「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

運転員ミスで警報作動 大飯原発、電源切る「47トピックス」と「東海村JCO臨界事故」

経済産業省原子力安全・保安院関電などによる「特別な監視体制」が現地で始まって以降、トラブルが連続しています。と言う事は、これまで何をしていたのか???疑問です。正式の手順と違う事をしていたのでは、ないのか???「特別な監視体制」が始まったので、正式な手順で行おうとして、小さなミスが連発しているのでは、ないのか???このような、「疑い」を私は、抱いています。

★どうして、それを気にすると思いますか???
東海村JCO臨界事故 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85
この事故も、正式な手順を無視して、現場で勝手なやり方をしているうちに、大きな事故に発展しました。更に、福島原発事故では、東電の運転員の操作ミスの疑いがあります。緊急時の停止手順を知らず、通常の手順で原子炉を停止しようとした疑いがあります。
「本質に迫っていない」 東電福島第1原発事故報告書に原子力委員長「SankeyBiz」
2012-06-27 04:00:28
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11287679165.html
 原子炉冷却のため事故後に自動的に起動した1号機の非常用復水器を、運転員が手動で止めた問題では「外部電源が停止した緊急時に(通常時の手順書に従って)止めるなんて考えられない。どういう教育をしたのか」と批判した。(一部引用)

似たような部分があり、それが小さな警報の作動の頻発につながっているのでは、ないか???と推測するのです。もし、そうであるとしたら、本当の事故のとき的確に対応できるかどうか???疑問です。団塊の世代が、大量に退職して技術や知識の継承が困難な例を耳にします。この世代は、優秀な運転員がいたのかもしれません。今、果たしてどうなのか???

★皆さんは、この事例をご存知ですか???
原発がどんなものか知ってほしい(全)
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
12 びっくりした美浜原発細管破断事故!
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#page12

(一部引用)

 皆さんが知らないのか、無関心なのか、日本の原発はびっくりするような大事故を度々起こしています。スリーマイル島とかチェルノブイリに匹敵する大事故です。一九八九年に、東京電力福島第二原発で再循環ポンプがバラバラになった大事故も、世界で初めての事故でした。

 そして、一九九一年二月に、関西電力の美浜原発で細管が破断した事故は、放射能を直接に大気中や海へ大量に放出した大事故でした。
 チェルノブイリの事故の時には、私はあまり驚かなかったんですよ。原発を造っていて、そういう事故が必ず起こると分かっていましたから。だから、 ああ、たまたまチェルノブイリで起きたと、たまたま日本ではなかったと思ったんです。しかし、美浜の事故の時はもうびっくりして、足がガクガクふるえて椅 子から立ち上がれない程でした。

 この事故はECCS(緊急炉心冷却装置)を手動で動かして原発を止めたという意味で、重大な事故だったんです。ECCSというのは、原発 の安全を守るための最後の砦に当たります。これが効かなかったらお終りです。だから、ECCSを動かした美浜の事故というのは、一億数千万人の人を乗せた バスが高速道路を一〇〇キロのスピードで走っているのに、ブレーキもきかない、サイドブレーキもきかない、崖にぶつけてやっと止めたというような大事故 だったんです。
(以下、省略)

原発がどんなものか知ってほしい(全)
著者 平井憲夫さん
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

は、現場の上級技術者が書いた、分かりやすい原発の危険性のテキストです。非常に分かりやすく、しかも現場の豊富な経験を元に書かれています。これ一冊読めば、原発が、どれほど危険なプラントであるか、素人でも理解できます。分量もわずかです。意識して、分量を圧縮してあえて難しい事は、書かなかったのであろうと思います。ぜひ、一度お読みください。

「47トピックス」から全文引用
運転員ミスで警報作動 大飯原発、電源切る
(2012年6月28日、共同通信
http://www.47news.jp/47topics/e/231026.php

 28日午後4時ごろ、再稼働準備中の関西電力大飯原発3、4号機の中央制御室で、2次系の機器の漏電などを知らせる装置の電源を運転員が誤って切り、警報が作動した。すぐに電源を入れ直し設備に故障はないという。

 政府が再稼働を決定し、経済産業省原子力安全・保安院関電などによる「特別な監視体制」が現地で始まって以降、3、4号機の中央制御室では警報が作動するトラブルが相次いでいるが、人為的なミスにより作動したのは初めて。

 関電によると、30代の男性運転員が、装置のモニターが消灯中だったため、誤って電源スイッチを押した。モニターは画面に触れれば再点灯するタッチパネルだった。運転員自らすぐに電源を入れ直し、警報は7分後に解除された。

 関電は「法令に抵触するトラブルでなく、再稼働作業にも影響はない」としている。

 一時的に電源が切れた装置は2次冷却水をサンプリングする装置や、外部へ電気を送り出す「特別高圧送電線開閉所」の設備など、原子炉には直結しない機器を制御する回路に漏電がないかを監視している。

 (2012年6月28日、共同通信

☆ホームページのご案内
(更新は、中々出来ませんがトラブルは、解消しました)
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/