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柏崎刈羽原発:5号機ロッド湾曲問題、核燃料棒同士が接触 規制委「安全満たさず」 /新潟<毎日新聞

毎日新聞
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柏崎刈羽原発:5号機ロッド湾曲問題、核燃料棒同士が接触 規制委「安全満たさず」 /新潟
毎日新聞 2012年12月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121213ddlk15040033000c.html
▼全文引用

 東京電力柏崎刈羽原発5 号機で、核燃料の間に挿入する部品「ウォータ・ロッド」18本が曲がっていた問題で、東電は12日、曲がったロッドによる圧迫で使用済み核燃料棒1本が曲 がり、隣り合う使用済み核燃料棒と接触していたと発表した。原子炉内でも接触状態で運転されていたとみられる。原子力規制委員会は、接触を「安全確保に必 要な機能を満たしていない状態」と認定し、東電に、原子炉等規制法に基づく詳細な報告を求めた。

 東電は「今回の接触部分は、核燃料棒の先端近くでウランなどを含んでいない空洞部のため安全への影響は 軽微」とするが、接触の場所や状態によっては燃料棒が過熱する可能性もあるという。規制委は「接触は原子炉の設計上、考慮されていない事態」と指摘。原子 力トラブルの国際評価基準「INES」で、0〜7までの8段階中、下から2番目の「レベル1(逸脱)」と暫定評価した。

 曲がったロッド18本は、いずれも原子炉から出され、水中にある使用済み核燃料の間に挿入されている。 東電は18本中、曲がりのひどい2本を遠隔操作できる小型カメラ(ファイバースコープ)で検査した。うち1本のロッドが核燃料棒を圧迫し、約3・5ミリ離 れているべき隣の核燃料棒に接触していた。

 曲がった疑いのあるロッドは同原発で500本以上あり、うち検査済みは23本。東電は今後、検査範囲を広げるなどして状況を確認し再発防止策を検討する。【高木昭午】
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