「北の山・じろう」時事問題などの日記

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大津・中2自殺 いじめと死 難しい立証 

東京新聞 TOKYO WEB」 から全文引用
大津・中2自殺 いじめと死 難しい立証
2012年7月13日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012071302000254.html

 大津市で市立中二年の男子生徒=当時(13)=が昨年十月、自宅マンションから飛び降り自殺した問題は、滋賀県警が学校と市教委を捜索する事態に なった。ただ、捜索は、同級生の少年三人が昨年九月の体育大会で、男子生徒の両手を鉢巻きで縛り、粘着テープを口に貼るなどした暴行容疑で行われた。捜査 が進んでも、自殺の真相を解明できるかどうかは不確かだ。

 「暴行が立証されても自殺との因果関係まで示すのは難しいだろう」。ある県警幹部は慎重に言葉を選ぶ。

 学校が全生徒に行ったアンケートでは、男子生徒が自殺直前に携帯電話で「もうおれ死ぬわ」と送ったメールに、いじめたとされる同級生が「死ねばいいや」と返信したという伝聞情報があった。

 刑法には、他人に自殺をそそのかす行為を罰する自殺教唆罪があり、保険金で借金を返済させるため自殺に追い込んだ事件などで適用されている。

 だが、別の県警幹部は「最近の子どもは『死ねや』とよく言う。今回のケースで、自殺教唆を適用するのは難しい」とみる。アンケートには「男子生徒 が自殺の練習をさせられていた」という伝聞の回答も十六件あったが、「どんな練習だったか分からない。いじめは心の問題。心の中を知りたいのに被害者はも ういない。遺書などが見つかったらいいのに、と思わずにいられない」と話す。

 捜索を受けた市教委は、既に外部の専門家による調査委員会の設置を表明している。男子生徒の両親が加害者とされる同級生三人の保護者と市に損害賠 償を求めた訴訟では、市側は当初、「いじめと自殺の関連はない」と争っていたが、過去の調査がずさんだったことを認め、「いったん裁判を中断したい」と姿 勢を転じた。

 一方、同級生側は訴訟を継続する方針だ。三人の生徒のうち、ある母親は昨年十一月の保護者会で「アンケートは周りの目撃情報を基に、全く関係ない 人間が推測で書いた」と反論。三人とも「いじめはなかった」と主張している。これに対して、自殺した男子生徒の父親(47)は「やっていたことを認めて、 三人とも処罰を受けてほしい」と話している。


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