「北の山・じろう」時事問題などの日記

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初の“セシウム汚染”全国マップ!北海道〜中国地方まで広く拡散

この情報自体は、新しいものでは、ありません。しかし、ご注意頂きたい点があります。
その意味で、再掲載しました。従来考えられていた以上に、山岳地帯が、汚染されているのです。と言うことは、山に行けば確実に「外部被曝」することに、なります。それだけでは、ありません。

山で採れる、「キノコ」や木の実、山菜、イノシシ、川魚。などなど、全部、放射能で汚染されている事になります。特に、「キノコ」は何回も申しますが、放射性物質をよく吸収して育つ植物として欧米では、広く知られています。雑食性のイノシシも、野生のキノコや山菜等を食べますのでイノシシも汚染されます。チェルノブイリ原発事故の汚染が、ひどかった南ドイツでは、いまだにイノシシは食用に適さないほどに、汚染されています。

更に、山岳地帯は雨や雪が多いです。これが、川を流れ下ってくる水に汚染物質(放射能)が含まれているのです。山の湧き水が、キレイと思ったら大間違いである事になります。

春になれば、スギ花粉が飛びます。これにも、沢山、放射性物質(放射能)が含まれると考えられます。と言うように、考えていくと、山岳地帯の汚染が、ヒドイと言う事は色々な面で影響が多いということなのです。間違っても、春、山菜取りなどしないでください。好んで、外部被曝と内部被曝のダブル被曝をすることになります。

改めて、zakzak の記事を、読み直すと事態の深刻さに気が付くと思います。これからは、余程注意して、生活していかないと大変な事になると思います。

zakzak から引用
地図URL
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20111115/dms1111151134009-p1.htm
初の“セシウム汚染”全国マップ!北海道〜中国地方まで広く拡散

土壌へのセシウム沈着量を計算した地図。単位は土壌1キログラム当たりのベクレル(米科学アカデミー紀要提供)
記事URL

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111115/dms1111151134009-n1.htm
(2011.11.15)
 東京電力福島第1原発事故で放出された放射能が、日本列島各地に拡散している状況が明らかになった。名古屋大などの研究チームは福島第1原発から放出された放射性セシウムの全国分布を推定した地図を作成した。15日の米国科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。各自治体などが公表したデータに基づく推定とはいえ、実態に近い全国版の汚染マップが示されるのは事故後初めてだ。

 地図は名古屋大の安成哲三教授、ノルウェー大気研究所などのチームが作った。3月20日から1カ月間に福島第1原発から放出されたセシウム137について、各地の自治体が計測した連日の降下量データをもとに大気中の拡散をシミュレーション。土壌への沈着量を推定した。

 セシウムは北海道から中国地方にかけた広い範囲に沈着するが、西日本の汚染は少ない結果だ。研究チームは「中部地方の山岳地帯が西日本への汚染大気の拡散を防いだ」と分析している。

 地図上の分布状況は、文部科学省が岩手県から岐阜県まで18都県で行った航空機モニタリングの実測値とほぼ合致している。そのため、専門家らは「汚染は、この地図通りに広がっている」とみている。

 ただ、今回の解析には建屋の水素爆発などで大量の放射性物質が放出された3月中旬のデータは含まれていない。同チームでは、地図に示された状況は「実際の汚染の下限に近い」としている。現実はさらに深刻ということか。