「北の山・じろう」時事問題などの日記

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20120627 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章(ざまあみやがれい!)

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20120627 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=ZgRrTfwCNpc&feature=player_embedded
tacc77 さんが 2012/06/27 に公開

事故はちいちゃなトラブルが集まった時に中ぐらいの事故が起きる。中ぐらいの事故がいくつか起きてるうちにまた大事故が起きる 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/06/28/tanemaki_2012jun27/

北陸電力株主総会での発言「原発を持ってない沖縄電力の株価が今一番高いと。原発は無いほうがいいんじゃないですか」
•大飯原発 特別高圧送電線開閉所の異常示す警報 1時間鳴り続けたことのリスク
についてです。

ノーカット(wma)
http://goo.gl/31261

(内容書き起こしブログ)
「ざまあみやがれい!」から全文転載
北陸電力株主総会での発言「原発を持ってない沖縄電力の株価が今一番高いと。原発は無いほうがいいんじゃないですか」について 小出裕章 6/27(1)
2012年06月28日17:12
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65812548.html

2012年6月27日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。

北陸電力の株主総会内での発言「沖縄電力の株価、ここが今一番高いと。で、原発は無いほうがいいんじゃないですか」について言及しています。

▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html

=====

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんです。小出さんこんばんは」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

水野「そして東京には近藤さんですー」

近藤「はい、どうもー」

小出「はい。近藤さんこんばんは」

近藤「こんばんは。よろしくお願いします」

小出「はい。よろしくお願いします」

水野「え、今日は電力会社9つ一斉に株主総会でした。え…小出さん」

小出「はい」

水野「北陸電力の株主総会で、こういう意見が出たので聞いていただきたいんですが」

小出「はい」

水野「北陸電力の株価は今低迷しておりますが。その一方で、原発を持っていない沖縄電力の株価、ここが今一番高いと。で、原発は無いほうがいいんじゃないですか、という意見が出たそうです」

小出「はい。」

水野「こうした考え方をどんなふうにご覧になりますか」

小出「(苦笑)、すいません。私は、原子力の専門…専門家ですけども、株の専門家でありませんので」

水野「もちろんそうです」

小出「はい。あの…正確に判断できませんが。ただ、原子力の発電単価は」

水野「はい」

小出「他のどんな発電単価よりも高いということがすでにわかっている、わけですし」

水野「はい」

小出「え、事故がなくてもですよ。」

水野「はぁ、事故がなくても」

小出「はい」

水野「ですね」

小出「はい。」

水野「除染の費用だとか賠償の費用だとか、抜きで」

小出「そうです」

水野「も、高いんですか」

小出「高い。はい。それで、おまけに…福島のような事故が起きてしまえば、もう東京電力は国有化、実質的な国有化されたわけですけれども。要するに会社自身が成り立たなくなるというそれほどの危険を、持っているもの、なのです。当然原子力をやめたほうが、株主としてはあんぜ…え…安心でしょうし。そういうところの株価が上がるのではないかと私は思います」

水野「ただ、原発を持っている電力会社はですね。火力発電のための燃料代がかさんで、経営が苦しい、く、なるんだって、言いますよね。」

小出「だから愚かな選択をこれまでしてきた、経営者の責任なんですね、これは」

水野「はあ…」

小出「はい。これまで高いにもかかわらず原子力が儲かるということでやってきてしまった。で、その挙句に事故が起きて原子力発電所がすべて不良債権になってしまえば、経営が困難になるってことは当たり前なことなんですけれども。ホントはそれは経営者が愚かな選択をしたというツケなんですね。」

水野「うーん」

小出「しっかりと株主も考えなければいけないと思います」

水野「はい。えー、じゃあもう1つ。再稼動の準備が進んでいる大飯原発についてなんですが。」

小出「はい」

水野「異常を示す警報が今日も鳴ったんだそうです。」

小出「はい」

水野「で、大飯原発3号機4号機の中央制御室というところでですね、外部電源を受け取る、発電所の中にある、特別高圧送電線開閉所、というところで異常が発生したことを示す警報が、作動いたしました」

小出「はい」

水野「小出さん、この、特別高圧送電線開閉所っていうのは、」

小出「はい」

水野「意味のある、場所ですか」
=====


「ざまあみやがれい!」から全文転載
大飯原発 特別高圧送電線開閉所の異常示す警報 1時間鳴り続けたことのリスクについて 小出裕章 6/27(2)
2012年06月28日17:13
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65812617.html

2012年6月27日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。

大飯原発での度重なる警報、特に株主総会のあった27日に、特別高圧走電線開閉所の異常を示す警報が、1時間鳴り続けていたことについて言及しています。

▼ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65721164.html

=====

※「北陸電力株主総会での発言「原発を持ってない沖縄電力の株価が今一番高いと。原発は無いほうがいいんじゃないですか」について 小出裕章 6/27(1)」からのつづき。

水野「はい。えー、じゃあもう1つ。再稼動の準備が進んでいる大飯原発についてなんですが。」

小出「はい」

水野「異常を示す警報が今日も鳴ったんだそうです。」

小出「はい」

水野「で、大飯原発3号機4号機の中央制御室というところでですね、外部電源を受け取る、発電所の中にある、特別高圧送電線開閉所、というところで異常が発生したことを示す警報が、作動いたしました」

小出「はい」

水野「小出さん、この、特別高圧送電線開閉所っていうのは、」

小出「はい」

水野「意味のある、場所ですか」

小出「えー、原子炉本体とは違いますけれども」

水野「はい」

小出「発電所という…そういう施設にとっては、大変重要な場所だと思います」

水野「はぁー、なんかこう、電気を送り出す施設」

小出「はい。えーと、送ったりあるいは受電をしたりすると…ためにも使います。」

水野「はぁー」

小出「大変高圧の電気を扱いますので」

水野「ええ」

小出「え…トラブルも多いと思います」

水野「はぁ…。ここで漏電があったと関電は見ているんだそうです」

小出「はい」

水野「で、その漏電の原因が何かといいますと。火災やショートによる焦げ跡はなくてですね、どうやら結露、結露などの影響と考えられているという発表なんですね」

小出「はい」

水野「あの、結露って言ったら、私の、家でも、ありうることなんですけど(笑)」

小出「(笑)」

水野「あたしから見たらたかが結露でね、」

小出「はい」

水野「原発の中で、警報機が鳴るなんていうのは、びっくりするような話なんですが。そんなもんなんですか」

小出「え…。う…私のところにも、もちろん、大量の電気を流すような施設がありますし」

水野「ええ」

小出「え…そういうところはまあ、うー……、設置している、まあ漏電しているかどうかということがですね、かなり重要なことになりまして、定期的に毎日のようにその漏電があるかないかということを、あの、調べている、のですが」

水野「へえ…」

小出「私のとこでも時に、まあ漏電…に近い状態にだんだん近づいているというようなことを見つけてですね」

水野「ええ」

小出「原因を調べてそれを取り除くというようなことを、やりますので。え…特に、原子力発電所というような大量の電気をまあ送ったり、あるいは受けたりするという、そういうところでは、時にやはり起こりうるだろうと思います。」

水野「ほほー。およそ1時間鳴ってたっていうんですよ、警報が」

小出「はい。警報というのはですね、一度なっ、鳴ってしまった場合には、原因がわかるまで止めてはいけないのです。」

水野「そりゃそうですよ」

小出「はい。あの…う…嫌なんですけど鳴り続けてるのは」

水野「ほああ」

小出「でも要するに原因が突き止められるまでは警報は消してはいけないということになって、いますので。え…原因を突き止める、まあ結露だろうという判断にいたるまでに、時間がかかったということだと思います。」

水野「ええ。ただですね、大飯原発、につながる送電線の監視システムでは、6月23日から、まあそれも深夜から24日の朝にかけて、警報鳴ったのは26回」

小出「はい」

水野「え〜?、一晩で26回っていうんですけど」

小出「(苦笑)。はい」

水野「こんなにしょっちゅう警報って鳴るのが原発なんですか」

小出「えーと多分それは原発とは関係なくて。」

水野「はい」

小出「送電線の異常をチェックするための、確かなんか無線の、え…、信号にトラブルがあったと私は聞きましたけれども」

水野「そうですねぇ。監視システムの通信回路の電波が」

小出「はい」

水野「大気の状態で乱れたということですね」

小出「はい。まあ、う…今、今時になって、そんなことが、そんなに度々起こるのかなあと。私電気の専門家ではありませんので。」

水野「ええ」

小出「正確にわかりませんけれども。ちょっと意外な気がしました。」

水野「はあ。近藤さ〜ん」

近藤「はいー」

水野「あの、前回19日に警報機が鳴った時に、それ、公表が半日遅れて問題になったので、これから速やかに公表するって言ってましたよね」

近藤「ええ」

水野「だけど、保安院は、まあ、こんなふうにもう、しょっちゅう鳴るようなね、あの、たぐいの警報についてはもう、即座に公表しない方針だって言い出してるんだそうですよ」

近藤「うーん。それもおかしな話だよね。それは、あの、1回鳴るたびに言うてもらう必要はないかもわからんけども。その…5回鳴ったぐらいな時に言うてもらうとかね(笑)」

水野「(笑)。それあたしらにはね、ことのね、重大性がわかりませんやん。どれは重大でどれは大丈夫なのかって。」

近藤「うん。勝手に、やっぱり保安院の感覚で、判断されると困るんじゃないですか」

水野「でそれ、今までの判断を間違いに間違ってる保安院が、判断するんですよ」

近藤「うん、そうだね」

水野「小出さんどう思われます?」

小出「今、水野さんがおっしゃるとおり、です。これまでずうっと判断を間違えてきた保安院、なわけですから。その保安院が、また重要かどうかを判断する、というようなことは私は、認めてはいけないと思います」

水野「そうですよね」

小出「はい」

水野「判断基準を保安院が決めてるんですからね」

小出「はい」

水野「その人達を信用できてるのかってとこですよね」

小出「はい(苦笑)。まずはこれまで誤ってきたことの責任を明らかにしてからにして欲しいと思います」

水野「うーん。ただこうした、しょっちゅう警報が鳴るっていうのは、特別な監視体制を敷いているって、副大臣も行っているっていう大飯原発でもこれだけあるっていうのは、これ、大飯原発の、今の状態に限るものなんですか」

小出「え…」

水野「それとも…」

小出「送電線の信号なんていうのは、大飯に限らないと思いますので、他の、まあ、本当にきちっと調べていけばきっと他の原発でも、起きているということだと思います」

水野「ほおー。で、それでも、何の問題もないって私達思っていて、大丈夫なんですか?」

小出「えーと、もちろん大丈夫ではありません。え…事故というのはちいちゃなトラブルが集まった時に、中ぐらいの事故が起きる。中ぐらいの事故がいくつか起きてるうちにまた大事故が起きるということになりますので。ちいちゃな故障でもしっかりと監視をして、え…次の故障が起きないようにという手を打たなければいけません」

近藤「それとあれだよね、先生。その警報慣れっちゅうのはあるよね」

小出「はい。そうですね。もう、なんでもないと思ってしまう」

近藤「うーん、なんでも鳴ったら」

小出「そうです。」

近藤「うーん。」

水野「そうですね、本当に重大なことがまた隠されはしないかと。いうところは非常に危惧されますね」

小出「はい」

水野「はい。どうもありがとうございました」

小出「はい、ありがとうございました」

近藤「どうも〜」

小出「どうも〜」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんにうかがいました」

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☆以上、ブログ「ざまあみやがれい!」から全文転載。

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