「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

権力闘争ドロ沼の中国 習近平体制下の反日過激化は必至<ZAKZAK >

ZAKZAK
ホーム>http://www.zakzak.co.jp/
権力闘争ドロ沼の中国 習近平体制下の反日過激化は必至
2012.10.15
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121015/frn1210151810004-n1.htm
▼全文引用

 中国の権力闘争が大詰めを迎えている。来月8日から開催の第18回中国共産党大会まで1カ月を切り、次期総書記に就任予定の習近平国家副主席(59) と、影響力を残したい胡錦濤国家主席(69)、いまだに隠然たる力を持つ江沢民前国家主席(86)が、水面下で激しく牽制しあっているのだ。混とんとする 党幹部人事で国内は混乱。習体制が難題を抱えてスタートすれば、さらに対日強硬路線を強めることになりそうだ。

 「習氏ら高級幹部子弟に よる『太子党』と、江氏らの『上海閥』は一体化して、胡氏率いる『団派(共産主義青年団)』と敵対している。これまで、団派が中央だけでなく地方でも約 60%の書記を押さえて優勢とみられていたが、ここに来て、太子党+上海閥が猛烈に逆襲している」

 こう語るのは中国事情に詳しい評論家の黄文雄氏。台湾出身で、拓殖大学日本文化研究所客員教授も務めている。

 中国は次期共産党大会で、胡体制から習体制に政権が移行する。ところが、いまだに執行部人事が決まっていない。10月開催とみられた党大会がずれ込んだのも、主要ポストをどこが握るかという主導権争いが激化しているためとされる。黄氏は続ける。

  「太子党である薄煕来・前重慶市党委書記が失脚したのも、胡氏の筆頭補佐官の息子がフェラーリで死亡事故を起こしたのも、激しい権力闘争の一端だろう。そ んな時に、日本が尖閣諸島を国有化した。台湾などの情報では、習氏はこれを利用して、胡氏の影響力を削ぐため、古巣の浙江省に籠もって、反日デモと尖閣工 作を陣頭指揮していたようだ」

 習氏は先月上旬、クリントン米国務長官との会談をキャンセルするなど、2週間にわたって動静不明となった。重病説や暗殺未遂説などが流れたが、「反日」を利用して政敵相手の権力闘争をしていたのか。

 黄氏は「団派と太子党+上海閥のパワーゲームの行方は分からないが、習氏が次期総書記になることは間違いない。ただ、習近平時代はかなり厳しい時代となる」と分析する。

  毛沢東や●(=登におおざと)小平時代に比べて、中国共産党の権威や権力が落ちているうえ、今年4〜6月期の国内総生産(GDP)が約3年ぶりに8%を下 回るなど経済成長力も鈍っている。都市部だけでなく、農村部でも所得格差は深刻なうえ、官僚腐敗への不満は高まっており、年間18万件から30万件の暴動 が発生している。黄氏はいう。

 「民衆の不満はピークに達しつつある。もともと、中国では太子党や上海閥への人気はない。『上海人=裏切 り者、お金だけの人』という意味合いもあるほどだ。習氏は八方美人的なところがあり、利益配分もうまくいかないだろう。国内の混乱や人々の不満をそらすた めに、さらに過激な『反日強硬路線』をとる可能性がある。日中衝突はあり得る」

 現在、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海や接続海域では、 中国の海洋監視船や漁業監視船が連日のように侵犯・侵入行為を繰り返している。当然、背後には中国人民解放軍が控えている。日本の総兵力が、陸自15万 4000人と海自・空自の約7万人を合わせた約23万人(推定)なのに対し、中国軍はその10倍の約230万人。大丈夫なのか。

 沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「数字だけの比較は、あまり意味がない。実際に戦える兵力や装備の性能など『指向可能兵力』を比較・分析していけば、中国軍は問題ではない」といい、こう解説する。

  「中国は、陸軍の大半を国内の治安維持に当てざるを得ない。空軍も最新鋭である第4世代戦闘機の性能やパイロットの能力などにおいて航空自衛隊の脅威では ない。海軍も同様。最近就役した空母『遼寧』は艦載機さえ飛ばせないのではないか。日米安保も機能するため、現状では『中国軍は恐るるに足らず』だ。当 然、中国軍のエリートたちは『勝てない』と分かっている。孫子の兵法の国ゆえ、強硬派の将軍などが日本を恫喝して脅してみたり、日本国内で育てた工作員な どに日米離反工作を仕掛けさせている」

 国内の混乱や不満をそらすため、反日強硬路線を激化させる隣国に対し、日本はどう立ち向かうべきなのか。前出の黄氏はいう。

  「中国と日本では文化も文明も違う。『価値観の共有』など無理だ。日本では『お互いが腹を割って話し合えば…』などとよく聞くが、中国人相手に腹を割れ ば、いいカモにされるだけ。孫子の兵法には『兵は詐を以て立ち』とあり、彼らは相手を欺くことを考えている。中国人とどう付き合うかではなく、まず、付き 合わないことを考えるべき。次善の策として、付き合わざるを得ない場合、どうするかを考えた方がいい」



関東時事日記
☆ホームページのご案内
関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所