「北の山・じろう」時事問題などの日記

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福島第一原発2号機の状況

福島第一原発2号機の状況
これは、本当に分かりません。ここだけ温度が上がったり下がったりするという事は、核燃料が
原子炉の中に残っているのでは、ないかと推測されます。政府と東電が、ウソをつきまくってきたので、公式発表が正しいのか、ウソなのかがよく分かりません。
しかし、何らかの異常が発生していることは、確実ではないかと思われます。
経緯は、1回温度が上昇して、注水量を増やした所、温度が幾分低下して、今回、また温度が
上昇しました。これまで、余り聞いた事がありません。

普通に考えると、何らかの原因により、原子炉内でメルト・ダウン(解け落ちた)した核燃料が再臨界している可能性が、あります。そうであるなら、もれ出てくる放射能の量も増えますし、最悪の場合は、再び「水素爆発」の可能性も否定できないと思います。

当分、2号機の情報には、注意しておいたほうが、よいと思います。新聞記事を、辿ると以下のようになっています。温度計が、壊れている可能性を発言したりと、さっぱり分かりません。こうなると、しばらく経過を観察する以外に、状況を推測する方法がありません。

新聞記事
産経
2号機の温度低下傾向 ホウ酸注入、注水増量 福島第1原発
2012.2.7 21:22
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120207/scn12020714230004-n1.htm
2号機の原子炉温度、微減 福島第1原発
2012.2.8 14:25
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120208/trd12020814260012-n1.htm
2号機の原子炉温度、再び上昇 福島第1原発
2012.2.12 12:39
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120212/trd12021212400006-n1.htm
2号機圧力容器、80度超え 冷温停止状態の条件満たさず
2012.2.12 16:17
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120212/dst12021216180005-n1.htm
「温度計の不良の可能性」 東電、2号機下部の温度上昇で
2012.2.12 19:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120212/dst12021217270007-n1.htm

福島第1原発:2号機の温度、79.1度に上昇
毎日新聞 2012年2月12日 13時54分(最終更新 2月12日 13時56分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120212k0000e040147000c.html
朝日
2号機原子炉、一時78度まで上昇 福島第一原発
http://www.asahi.com/national/update/0212/TKY201202120098.html
福島第1原発:2号機温度、県が1時間ごと連絡要請
毎日新聞 2012年2月12日 20時13分(最終更新 2月12日 20時33分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120213k0000m040021000c.html
産経
福島県が東電に対策要請 2号機温度上昇で
2012.2.12 20:10
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120212/dst12021220110011-n1.htm

朝日
福島第一2号機、82度に 東電「計器故障の可能性大」
2012年2月12日20時36分
http://www.asahi.com/national/update/0212/TKY201202120138.html

レスポンスから全文引用
福島原発原子炉圧力容器 温度上昇は温度計の不良...東電示す
2012年2月12日(日) 23時30分
http://response.jp/article/2012/02/12/169888.html

福島第一原発2号機の原子炉圧力容器の底部温度が80度以上に上昇し、東京電力は原子炉施設保安規定の「運転上の制限」を逸脱していることを発表した。12日17時の会見で説明した。

圧力容器底部には、円形の容器の外周に沿って角度で0度、135度、270度の3か所に温度計が設置されている。温度上昇を示したのはそのうちの1つで、 0度の場所に設置された温度計だ。2月1日23時の時点で52度だったが、2日頃から緩やかに上昇を始め、12日11時の時点で75.4度に達した。

そのため東電は溶解した核燃料が連続して核分裂を起こす「再臨界」を防止する措置として、同日11時38分から約2時間半ほどホウ酸水の注入を実施。また、原子炉冷却のための注水量を全体で1時間当たり17.4立方mと、それまでの2倍に増加して冷却に努めたが、温度計が示す温度上昇は止まらなかった。

第一原発の当直長は14時15分の時点で82度に達したと判断したが、17時現在でも上昇を続けている。

ただ、東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「全体的に冷却は順調に進んでおり、冷温停止状態は維持できている」と述べ、再臨界の可能性を否定した。

松本氏はその理由として、格納容器内のガスサンプリングで得られた結果、核分裂で発生するキセノン135が再臨界判定基準(1Bq/cm3)を超えず、検出限界未満で未臨界であると判断できること。放射性セシウム134、137も検出限界未満であることを上げた。

また、注水量の増加に伴って、圧力容器周りの他の温度計が示す温度は下がっていることや、温度上昇を示している温度計が示す温度を1秒ごとに取り出してみると、12日正午頃から振幅の幅が10度以上と非常に大きくなっていることなどから「計器の指示不良の可能性が、確信を持っていえるようになってきた」(松本氏)と、話した。

しかし、温度計が故障していると判断できるのは、他の温度計が示す温度との乖離がさらに広がり、上昇をし続けた場合だけだ。今後、注水量の増加に比例して、この温度計の温度が下がり始めた場合は、温度計の故障と断定がし難くなる。

松本氏は「このまま温度がさらに上がり続けるなら他の温度計と比較して不良の可能性が高くなるが、逆に注水量に応じて温度が下がるとほうが判断に悩む」と、原因の断定には含みを持たせた。

原子炉施設保安規定では、圧力容器の底部温度は80度以下に保たなければならないと定めている。実際に温度上昇が続く状態が続く場合、再臨界を起こす可能性もあり、政府が発表した原子炉の冷温停止状態が根本的に崩れる可能性がある。
<以上、全文引用>

YAHOO!ニュース から引用
2号機、一時90度近くに=東電「再臨界ない」、注水増―温度計故障か・福島第1
時事通信 2月12日(日)19時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120212-00000034-jij-soci
 東京電力は12日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部に3カ所ある温度計のうち、突出して高い数字を示している温度計が同日午後、新保安規定の運転制限基準の80度を超えて上昇したと発表した。昨年12月に政府と東電が「冷温停止状態」を宣言して以降初めて。11日夜に冷却水の注入量を毎時1トン増やしたのに、この温度計は70度台から90度近くまで変動が激しくなっており、東電は故障の可能性が高いとみている。残りの温度計は35度程度で安定している。
 東電は12日未明に原子炉内のガスを分析。キセノン135が検出限界未満であることから、溶融燃料で核分裂が連鎖する再臨界が起きていないと判断したが、念のため再臨界を防ぐホウ酸水を注入した。冷却水は毎時3.3トン増やし、過去最大レベルの同17.4トンにした。 
<以上、全文引用>