。

汚染した作物・酪農製品が流通してしまったり、当局が、事実を隠蔽しようとしたりと、日本が今、やっているのと似たような事が行われているのが、わかります。

そして、健康被害については、「隠され」続けました。

一つには、旧ソ連政府の威信が、ありました。
二つ目には、IAEAが、健康被害について、事実の隠蔽に動いた事が、挙げられます。

どうしてか??と言う理由は、以前に書きました。
簡単に言うと、WTOとの間に、協定があり、IAEAが許可しないと
WTOが、健康被害について、公表できない、と言う取り決めが
随分、昔に出来ていて、IAEAが、原発に関する「健康被害」を握りつぶす事が、出来るのです。

日本の医学関係者も、この関連の人が多いようで、その人達が
医療関係の「御用学者」として、今回、活躍しているのです。

ともあれ、チェルノブイリ事故のその後をリポートした中では、この本が、もっとも、充実しているんでは、ないでしょうか。
ご一読を、お勧めします。

これを、元に考えるなら
汚染食品の流通も、当然、考えられる事ですし、広範囲で「健康被害」が、発生するであろう事も、予想されるところであります。

今の日本を、見ていると大体似たような事に、なりつつあります。

そうであるなら、健康被害は???
と、言う事になります。
これに関して、明るい見通しは、ありません。
と言うのが、私の考えです。