「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「大飯原発再稼働」問題

★これだけ国民の多くが、反対する中で、政府の「ごり押し」で再稼動が、決まりました。ある意味では、「筋書き」通りと言う事でしょう。政府が、いかに原発利権の手先・味方であるか証明されました。しかし、関西広域連合の再稼動反対の動きに対して、関東の知事連中の「動きの無さ」が際立っていました。「関東の知事連中」も関西に同調して、原発再稼動反対を主張していれば、又違っていたのでは、ないかと思います。

★しかし、ここまで原発再稼動がペンデイングされたのは、関西広域連合の再稼動反対の動きであったと思います。今後も、粘り強く原発問題に取り組んでいただきたいと思います。それにつけても、「関東の知事連中」情けなや。特に都庁のXX老人!!!

「チットは、反省しろ!!!」

★朝日新聞から記事2本、全文引用。
大飯原発再稼働バトル「負けた」 橋下市長
朝日新聞 - 2012年6月1日15時0分
http://www.asahi.com/politics/update/0601/OSK201206010072.html

 関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、橋下徹大阪市長は1日午前、反対を唱えながら野田政権の稼働方針を覆せなかったことについて「正直、負けたと言われても仕方がない」「反対し続けなかったことは反省している」と語った。橋下氏は前日にも、再稼働を「事実上容認する」と語り、市民らから「変心」を批判されていた。

 橋下氏はこの日、「大飯の問題は一区切り付けた」「原発問題と並行して、電力の1社独占体制を変えるという次のステージに向けてがんばっていく」などと強調した。

 橋下氏ら関西広域連合の首長らは5月30日、大飯の再稼働が間近に迫っていると判断し、政権に対し「暫定的な安全判断であることを前提に、限定的なものとして判断をされるよう強く求める」などとする声明を公表。再稼働に慎重だった橋下氏ら首長たちは、声明を機に一転して容認する発言をしていた。


首長ら「苦渋の判断」/大飯再稼働
朝日新聞 -2012年06月01日
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000001206010002

【広域連合声明に波紋/となりの原発

 福井県おおい町の関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、関西広域連合が30日の首長会合で、「事実上の容認」とも受け止められる声明を発表したことで各界に波紋が広がっている。計画停電が回避される公算が大きくなり、経済界は胸をなで下ろす一方、安全性に疑問を抱く住民からは不安の声が上がっている。

 「経済界のこの夏を乗り切れないという悲痛な声も斟酌(しん・しゃく)した」。嘉田由紀子知事は31日、関西広域連合の声明に同意した理由をこう語った。

 おおい町に隣接する高島市の西川喜代治市長は声明について、「(津波対策の)防潮堤の建設などが施されたうえで容認してほしかった。再稼働はやむを得ないかもしれないが、これを突破口に老朽化した原発も稼働させることは絶対にやめてほしい」と話した。

 会議では、広域連合の声明に盛り込まれた、期間限定の「暫定的な稼働」が可能かどうか、市長らから質問が出た。説明に立った関電の担当者は「不可能ではないが、機器への影響はゼロではない」と述べた。

(製造業者「ひとまず安心」)

 製造業者の多くは、広域連合の声明に胸をなで下ろす。県内で活動する企業約400社が加入する「滋賀経済産業協会」の坂口康一会長は、「計画停電になれば各企業は大きな負担を強いられただろう。まずはほっとしている」と話す。

 自身が社長を務める金属部品会社「近江鍛工」(大津市)には、複数の取引先から計画停電の影響の問い合わせがきていた。停電すれば生産への影響は避けられず、発注が減るのではないかという不安があったという。「再稼働を容認してくれたことにはひとまず安心した」

 長浜、米原両市に工場がある合成樹脂製品メーカー「三菱樹脂」(東京都)は昨年、東京電力が計画停電を実施した際、神奈川県平塚市や茨城県牛久市の工場で減産を強いられた。担当者は「電力の供給状況は生産を大きく左右する。計画停電を避けられる見通しが立ったことはありがたいと思っている」と話した。

(市民不安「安全根拠ない」)

 近畿の住民が大阪地裁に大飯原発の再稼働差し止めを求めた行政訴訟で、原告代表を務める長浜市の辻義則さん(65)は「多くの県民が反対し、脱原発依存の工程表などを求めた県と京都府の共同提言への答えもないのに、なぜ容認か」と憤る。

 原告の1人で、福島県南相馬市から大津市に避難する青田勝彦さん(70)も「嘉田知事は琵琶湖の汚染を懸念していたはずだ」と戸惑いを見せた。

 街頭では賛否両方の意見が聞かれた。大津市の岡本謙二さん(70)は「停電で夏にクーラーが動かないときつい。再稼働は現実的な落とし所だ」。特許事務所勤務の湯田拓也さん(39)も「長期的に原発を減らし、新エネルギーを見つければよい」と容認する。

 一方、「安全だという根拠はどこにもない」というのは、大津市の会社員千葉博英さん(63)。「再稼働を機に、稼働する原発が二つ、三つと増えるかもしれない」と懸念を示した。

(「すべきでない」80.6%/県が住民アンケート)

 県は、5月16日から1週間かけて県民357人を対象にインターネットによるアンケートをし、大飯原発の再稼働への賛否などを尋ねた。288人から回答があり、「再稼働すべきでない」と答えた人が、「条件が整うまで」「今後も」の両選択肢を合わせ、80.6%に上った。

 「再稼働すべきでない」と答えた人にその理由を複数回答で尋ねたところ、「福島第一原発事故を教訓とした安全対策がとられていないから」が最も多く、「放射性物質の拡散による県民の健康への影響や琵琶湖の環境汚染のおそれがあるから」が続いた。

 再稼働について国が十分な説明をしているかについては「思わない」が86.5%で、「思う」とした人の8%を大きく上回った。
 また、嘉田由紀子知事が京都府の山田啓二知事と共同で発表した7項目の提言のうち、重要と思う項目を複数回答で尋ねた。一番多かったのは「原発事故を踏まえた安全性の実現」で、「(電力需給状況の資料の公開など)透明性の確保」「(脱原発依存の実現の工程表の提示など)中長期的な見通しの提示」が続いた。

★ご参考
新聞、テレビも一緒になって橋下の「脱原発」を潰したい電力会社とその仲間たち(現代ビジネス)
2012-05-30 04:00:20
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11263726757.html

原発を動かしたい」政治家・官僚・財界・大新聞へ告ぐ 飯田哲也氏×金子勝氏 週刊現代
2012-05-16 00:00:15
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11251615712.html


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