「北の山・じろう」時事問題などの日記

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衆院選 震災後を選ぶ<3> 悲惨事故 「脱原発」願う

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衆院選 震災後を選ぶ<3> 悲惨事故 「脱原発」願う
2012年12月11日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20121211/CK2012121102000122.html
▼全文引用

 脱原発を含む自然エネルギー推進、地域エネルギー創出を掲げるユニークな喫茶店「みかんや」は、平塚市代官町の住宅街の一角にある。

 運営するのはNPO法人「ひらつかエネルギーカフェ」。昨年の福島第一原発事故で被災した福島県飯舘村の女性たちが作る農産物加工品を購入、月一度の割合で販売するなどの支援活動を続けている。

 新たな試みとして十二日からは、国から貸与された放射性物質の濃度を測る測定器を用い、市民が持ち込む食品の簡易検査に取り組む。

 代表の大嶋朝香さん(60)は「ひとたび原発事故が起これば、周辺住民は住まいを追われ、仕事を失い、家族離散もしかねない。昨年の事故で、その悲惨さを見せつけられたはずなのに、まだ推進しようとする勢力がいる」と憤る。

 ひらつかエネルギーカフェは二〇〇七年七月に発足。翌月、築四十年の民家の離れを、さまざまな省エネプランに基づいてリフォームした活動拠点「みかんや」を開業した。

 会員は約三十人で、学者や環境問題に関心のある市民らで構成。省エネ・節電講座や自然エネルギーの相談事業を中心に活動してきた。

 原発事故の後は、市内のホットスポットの空間線量を測定する講習会や、食品による内部被ばくの危険性に関する学習会などを開催。こうした試みが、食品の放射性物質検査に結びついたという。

 脱原発を大きな争点としている衆院選への関心は、当然ながら高い。大嶋さんは「脱原発の旗を確実に掲げているところはどこなのか」と、各党の主張に目を光らせる。

 理事の田中良治さん(67)も「脱原発や、市民が使用エネルギーを選択できる発送電分離施策を願う仲間たちがたくさんいる。彼らの思いに応える政治に期待したい」と訴えた。 (加藤木信夫)

    ◇

 ひらつかエネルギーカフェ=電050(5552)8459=と平塚市が共同で実施する食品の放射性物質検査は、原則毎週月曜と水曜の午後に実施。予約と問い合わせは平塚市市民情報・相談課消費生活担当=電0463(20)5775=へ。
◆エネルギーカフェ代表 大嶋朝香さん <私と3.11>

2011年

3月11日 横浜で若者就労支援ボランティアをしている最中に震災に遭う

 〜3月末日 福島第一原発事故を受け、かねて親交のある福島県飯舘村民らから情報収集

4月30日 平塚市内で飯舘村民らを招いて現状報告シンポ、参加者とネットワークづくり、以後複数回開催

11月   被災者支援のニーズ聞き取りのため被災地入り

 12年

3月   飯舘村の女性が作った農産物加工品買い取りと湘南地域での販売開始

3〜4月 浜岡原発(静岡県)運転凍結要望書を湘南地域の環境団体らと連名提出

12月12日 活動拠点「みかんや」で、食品の放射性物質検査を開始予定
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