「北の山・じろう」時事問題などの日記

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防護服を用意するが着るのはNG? 福島除染ボランティアの矛盾<税金と保険の情報サイト>

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防護服を用意するが着るのはNG? 福島除染ボランティアの矛盾
2012年11月24日 20:00
http://www.tax-hoken.com/news_apsSeGGBwO.html?right
▼全文引用


近隣で暮らす住民に配慮せよ
福島第一原発事故により汚染された地域で除染ボランティア活動を主催するNPO法人オンザロードの募集要項に批判の声が上がっている。人数分の防護服を用意するが、着用については、「近隣で暮らす住人の気持ちに配慮せよ」というのだ。
図URL
http://www.tax-hoken.com/files/429/724f48eb5750274bbceac6124cbb8c8d.jpg

福島県とNPO法人が企画
問題の除染ボランティア活動は、福島県とNPO法人オンザロード福島事務局が共同で企画する「福島元気祭り!クリーン大作戦」。福島市大波地区で12月1日〜10日に地域の除染活動を行うというもの。

昼は、住民とボランティアが、みんなで力を合わせて、本気の除染作業! 夜は、福島自慢の温泉に浸かりながら、最高の食と最高の音楽を地元の方と一緒に楽しむ! 福島県内、そして、日本中から、熱いハートを持った男達が大集結する、史上最高にHOTな10日間の祭 in フクシマ! 1日だけの参加でもOK! 「福島の人のために何かしたい」という熱い想いがある人は、ぜひ、一緒に汗を流そう!(「福島元気祭り!」HPより抜粋)

除染してもすぐ再汚染
大波地区は福島第一原発から北西約55kmに位置する。昨年は同地域で作付けされたコメから630ベクレル/kgのセシウムが検出されるなど、一帯は高濃度で汚染されているが、避難指示地域には指定されていない。

昨年10月には国による面的な除染が行われた。除染後は一時的に線量が下がるものの、雨などで汚染物質が移動するためすぐ元の数値に戻る。

町会長を務める栗原俊彦さん自宅前の側溝では、今年3月の除染により9μシーベルト台から2μシーベルトにまで低減された。ただ8月には10.36μシーベルトに戻ったという。

不安と威圧感を与える
同地区では国に再度の除染を求めているが、環境省からは回答がない。こういった状況の中、一般市民の手で除染を行うのが「福島元気祭り!クリーン大作戦」。

ただ、同活動には疑問点も多い。HPではボランティア活動による被ばくについて、10日間で37.04μシーベルトになる、との試算を示す。同時に年間100ミリシーベルト以下の被ばくでは影響が確認されていない、とする国際放射線防護委員会(ICRP)の見解も紹介し、安全性をアピールする。

しかしながら「100ミリシーベルト以下は安全」というのであれば、そもそも同地区の除染は必要ないことになる。

さらにボランティアに対しては人数分の防護服を用意している、としながら、下記のようなただし書きを添えている。

防護服は全員分手配しています。防護服の着用は個人の自由ですが、防護服を着用して作業を行うということは、住民に不安や威圧感を与えてしまうということを十分に理解した上、判断して下さい。大波地区の住民は作業場所内にも防護服なしで住んでいるということを忘れないで下さい。(「福島元気祭り!」HPより抜粋)

これこそ「不安や威圧感を与える」ただし書きである。
外部リンク
◆福島元気祭り!クリーン大作戦
http://www.fw-p.jp/genkimatsuri.html

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