「北の山・じろう」時事問題などの日記

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福島原発事故の現状と国民の取るべき行動

福島原発事故の現状と国民の取るべき行動

政府は、昨年暮れに原発事故の「収束宣言」を出しました。さすがに、これを信じている人は、少ないと思います。原発事故の状況は、昨年夏頃から緘口令が敷かれたようで、ほとんど外部に出てこなくなりました。マズイ事が、有る証拠です。一つは、人的被害だと推測します。

何度か説明しましたが、被曝が原因の死因で一番多いのは、『心臓系疾患』です。新聞に出てくる範囲でも、原発から病院に運ばれた人の死因は、全部「心臓」です。高放射線量の場所で一番先にやられるのは、「心臓」なのです。250ミリシーベルト(年間)と言う気狂ったような、被爆の上限値を決めたのですから、これは予想される事態です。

欧米の基準では、5年間で100ミリシーベルトです。1年なら20ミリシーベルトが上限です。250ミリシーベルトは、それの何と「12.5倍」です。5ミリシーベルト(年間)の被曝が有れば、発病した場合、「労災」が認められるのですよ。

いかに、ミリシーベルト(年間)がムチャクチャな数字か理解して頂けると思います。
内部の関係者が、ブログでもう死者は「4300人」出ていると告発していました。
ブログは、圧力を受けてアカウントが削除された模様です。告発者は、大学教授です。
単なる「ウワサ」では、ありません。もう、福一では述べ10万人以上の人々が働いています。作業員の被曝を計測する機器にしても、なるべく計測地が少なくなるような工夫をさせられているようです。死亡者は、これから増え続けるものと予測されます。福一の現場は、そんな状態なのです。

原発事故に関して言うと、核燃料の現在位置が分かりません。ある部分は、原子炉内にあるのかもしれません。3号機に関しては、メルト・スルーして基礎のコンクリ部分にあると推測されます。但し、これは去年の夏の話です。理由は、建屋の中で作業するのに地下からの放射線量が強し過ぎて、厚い鉄板を敷いて通路を作り、内部を移動するのに使っていました。

1号機は、格納容器のエアロックを開けた時、東電の予想の1000分の1の放射能しかありませんでした。外とほとんど同じだったのです。もし、格納容器の中に核燃料があれば、格納容器の中は、ものすごい高濃度の放射能があったはずです。仮に、格納容器の底を突き抜けて、基礎のコンクリ部分に有れば、地下から強力な放射線が、あったはずです。どちらも、ありませんでした。と言う事は、1号機の核燃料は、コンクリの基礎部分も下抜けて、地面に潜り込んでしまっていると考える他は、ありません。

2号機は、情報が無いので推測すら出来ません。これが、去年の夏ごろの話です。
おそらく、今は3号機の核燃料も大部分は、地下に潜り込んでしまっているのでは、ないかと推測されます。

どちらにしても、もうどうすることも出来ません。解け落ちて何処かにある核燃料は臨界したり治まったりを、繰り返していると推測されます。臨界したときに放射能が出るのです。多く出る事もあるでしょう。それが計測された時、数値が上がるのだと思います。

他にも、核燃料プールの冷却が上手く行かない時には、ここからも放射能は出ているのではないかと推測されます。

核燃料が、自然に燃え尽きるまで、このような事が繰り返されるのです。チェルノブイリの石棺からは今尚、環境に放射能が漏れ出し続けています。数年で終わるようなことでは、無いのです。今後、何十年もあるいは、100年以上続くのかもしれません。まだ、経験した事が無いことですから終わってみないと分からないのです。

その事実を、政府は隠し続けています。政府の「真っ赤の大ウソ」はチェルノブイリの現状を見れば、すぐ分かる事です。分かる事を、どうして「ウソ」をつくのか???
政府や経済産業省の役人の脳みその中身を、見られるものなら見てみたいです。
したがって、「野田」は、「大ウソつき」の「イカサマ野郎」です!!!

こんな人間が、総理大臣なのです。

国民が、出来る事は、原発事故については、ありません。これは成り行きに任せる以外、どうしようもありません。

出来る事は、自分と家族の「命」と「健康」を守ることだけです。
どう守るべきか???は、次回に書きます。