「北の山・じろう」時事問題などの日記

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食品新基準で反対意見投稿要請か 放射線審前会長(とんでもない話です!!!)

★2月18日 ブログ目次を作成しました。とりあえず、2月分です。
毎日が、幸せであって欲しい〜その2
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電力会社の「やらせメール」問題も、組織的な関与が疑われています。何となく、「ウヤムヤ」にされてしまいました。こんな大切な食品の安全基準の検討において、同じ事が行われていたとするなら、とうてい許される事では、ありません。本来、緩すぎる基準を速く、「正常」に戻すべき事であって、今回示された基準でも事故前の基準に較べれば、緩すぎるのです。「特に、児童・乳幼児の基準は、厳格にするべきであります。」政府・行政が、そうしなければいつまで経っても、「内部被曝の危険性」は、中々一般の方に認識されないと思います。それが、将来の放射能被曝による健康被害を拡大してしまうのです。

政府・行政・地方自治体の関係者には、国民全体の生命や健康の安全を、もっと真剣に自覚してもらいたいと思います。

47NEWS > から全文引用  2012/02/17 02:02 【共同通信
食品新基準で反対意見投稿要請か 放射線審前会長
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012021601001932.html

 食品に含まれる放射性セシウムの新基準値案について厚生労働省が実施していた意見公募に対し、案の妥当性について厚労省から意見を求められていた文部科学省放射線審議会の前会長、中村尚司東北大名誉教授が「福島県の農漁業に甚大な影響を与える」などとして、公募期間中に反対意見の「投稿要請」とも受け取れる依頼を関係学会の会員らにメールで送っていたことが16日、分かった。

 メールには丹羽太貫現会長の名前も出していた。中村前会長は「反対意見の投稿を要請したつもりはない」と話している。

 厚労省によると、寄せられた約1700件の意見のうち、もっと厳しくすべきは約1400件。

東京新聞 TOKYO WEB から全文引用
食品新規制値で放射線審前会長 関係学会へ投稿要請
2012年2月17日 07時16分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012021790071639.html

 食品に含まれる放射性セシウムの新規制値案について厚生労働省が実施していた意見公募に対し、案の妥当性について厚労省から意見諮問を受けた文部科学省放射線審議会の前会長、中村尚司(たかし)東北大名誉教授が「(厳しい規制は)福島県の農漁業に甚大な影響を与える」などとして、公募期間中に「反対意見の投稿要請」とも受け取れる依頼を関係学会の会員らにメールで送っていたことが十六日、分かった。

 メールには丹羽太貫(おおつら)現会長の名前も出していた。中村氏は「反対意見の投稿を要請したつもりはない」と話しているが、審議会前会長の立場で影響力を行使したとの批判も起こりそうだ。

 中村氏によると、一月二十日前後に日本原子力学会の関係者を通じて学会下部組織の会員らに依頼文をメールで送った。実際、何人に送られたかは不明。

 メールでは新規制値案をめぐる同審議会の議論について「安全性の評価、社会的影響に関する検討がなされていないと紛糾している」とし「本案が施行されると福島県産の農産物、海産物が売れなくなる」「(福島)県民の感情を無視したもの」と指摘。

 意見提出の要領などを記載した、総務省が運営するインターネットサイトの宛先を添付した上で「ぜひ対応して頂くようお願いいたします」としていた。

 中村氏は「それぞれで考えて意見を出してほしいという趣旨だった」と説明。前会長の立場での依頼については「すでに会長を辞めており審議会にもタッチしていない」と話した。

 厚労省によると、意見公募は一月六日から今月四日まで実施。これまでに約千七百件の意見が寄せられ、もっと厳しくすべきだとの意見は約千四百件、厳しすぎるとの意見は約四十件だった。

 中村氏は二〇〇七年三月から昨年二月まで放射線審議会会長を務めた。

■事実関係把握していない

 丹羽太貫・放射線審議会会長の話 ある人から「あなたと(前会長の)中村さんの名前でメールが出ている。これは何ですか」と聞かれたが、事実関係を把握していなかった。中村さんに聞いたら「学会の幹事にメールを送ったら、それが流れた」と説明を受けた。

■メールのポイント

・放射線審議会は「安全性の評価と社会的、経済的影響に関する検討がなされていない」と紛糾。

・新規制値案が施行されると、福島県の農業と漁業へ甚大な影響を与え、農作物や海産物が売れなくなる可能性が高まる。

・これは、原発事故から立ち直ろうと除染を進めている福島県の県民感情を無視したものと考える。

パブリックコメント募集内容を確認した上、対応をお願いする。

・(現会長の)丹羽(太貫)先生とも連絡を取って(個人として厚労省に投稿した)コメントを参考までに送る。

東京新聞

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2012年2月16日14時59分
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毎日新聞 2012年2月16日 東京夕刊
http://mainichi.jp/life/food/news/20120216dde001040015000c.html
東日本大震災:「乳児食品は100ベクレル」 セシウムの新基準に緩和案−−文科省審議会
毎日新聞 2012年2月3日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120203ddm002040090000c.html