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埼玉 掃除機のゴミから放射性セシウム1080ベクレル
2013年8月8日 11:00
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▼全文転載
埼玉県飯能市の民家で使用した掃除機のゴミから、放射性セシウム1080ベクレル/kgが検出された。5日、市民放射能測定所が発表した。
福島第一原発では、2011年に発生した爆発事故で、大量の放射性物質が放出され、福島から関東一円にかけて降り注いだ。
以降も放射性物質はずっと放出され続けており、昨年9月に東京電力が発表した資料でも、毎時1000万ベクレル、1日あたり2億4000万ベクレルを放出していることが示された。
そ の結果、一般家庭の中にも、思わぬ形で放射性物質が入り込んでいるケースが見られる。5日に市民放射能測定所が発表したデータによると、埼玉県飯能市市場 の民家で使用された掃除機のゴミから、セシウム134が328.5ベクレル/kg、セシウム137が752.4ベクレル/kg検出された。
問題の掃除機を使用した部屋は、東日本大震災が発生した2011年3月11日からずっと、掃除されていなかったという。今年7月8日に掃除を行い、そのゴミを検査に出したところ、計1080ベクレル/kgものセシウムが検出された。
食品の出荷基準値は100ベクレル/kgとなっており、その10倍にあたる。室内のほこりは、呼吸によって体内に取り込まれることがある。特に子どもがいる家庭では、内部被ばくのリスクを避けるためにも、注意が必要だ。
外部リンク
◆市民放射能測定所
http://www.crms-jpn.org/mrdatafoodymd/
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