「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

放射線空間線量の低下と土壌・川底・海の底での濃縮

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いくつかの記事を読むと、このような傾向が見えます。非常に危険だと思います。
元々、空間線量は、1年後に10分の1に下がると言われていました。空間線量が低下したように
見えるのは、このためでしょう。但し、1年前に放出された分についてです。その後も、漏れ出し続けているわけですから、ドンドン追加分があるのです。

とりあえず、それは別にして「濃縮」です。生態濃縮は、聞いた事があると思います。
しかし、地域的な(場所的な)濃縮もあることに気が付きます。一番、分かりやすいのが「川の底」であり、「海の底」です。湖などでもそうだと思います。こっちは、もっとスゴイかもしれません。水の動きが緩やかですから。

そして、見過ごしそうなのが山岳地帯です。こちらは、樹木が沢山有ります。樹木にセシウムが付着します。これは、ほとんど取れません。取れないと言う事は、放射能が放出され、風に流されて山の方に行きます。微量かもしれませんが、土壌や樹木に蓄積されて行きます。そして、山岳地帯に雨が降るたびに、それが流出します。川を流れ下りながら、溜まりやすい所に、溜まり続けるのです。それが、先日「福島民報」で報道された川底の高濃度の汚染の一つのケースだと思います。今後、このような場所は沢山、発見されるでしょう。全部の地点の調査には、手が回らないと思います。

そして、更に下ると「海」です。河口では、水の満ち引きがあります。この過程で河口付近の泥が溜まりやすい様な場所には、放射能も溜まると推測されます。更に沖に行くにつれて、別の場所に溜まると思います。

全部、外海に流れて希釈されると考えるのは、少々甘いと思います。最終的に、上記の場所に溜まらなかった分が、外海に流出するのでは、ないかと推測します。当分、陸地に近い海は汚染されていると考えておくべきでしょう。

山岳地帯、川、湖もそうです。水はけの悪い野原もそうです。近海も含めて、このような場所で採れる、産物には、よくよく注意が必要だと思います。と、言うより、このような所で採れる産物は、食べるべきでは無い、と思います。

春になると、山菜取りやキノコ取り、川魚などを採るようになると思います。昨年は、山菜までは汚染の調査が、されていないと思います。「タケノコ」は、検査されました。1000ベクレル単位の汚染でした。福島県の一部地域の「タケノコ」は、出荷停止になりました。しかし、去年の基準値は、500ベクレルです。4月に100ベクレルに引き下げられる予定ですが、3月いっぱいは
500ベクレルは、市場に出てくるのです。

このようなケースで、「内部被曝」しないように、くれぐれもご注意ください。

◎山菜は、食べてはイケナイ!!!
◎キノコは、食べてはイケナイ!!!
◎川魚は、食べてはイケナイ!!!
◎河口付近や近海の魚は、食べてはイケナイ!!!

★「キノコ」は、特にダメです。放射性物質をよく吸収して成長します。年中、ダメです。
★と言うことは、野生動物の「肉」もダメです。


これを、守るだけで大分、『内部被曝』は減ると思います。
好んで、「内部被曝」するような行動は、しないでください。


20120218福島民報の紙面 請戸川室原橋周辺の底の土壌がセシウム87000ベクレル
http://d.hatena.ne.jp/point-site-play/20120220/1329669006