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武田邦彦氏が「石油はあと8000年は大丈夫」というその根拠は<NEWSポストセブン>

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武田邦彦氏が「石油はあと8000年は大丈夫」というその根拠は
2013.03.24 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20130324_176782.html
▼全文転載


 節電意識の高まりの背景にはエネルギー問題があり、例えば石油など「あと40年で枯渇する」などといわれることも多い。ところが、中部大学教授の 武田邦彦氏(工学博士)によると、「石油をいまのまま使い続けてもあと8000年は大丈夫」だという。新刊『武田教授の眠れない講義 「正しい」とは何 か?』(小学館)を上梓したばかりの武田氏が解説する。

 * * *
 学者として「8000年」という根拠を説明しましょう。そもそも石油は、さまざまな生物の死骸が長い年月をかけて変化したものです。このおおもとは、炭素(C)です。46億年前に誕生した地球は、ほとんどが二酸化炭素(CO2)でした。

 その後、ラン藻類のような、二酸化炭素を体内に取り込み、炭素だけ残したまま、酸素(O2)を放出するという生物が登場しました。そのおかげで、われわれ人間のような、酸素を取り込んで呼吸する生物が誕生したというわけです。

 炭素を体内に取り込んだ生物は、通常、死ぬと体外に炭素(C)を放出するのですが、中には炭素を抱え込んだまま、死骸となって海底に埋まってしまうものがいました。これが、長い年月をかけて石油となったわけです。

 地球が誕生したときには空気の95%がCO2だったのに、二酸化炭素が減って、酸素の割合が増えたということは、それだけ炭素を抱え込んで死骸と なった生物がいるということです。つまり、炭素の量を計算すれば、どれだけ石油があるか、大まかな総量がわかってしまうというわけです。

 私の計算からすると、いまのペースで消費しても、あと8000年は大丈夫なのです。

 ではなぜ「あと8000年」が「あと40年」になってしまうのでしょうか。実はカラクリがあって、「あと○年」という数字は、「いま採掘してい る、あるいは石油メジャーがある作戦のもとに採掘可能な石油を公表している数字、それをもとに計算すると……」ということなのです。

 故意に隠していたり(これがもっとも大きい)、新たに採掘可能な油田が見つかったり、それまで採掘が難しかったものが技術力で採掘可能になったり すると、一挙に「あと○年」が増えるのです。つまり、「あと○年」というフレーズは、石油で商売をしている石油産出国と石油メジャーにとって、都合がいい から使っているというだけなのです。

武田邦彦/著『武田教授の眠れない講義 「正しい」とは何か?』より

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