夏の暑さ対策(熱中症から身を守るために)2013年7月
ここ10年くらいの夏の暑さは、「殺人的」とも言えます。
熱中症になる人が、後を絶ちません。
本格的に、暑さ対策を考えることが必要でしょう。
今日は、主に外で働く人のために予防方法を考えてみます。
私自身は、これまで内勤の仕事で空調設備のある建物で働いていました。
今年、外回りの仕事になりました。
外で働くのは、15年ぶりくらいです。あまりの暑さに、驚きました。
自分自身も熱中症の初期症状が出ました。
そこで、私が普段から心がけていることを書きます。
(1)クーラーを自分の家では、全く使用しない(クーラーがありません)
もっとも、これは鉄筋コンクリートの住宅に住んでいる人には無理かもしれません。
鉄筋コンクリートの住宅に住んでいる場合は、クーラーなしで過ごすのは、無理かもしれません。
外気や室温が低い日は、換気や扇風機を使用して、出来るだけクーラーを使用しない事が大切だと思います。出来るだけ、外気に体を適応させるよう努めることが必要だと思います。
私は、これまで自分の家にクーラーを設置したことがありません。35度くらいの室温でも扇風機で過ごします。長い間、こうしていますので室内の暑さには、ある程度の耐性があります。
(2)外では、とにかく水分を補給することを心がけています。
起床後仕事を始めるまでに、大体600ml~1リットルの水分を採ります。
日中は、1.5リットル~2リットルの水分補給をします。
当然、塩飴を嘗めるなどして、塩分の補給もします。
しかし、ここで疑問があります。塩分の取りすぎは体に害があります。
どの程度の、塩分を補給すれば良いのか??
「ちょうどいい塩加減」とは? - 日経BPネット
http://business.nikkeibp.co.jp/ecomom/magazine/21japanesefood/2.html
1.塩がないと人間はどうなるの?
http://www.natural-salt.com/story/01.html
人間の体に必要な塩分量/塩と体の話 -減塩ネット-
http://gen-en.net/sio-need.html
(一部転載)
体内に必要な塩分量
人体の塩分濃度は人体の水分量の約0.85%といわれています。
人間(成人の場合)は、体重の約60%は水分(※1)なので、 体重60Kgの成人なら、体内に必要な塩分量は以下のように計算できます(単純計算ですが・・)。
更に?
熱中症予防には塩分?人間の体と塩分摂取の関係
(一部転載)
熱中症予防をする際の塩分摂取のポイント
熱中症予防には、自覚症状の有無に関わらず、定期的な水分・塩分(ナトリウムなどのミネラル)摂取が必要です。塩分濃度としては、0.1~0.2%の食塩水、または、ナトリウム40~80mg/100mlのスポーツドリンク・経口補水液などを摂取しましょう。
おわりに
熱中症は適切な予防をすれば防ぐことができます。のどの渇きを感じなくても、早めにこまめな水分・塩分補給をしましょう。
(image by PresenPic)
これらの記事が、参考になると思います。
(3)ビタミンとミネラルについては、栄養補助食品を毎日摂取しています。「ビタミンとミネラル」については、食事からだけでは足りないと思います。特に外食が中心の人は、完全に不足していると思います。
(4)食事と睡眠が、不足しないように心掛けています。
(5)外では、体の内部から体を冷やす必要があります。
(ア)ハンド・タオルを水で濡らして体温を奪う事で体温を下げるようにしています。特に、後頭部や首筋は、涼しくまたは冷やすようにしています。首の頸動脈を冷やすと脳へ行く血液の温度が下がり、「頭の内部から頭の温度を下げる効果があるであろう」と言う考えです。
(イ)冷凍ペットボトルを利用しています。
常に、氷水が飲めるようにしています。
現在の外の暑さを考えるなら、「体に悪いから冷たい飲み物は程々に」と言う考えは現実的では、無いと思います。とにかく体を内部から冷やすことを考えるべきだと思います。
※(ご注意!)ただし、このやり方は、かなり胃腸に負担を掛けます。ですから、仕事以外の時間帯は、出来るだけ胃腸に負担を掛けないようにしています。下痢をしてしまえば、熱中症へ、一直線です!!!
(ウ)日陰があれば、出来るだけ日陰にいるようにする。
日陰に入れるのに、日向にいるのは「アホ」だと思います。
もっとも、仕事の都合では日向にいなければならない場合もあります。
このような場合は、出来るだけ小まめに休憩を取るなど職場単位で話し合いを持つことが大事だと思います。
「熱中症は、危険だ!」
と言う考えを、皆で共有することが、結果として全員の体を守ることになります。
(5)冷凍ペットボトルを作るコツ
(これは、私が実際にやってみました。)
①一晩で作ったものより、数日かけて凍らせたもののほうが、長持ちする。
②携帯に便利なように、500ミリ・リットルのペットボトルで作りますが、1リットルなら、さらに長持ちします。
ご家庭で利用する場合は、もっと容量が大きければさらに長持ちすると思います。
③冷凍ペットボトルをアルミホイールで包みます。これで、さらに長持ちします。
⑤すぐ飲む分は、半分冷凍して、出かけるときに残りの半分を冷蔵しておいた飲み物を入れて、半分は液体の状態にしておきます。
⑥午後に飲む分は、全部冷凍します。アルミホイールで包むのは同じです。
⑦予備(補給用)として、1リットルのペットボトルを冷凍して持っていきます。
合計、2リットルの水分補給用のペットボトルを携帯して仕事に行きます。
⑧すぐ飲む分は、携帯型の簡単な保冷機能のついたキャンプ用品などを利用して身に付けておきます。
⑨午後の分と予備(補給用)の分は、100円ショップなどで売っている保冷袋にいれておきます。
※以上は、私が実際に日常していることです。仕事で自動車を使う人は、自動車に積むことが出来ます。しかし、徒歩・自転車・バイクなどを仕事の足にしている人は携帯するしかありません。
合計2リットル(=2kg)を携帯するのは大変です。しかし、それが熱中症から自分の身を守ることになるのなら??
頑張って、2kg背負って行くのも、一つの考え方ではないでしょうか??