「川内廃炉を」鹿児島・姶良市議会が決議 30キロ圏
2014年7月12日11時45分
http://www.asahi.com/articles/ASG7D2JXBG7DTLTB004.html?google_editors_picks=true
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鹿児島県姶良(あいら)市議会(定数24)は11日、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の再稼働に反対し、廃炉を求める決議案を可決した。原発から30キロ圏の9市町議会で、再稼働に反対の意思を示し、廃炉も求めた決議は初めて。
決議は、県民の安全確保上重要な課題が未解決なままでの拙速な再稼働に反対し、廃炉を国や原子力規制委員会に働きかけるよう、伊藤祐一郎鹿児島県知事に求める内容。「最大の事故対策は廃炉」と主張する住民からの陳情を採択し、同趣旨の決議案を反対1の賛成多数で可決した。決議の内容を意見書にして知事あてに提出する。
姶良市は薩摩川内市に山間部で隣接し、原発から30キロ圏の緊急時防護措置準備区域(UPZ)に9世帯11人が住んでいる。
伊藤知事は、再稼働への地元同意は県知事と薩摩川内市長、それぞれの議会の4者で足りるとし、30キロ圏のほかの自治体の同意は不要との考えを示している。
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