「北の山・じろう」時事問題などの日記

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これから本格化する海洋汚染 あふれ出す福島第一の汚染水
 2013年8月6日 03:00
http://www.tax-hoken.com/news_aM56VG08Tq.html

▼全文転載

 

止まらない汚染水の漏出

福島第一原発からあふれ出す汚染水が止まらない。地下水の高濃度汚染が発覚、さらに海へ漏れていることを認めて、ようやく対処を始めたが、もはや止める手段がなく、とてつもないレベルの汚染水が、海へ流れ出ることが確実となっている。

汚染水
 
 
土壌のガラス固化に意味なし

福島第一原発で、地下水の状況を把握するために掘られた観測用井戸の水位が上昇している。30日時点で、地表からわずか1メートルとなった。

東京電力では、海に流れ出ることを防ぐため、土壌に水ガラスを注入して「壁」を作っているが、この「壁」は地表から1.8メートル以深に作られている。水位が上がった地下水が「壁」を乗り越えて今後どんどん海に流れ出ることは確実な情勢だ。

7月にはこの地下水から約63万ベクレル/kgのトリチウムや、1万7900ベクレル/kgのセシウムなどが検出されており、汚染レベルは極めて高い。このまま海に流れ出続ければ、周辺海域はもちろん、世界中の海を汚染することになる。

9億5000万ベクレルが地上に吹き出す

さらに、東京電力は1日、2号機海側の地下道につながる立て坑にたまっていた水から、9億5000万ベクレルという超高濃度の放射性セシウムを検出した、と発表した。ベータ線を出すストロンチウムも5億2000万ベクレルと、これまで検出されたものとはけたが違う。

東京電力では、この汚染水が海へ流出しているかどうか調査中としている。今後も、地下水の水位が下がることは考えにくく、海側の土中に壁を作ったせいで、逆に地表に吹き出す危険性が増した。

立て坑の水と混じって地表を汚染すれば、近づいて作業することすら困難な状態になる。原子力規制委員会田中俊一委員長は2日、こういった状況を受け、貯水にも限界があることから、海洋放出せざるを得ない、という見解を示した。

基準値以下に浄化することが条件としているが、セシウムは除去できても、トリチウムを取り除く手段はない。結局、内部被ばくのリスクはセシウムの15倍とも言われるトリチウムを高濃度に含んだままの水を海に放出することになる。

冷温停止した、とされる福島第一原発だが、本格的な汚染はこれから始まる。

 

外部リンク

◆海側地下水および
海水中放射性物質濃度上昇問題の現状と対策
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/

 

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