「北の山・じろう」時事問題などの日記

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エルピーダが経営破綻 会社更生法の適用申請へ

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日本の半導体と言えば、かつては世界を席捲して世界一のシェアを持ち、日本を代表するような業界でした。もう20年以上前の、話です。その後、バブル崩壊以降低迷が続記載後の切り札として、「エルピーダ」が設立されました。経営者の坂本幸雄社長は、私の聞いている限りでは、有能な人でした。最後の砦が、ついに陥落した。この意味は、大きいと思います。今の、既得権益がガッチリと社会を支配するような事を続けているなら、いずれ他の産業・企業も同じ道を辿るでしょう。

何故か???
若者を、締め出しているからです。新しいことを考え、切り開いていくのは、年寄りではありません。若い力です。年寄り連中が。既得権益の元に社会の上層部にガッチリ根を張り、社会の実権を握っている今の、社会構造を維持するなら、エルピーダが経営破綻は一つの始まりに過ぎないと思います。

東電にしても、そうです。古い役員や顧問は全員、警察に差し出し、若い年齢層がこれまでの自分たちのありかたを反省・総括して、出直さなければ、どうにもなりません。

社会全体が、今、こうなっているのです。今、大胆な社会改革を実行するのか???
座して、社会の滅びるのを待つのか???
それを、問われているように思います。


MSN Japan産経ニュース(から全文引用)
エルピーダが経営破綻 会社更生法の適用申請へ
2012.2.27 16:23 [倒産・破産]
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120227/biz12022716260006-n1.htm

 経営再建中の半導体大手、エルピーダメモリは27日、会社更生法の適用を申請する方針を固めた。27日にも東京地裁に申請する。民間調査会社の東京商工リサーチによると、昨年末時点の負債総額は4818億円。

 同社は半導体メモリー「DRAM」の専業メーカーで、NECと日立製作所のDRAM事業部門が統合し、2000年に現在の会社の形になった。さらに三菱電機の同部門も合流し、日本のDRAM製造を代表するメーカーとなった。

 しかし海外勢との競争や商品価格の下落、さらに円高で業績が悪化。米マイクロン・テクノロジーや台湾メーカーとの資本業務提携などで生き残りを模索していたが、交渉が不調に終わり、自主再建を断念したもようだ。

 同社は09年に改正産業活力再生法(産活法)の認定を受け、日本政策投資銀行が300億円の増資を引き受けたほか、政投銀と14金融機関から1100億円を出資を受けた。

 しかし資金繰りが悪化し、4月初めまでの期限内にこれらの社債償還や融資返済を終えるのは困難な見通しとなっていた。