「熱中症は、ごく普通のことです」
と言う意識に欠けているから、夏になると「熱中症」になる人が大勢発生するのだと思います。県によっては、かなり意識して対策に取り組んでいる県もあるようです。
「熱中症」は特別なことではなく、夏ごろにごく普通に発生する、と言う意識を持つ必要があります。そうなれば、「熱中症」にならないように注意しようとなるはずです。
体力の低下が一つの原因になります。
つまり、お年寄りや子供ですネ?
「学校で熱中症が発生した」と聞くと、ゲンナリします。
「学校の先生は、何を考えているんだ??」と言う意味です。
今回は、飲用水と軽食です。
水に関しては、ご承知の人も多いと思いますが真水を飲むのは、逆効果になる場合があります。脱水症状が起きかけている時に、真水を飲むと体内の塩分濃度を調整するために、更に大量の汗をかくという減少がおき、体内の塩分が更に失われます。
水+適量の塩分が必須なのです。
これは、結構汗をかいた後、自分の腕や足首筋などを見たり触ったりすると、よく分かります。塩の結晶が見えたり、塩でザラザラしています。それは、体内の塩分が大量に失われた(体外に排出された)事をあらわしています。
では?どのていど塩分を補給すればよいか??となると、よく分かりません。
適切な水に対する濃度はあります。しかし、それを一々実行する人は、ほとんどいないでしょう。
一番簡単なのは、スポーツドリンクを利用することです。
これには、適量の塩分が含まれていて、自分で塩分を調整する手間が要りません。
ただし、問題が一つあります。スポーツドリンクには糖分も含まれています。
スポーツをする人のためのスポーツドリンクを大量に毎日飲むと、カロリー過多になる可能性があります。以前、テレビで見ましたが水の代わりにスポーツドリンクを大量に毎日飲んでいた人が糖尿病になってしまったと言う内容でした。
スポーツドリンクを利用する場合は、カロリーオフのタイプの商品を利用した方が良いと思います。カロリーオフと表示してあっても、成分表を見るとカロリーがある場合があります。
人間は、一日2リットルの水分が必要だとされています。
夏場の暑いとき、外で仕事をする人などは、日中だけで2~5リットルが必要です。分量は、仕事の内容により変わります。これを全部、スポーツドリンクにするとカロリー計算は不可欠になります。
その分を、食事のカロリーから差し引かなければならないのです。もし、食事のカロリーを普通に取ると、カロリー過多になります。これが、スポーツドリンクを大量に飲み続けた場合の糖尿病のリスクです。
私は、スポーツドリンクも利用しますが、他塩分のない飲用水も利用します。
この時、塩分補給のために塩味のお菓子を一緒に食べます。
ソフトせんべいなどです。食欲の無いときは、これで結構軽食の代わりになります。
あるソフトせんべいのカロリー表示を見ると、2枚で69kカロリーとなっています。2枚1パッケージなのでパッケージを3つ4つ食べると軽く、軽食の代用になります。
とにかく、汗をかいたら水分を補給しなければなりません。その時「塩分」も合わせて補給しなければなりません。
汗を大量にかくということは、もう一つ考えるべきことがあります。
汗とともに、体内の塩分以外のミネラルやビタミンも失われている事です。
これにたいしては、私は「マルチ・ビタミン・ミネラル」の栄養補助食品を利用しています。
「ビタミン・ミネラル」は、普通に食事をするとほぼ必ず不足します。
放射能汚染がある現在は、食品に偏りが出てしまうこともあるでしょう。
(汚染食品の摂取を控えようと考えるなら)
その意味でも、適切な量の「ビタミン・ミネラル」の栄養補助食品を利用することは有効であると思います。
私が、塩分補給に「お漬物」を挙げなかった理由は、分かりますネ??
産地によっては、結構セシウムが検出されています。
「お漬物」や「梅干」は、産地を考える必要があります。
そして?ソフトせんべい
ちゃんと、原材料の産地表示を見ましたよ?
タイとアメリカと日本の材料が使用されていました。
単純計算では、日本産の原材料は3分の1と言うことになりますネ?
色々と、細かく吟味?しないと、だめですよ!
☆ご注意
塩分を取るのは、汗をかく季節だけです。
汗をほとんどかかない季節に、こうすると塩分過多になります。